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結婚(含ガッツで求婚ネタ) その3.04 プロジェクターで写真を投影してのイジり 〜リファレンスとしてのバブル初期の結婚式  当たり前過ぎて意識しなくなっていること

日本鋼管高輪クラブ (NKKエース高輪(ホテル))

 その1では
〜改めて考えてみた
先ずは基本的認識の整理から
ということで結婚とは何かのおさらいをしました。

 その2では、
〜始まりは婚姻届提出
ということで、婚姻届の建付けから分かる結婚を考えてみました。

 その3.01は今どきの結婚式ということを深堀りすべく先ずは昭和のバブル期に入った位頃の能天気に明るい結婚式をリファレンスとしてご紹介。
 その後主流となるホテルでの挙式と披露宴のセットとの対比で大学や会社の施設を利用した挙式and/or披露宴のご紹介をしました。

 その深堀りで大学や企業の施設が結構開放されていて稀有な設備をリーズナブルに利用できるというご紹介をしました。

 その3.02はその具体的な例を1つご紹介。

 リファレンスなので当時の雰囲気が伝わるように詳述しています。


 その3.03は、具体的な例1つのご紹介の続き。

 大安吉日、土曜日、June Brideにも拘らず日本鋼管高輪クラブは貸切状態という結婚式当日の詳細。

 ハイソカーで乗りつけ、無宗教なのに神前結婚式をし、披露宴も派手に会社関係、学校関係、親族という構成で120人を超える参加者を迎えるというミーハー(今どき使わない言葉(笑))さ。

 硬い挨拶にも笑いが散りばめられる新しいスタイルの披露宴の走り。

「〇〇(私のこと)君はロリコン(ロリータ・コンプレックスの略)

だと聞いていたが、順当な素敵なお嫁さんで安心しました。」

とか

「ホントに〇〇が研究室に来る時は、実験以外、毎月の土曜日丸一日使う研究進捗報告会、週2回の輪講のみ。無駄に研究室にダラダラ居ないのです。他の同期の4人は順当に研究室に居るのに。なので顔を見れば“あっ会議の時刻か”と分かる程徹底していました。」

などと、受取りようによっては際どいネタを…
硬い挨拶の場面でもイジる軽さと明るさが…

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 今回はその具体的な例1つのご紹介の続々篇。

 ネタバレですが、今どきの結婚式の大進歩をより浮き彫りにするためのリファレンスなので、その部分を少し丁寧に解説しています。

 バブル初期の披露宴は兎に角明るい。


(だからとにかく明るい安村さんの芸が英国でブレイクしているのに好印象を持っているのかも(笑))

 今は高度に編集したビデオが主流ですが当時は写真を集めてスライドにしてプロジェクターで投影することが最先端。

 まだテレビはブラウン管の時代なので超大画面は最新の高輝度プロジェクターの独壇場。ビデオも普及していましたが、編集となるとリニア編集しか無く素人には厄介というレベル。

 ビデオ編集の革命たるノンリニア編集が登場するのは1990年代になってからで、

ノンリニア編集
(ノンリニアへんしゅう、Non-linear editing)
コンピュータを使用した非直線的(ノンリニア)な映像編集方式のこと。2台以上のデッキを使いテープからテープへ映像をコピーするリニア編集に比べ、編集箇所を自由に選択でき、映像データを即座に追加・削除・修正・並べ替えることができる利点がある。1990年代に登場し、PCと共に急速に普及した。

出典

 ですからまるでプロジェクターの画像を紙芝居の絵の様に…

 プロジェクターで投影された画像を使ってイジるスタイルが流行していました。私を含めて当時の20代中頃の人達は、子供の頃にはまだ紙芝居と駄菓子販売をセットサービスする“紙芝居屋さん”という人々が残って居ました。そんな事もあり紙芝居スタイルとその笑いの取り方は知っていました。^⁠_⁠^

 私の場合も会社の同期が写真をスライドにしてくれて見事にイジってくれました。
 出逢うまでの各々の人生をイジりつつ、出逢ってからのエピソードも… 

 それがヤバい
(無理して今風の表現を使いました(笑))

 私達の場合、私は知らなかったのですが、その3.03でもご紹介しました様に、ロリータ・コンプレックスのレッテルが貼られていました。
 同僚だけではなく同じ部署の課長さん(鉄鋼会社では、課長さんは相当上のポジション、部長を役員が兼務する事もありその直前の職位(笑))までも。しかも何と披露宴のスピーチで”私はロリコンだと思っていた“と、会社の管掌役員や新婦側も含めて親族一同が居る前で発言をするほど、私の知らないところで噂になっていたらしいのです。(笑)

 勿論このネタはプロジェクター映像を前にした場でも活用されて…
「(役員対応やマスコットガール(リーダー)をしている)

◎◎(新婦)さんには○○には当面アプローチしないという、"等距離外交"

という密約がのが我々同期5人で締結されていて…

(後で訊いたら、結構マジでアプローチを禁止していたとのこと。まぁ実際吾妹は至極モテていたのは事実。)

"グループ交際"遵守を貫いて居ました。

(そう言えば同期男女10人程度で車2〜3台に分乗してスキー、ウインドサーフィン、ドライブとか、宿泊アリで行ったのはソレだったのね…、誘われたり誘われなかったりしてたけど…と新郎席で思う私。)

まさか〇〇(私)は"ロリコン”なので

(執拗にこのネタをイジり倒してくるなぁ…)

この密約の話は声を掛けませんでした。」

 失笑ではなくてその時はお酒も回っていたので大爆笑。
私1人新郎の席で

”そんなもん、知らんし…
そもそも好きならガッツで行くでしょ
等距離なんてあり得ない…"

と心のなかで冷静に苦笑していました(笑))
なんせ

運と勘としつこさの人生

めぐり逢いの運、それを感じた勘、後はしつこさでパートナーになって頂くだけ…

 まぁ声を掛けられたとしても…

 新入社員の配属が入社して最初のゴールデンウィークに決まって、表面物理学専攻を受けての順当な物理解析系の研究室研究室に配属された時、一足先に化学分析系の研究センターの総合的なフォローを何故か新入社員1人で担当し始めていた吾妹に

にっこり笑って首を少しかしげて挨拶された瞬間

Love “in” at First Sight


(正に“in”で、ガッツリ魅力にLock Onされた感じ)
なので、デートに誘いそれ以降、今思えば元祖
”アッシーくん“

と言って本命でした。結婚までほぼ…毎日デート。今もそうですがマジで底根(ぞっこん)。

 父親が外資系石油精製の会社で、給与天引きの社員割引カード(油田カードと勝手に名付けて、大学生時代から…)を持っていたので、このフリンジ・ベネフィットも最大限活用。ドラ息子と言われようが、一生のパートナー獲得という最重要事項達成のため甘受してもらいました。当時の最高技術のエンジンで低公害、好燃費とは言えやり過ぎと言われますよね。

すいません。

完璧に地球温暖化に寄与

してしまいました。

 親に買って貰った新車のクレスタGX51を弟に貸したら瞬間的な居眠り運転で止まっていた大型の工事車両にオフセット追突して全損。それが吾妹と毎日デートのタイミングと一致して、また買って貰ったGX61を1年間で6万キロ乗り、1年点検でディーラーさんにタクシー並みと驚かれました。
(そこまでしましたが、間違えではなかったと今も思っています。ネタバレですが、それが今どきの結婚式の話に繋がります…)

 ということで会社の管掌役員から大学の恩師、親族に至るまで私は

 ロリータ・コンプレックスだったかも

という印象が完全に刷り込まれた瞬間でした(笑)
 
 もう一つの流れが新郎新婦をイジるゲーム。

ちと長くなったので一旦ここまで。
(講談みたいですね~って知らないか…講談(笑))

つづく

蛇足


 

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