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”脳科学”の賢い休憩の取り方・【下】

多くの人は時間管理術や集中力トレーニングと聞くと、集中力をどうやって上げるのか・どうやって集中力持続時間を伸ばすのかという思考回路になるかと思います。


確かにそれも正しいです。集中力を上げる方法はごくごく簡単なので一応書いておくと、まずは「集中力」「余分な意識の排除」「注目力」の2つの要素に分けられるということを昨日の記事でお話ししました。

じゃあこの二つを上げれるだけですよね。



ただのおまけ:「今すぐできる」集中力の上げ方


「余分な意識の排除」はイヤホンか耳栓をして周りの音が聞こえなくして、身の回りを整理整頓して視界に入るものを極力仕事だけにする。

「注目力」はマルチタスク(複数のタスクを同時にする事)をやめてシングルタスク(一つの仕事だけをする事)に変えて、部屋の温度を少し寒いかなぐらいにすると上がります。後はマインドフルネスという瞑想だけでも十分すぎるぐらいに上がります。

「集中力持続時間」は毎日仕事をする時間を「後5分だけ」といって毎日最後の5分だけ仕事を延長していけば自然と集中力持続時間は伸びていきます。


他にも方法はたくさんあるのですが、今回はまひろが効率的かつすぐできる集中力の上げ方を厳選して書いてみました。全部すぐできるので、今から試せますね。

こうやって多くの人は時間管理術といえば「いかに集中力を上げるか」「いかに集中力持続時間を伸ばすか」と考えます。




それも大切なのですが、実はそれができてきたらもっと効率的な方法があるんですよね。

という事で今日はそれについてお話ししていきます。




心理学歴10年、まひろです。

僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。

要するにまひろは心理学の知識を使ってビジネスのやり方を発信している者です。




集中力を上げるのではなく、集中力が高いタイミングに合わせろ


まず、まひろの時間管理術とは集中力を自分で高める考え方ではなく、自分の集中力が高い時間やコンディションに仕事の時間を合わせる・または持ってくると言った考え方です。

例えば多くの人が想像する時間管理術とは仕事の時にいかに集中力を上げるかという方法でしょう。しかしまひろはやり方が果たして一番効率が高いのかというと、そうではないと考えています。


あなたはサッカーの試合を見たことがありますか?

後半が終わるまで勝っていたのに最後のアディショナルタイムで同点になりPKで負けるという試合を見たことありませんか?

最後の最後に逆転。自分の応援しているチームなら喜びますが、それが逆の立場ならブチ切れですよね。

しかしプロのスポーツ選手とは精神トレーニングを一般人に比べてかなり入念に行っています。

例えばPKなんかも、常人では広いスタジアムいっぱいに入っている人の前で「自分がこれで外したら負ける」というプレッシャーには耐えられないでしょう。

しかしプロのメンタルの強さはやはり素晴らしいものがあって、そんな中でもどうにか実力を出します。これってすごい事ですよ。常人ならあんなプレッシャーをかけられたら過呼吸か足が震えるかしてPKどころじゃないですからね。


しかし、そんなトレーニングを積んでいる人たちでも集中を維持できないこともあります。それはどんな時かというと、先ほどもお話ししましたが最後の最後に逆転負けをしたりする瞬間です。


ということは、何もしていない僕達が常に集中力を保てるかはちょっと疑問ですよね。


だから僕は”集中できるようにする”ではなく”自分が集中できるタイミングに仕事を合わせる・持ってくる”という考えを推しているんです。



✔︎休憩時間に何をするのが良いか


そしてここからが本題なのですが、だからその集中力を落とさないためにするにはまずは、休憩は絶対に必要だということを昨日の記事で説明しました。


あなたなら休憩時間に何をしますか?


因みに、僕は仕事という回答は一番やめたほうがいいと思っている回答です。



休みに仕事はするな


なぜなら、仕事というのは精神や身体へのストレスが大きいから。もちろん適度にというのならいいですが、今の日本の現状を見ると労働環境がいいとはお世辞にも言えません。

朝から電車で数時間かけて出勤し夜も遅くまで残業で家に帰ると日付が変わる近くもしくはそれ以降、というのが多くのサラリーマンの現実。まひろの記事を読んでくださっている方は経営者の方が多いので、そう言った方はまだ少ないと思うのですが。

そして家に帰ってからも、持ち帰った仕事をしてってやってると本当に日本人の忍耐力や勤勉性には感心するのです。

が、賢いとは言えない。


だから多くの日本人がもし「仕事効率を上げて2時間の何もする必要がない暇な空き時間を作ったならどうしますか?」と聞くと「仕事」と答えるでしょう。

もともと仕事をやる時間だったのだから次の仕事を前倒しでやれば良い、と。


しかし、その勤勉性や忍耐力はまひろ自身本当に素晴らしいと思うのですが、それはある種の思考停止であるとも言えませんか?考えることをやめてしまっている、と僕は感じてしまいます。

本当にそれは効率的な時間の使い方なのでしょうか。ただただ働けば良いという自分の先入観やイメージだけで判断していませんか。

もちろん、やるべき事があるのならそれはそれで良いでしょうが。


人間が好き嫌いに関わらず仕事をやり続けるとどうなるかというとガンになるのがオチです。これは過去のデータを見ても一目瞭然。なぜそんなことになるのかというと、人間は機械ではないから。感情があってストレスを感じる生き物だからです。


だから必ず仕事時間を延ばすのには限界があります。ならば思考を変えて仕事の効率を上げるということを僕はお勧めしているのです。



休憩時間はこれ


ここからが今回の味噌であり本題なのですが、じゃあ空いた時間は何をすればいいのか、というと遊べばいい。

遊ぶと言ってもいろいろありますが、休日や時間がたくさんあるのならクラブに行ったり、友達と飲みに行ったり、家族との時間に当てたり、恋人とデートに行ったり、アニメを見たり。


しかし、「そんな時間ねえよ」って方でも使えるとっておきの時間活用術があります。その中でも僕が一番お勧めするのは、


本を読むこと・短時間睡眠をとる・運動


の三つです。



読書をする


まず読書

時間術によって仕事効率を上げる→時間が余る→本を読んで自分自身のスキルアップをする→仕事効率が上がる→さらに時間が余る→遊べるし本も読める→・・・

こんな感じでずっと続いていきます。これが無敵スパイラルです。

こうすることによってあなたの仕事効率は半永久的に上がりもっと充実した人生が送れそうだと思いませんか?

ただ活字が苦手な人にとっては、これもストレスになると思うので残りの二つはそんな人にとっても簡単で楽しいおすすめ方法です。



睡眠時間を作る


短時間睡眠をとる。これは仕事の合間合間にするのがおすすめです。例えば一番脳科学的に効率的な睡眠時間の取り方90分仕事をしたら15分うたた寝する方法

昨日の記事でもお話ししましたが、思考や集中という脳の活動にはグルコースといういわゆるブドウ糖を使うのですが、人間の脳は構造的に90分集中し続けると脳のグルコースの消費量にグルコースの生産量が追いつかなくなり、一時的に脳が糖不足になるんですよね。

だから90分が人間の限界の集中力持続時間だという事が分かっています。

しかし、15分ほどうたた寝をすればまたグルコースが勝手に生産されて90分脳が最大近く動かせる様になります。だから90分仕事15分うたた寝というサイクルは一番脳を最大限に活かせる仕事の方法となっています。

他にも昼休憩に昼寝で30分取るというのも、とっても脳の疲労回復に効果があるのでオススメです。



【これが最強】運動をする


運動をする。最後に持ってきたのは当然運動が一番効果が高いからです。

運動をするだけで休憩や睡眠は一切不要になるぐらいに。

何が一番おすすめかというと、バーピーと言われるエクササイズです。このやり方は簡単で1分全力でやってから15秒休憩×4セットで集中力は8時間睡眠と同じぐらいまで回復します。

後は男性ならこの短時間の運動だけで、テストステロンというモテモテホルモンが出るのでデートに行く30分前にやっておくと、効果がありますよ。


こんな感じでたった5分間の運動時間だけで、8時間睡眠と同等ですからコスパの鬼ですよ。


後はちょっと仕事疲れてきたな、なんて時は1分だけスクワッドをしてみてもかなり集中力は戻るので、睡眠なんていらないぐらい運動には効果があります。




という感じで、休憩時間や何もする事がない暇な時間は何をするのが良いのかが特に決まっていなかった方は是非脳科学の真髄を活用して、休み時間を制してみてください。



本日の雑談「血液型と性格ってね」


よく日常会話で「まじでお前ってA型よな」って会話耳にしませんか?

血液型と性格に関係ってあるの?そう思って調べたのはもう覚えていないほど昔のことで、多分小学生とかそれぐらいの頃だったのですが、結果から言えば全く関係ありません。

でも日本人は好きですよね、性格と血液型のお話。

僕は昔からなぜそんなくだらない話ができるのかとバカにしていたのですが、最近になってようやく血液型と性格の面白さが分かってきたんですよね。

この前こんな記事を書いたのですが

血液と性格って現代にいまだにいきている、無根拠な逸話で、それこそある種の宗教的な話。

どんな論文を読んでも、研究を探しても血液型と性格に根拠があるなんてデータは一つも見ないのに、みんなほんとに好きですよね。

これから何がわかるのかと言うと、やっぱり今の人間は昔の人間と何も変わらない人間だと言うことです。


人間は事実を信じるのではない、自分にとって都合の良いことを信じます。これは時代が変わっても環境が変わっても人間が人間である限り変わらないこと。

僕なんかは事実と楽しさを追い求める人間なので、自分の性格を知りたければビッグ5でも調べればええやんと思うのですが。

ちなみにビッグ5とは現段階で一番正しいと言われている、人間の性格は開放性・誠実性・外向性・協調性・神経症傾向・の5つの要素が大きな元となっている、という性格形成論です。


メンタリストDaiGoさんがこんな面白いアプリをやられているので、僕もやってみたのですがとても面白かったですよ。

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僕はメンタルの強さ・チャレンジ力が最大になっていて、協調性・社交性・勤勉性が平均以下になっています。個人的にも的確で性格なコンテンツだと思うので、皆さんも是非試してみてください。




まあこんなコンテンツも今の時代無料でできるので、ホント便利でありがたいですよね。興味がある方はぜひやってみて下さい。



それでは、あなたの人生がより豊かになるようにまひろは心の底から応援しています。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。




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