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食べ飲み香り探る

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チョコレート、コーヒー、日本酒、ワイン、ウィスキー、スパイス…香りを味わう探究
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【5月25日更新】また「おいしい」に再会するために。食文化支援の取り組みをつなげる「 #これからの乾杯を支える 」を始めます

【5月25日更新】また「おいしい」に再会するために。食文化支援の取り組みをつなげる「 #これからの乾杯を支える 」を始めます

私たちのnoteを「これからの乾杯を考える場」としたのは、乾杯の楽しさをお伝えするとともに、乾杯好きな方たちをつなげるハブになりたいという想いを込めてのことでした。

新型コロナウイルスの影響を受け、乾杯を楽しむ場である飲食店や、お酒の造り手、農家や漁師の方々が厳しい状況に陥っているということを聞くことが増え、その度にnoteで何かできることはないかと考えてきました。

そんな最中、日本の食文化に

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ブランド創りの「2階建て理論」

ブランド創りの「2階建て理論」

ブランド考える上で大事な2階建て理論

「Minimal - Bean to Bar Chocolate - 」を経営して学んだ事は、ブランドの構成要素を考える時には常に2階建てで考えることが大事であるという事です。

2階建ての、
1階部分はブランドを展開する領域の外してはならないベーシックな要素

2階部分がその領域におけるブランドの差別化要素
つまり類似領域の他ブランドとの違いを明確にする部

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私達はなぜコオロギビールを造ったのか

私達はなぜコオロギビールを造ったのか

※2023/2/24追記
2023年2月現在、弊社ではコオロギビールを製造しておりません。また本ビールの製造にあたり、補助金は用いられておりません。インターネット上での悪質なコメント、事実無根の書き込みや誹謗中傷については法的措置を検討してまいります。

明日からコオロギビールの提供がスタートします。お陰様で2月20日のプレスリリース以来、賛否両論さまざまな反応をいただいています。あらかじめ想定は

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「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

はじめまして。鳥羽周作と申します。「sio」という代々木上原のレストランでシェフをやっています。

このnoteでは、ぼくがふだんどのようなことを考えながら料理づくり、お店づくりをしているのかをお伝えしていければと思います。



ただの「おいしい」ではなく「感動した!」と言われたいぼくが目指すのは、ただの「おいしい」ではありません。「感動」です。

日本に「おいしい」お店は無数にありますが、「

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2019年 マイベストクラフトビールをきめました🍺

2019年 マイベストクラフトビールをきめました🍺

あっという間に2020年になって、気づいたら1ヶ月強が過ぎてしまいました。皆様お元気でしょうか!あらきちです。
2019年は大好きな会社をやめて夫の住むアメリカに移り住んだあと、ビールを飲んだり、キャンプをしたり、寂しくなって日本に帰ったり、ビールを飲んだり、学校に通ってみたり、リモートでお仕事を始めてみたり、ビールを飲んだりしていたらあっという間に過ぎてしまいました。(アメリカ、ビール安い!!最

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誤発注と個包装。

誤発注と個包装。

完全なる誤発注である。

多くの会社と同じく、うちの会社は備品購入にアスクルをつかっているのだけれど、アスクルではお茶やコーヒー、お菓子なんかも取り扱っていて、延長コードやサインペンを購入するついでにぼくは、米菓「ばかうけ」を注文した。業務用スーパー的な、ホームセンター的な、巨大ドラッグストア的なところに置いてある、何十枚も入った「お徳用パック」である。

ところがそのお徳用パック、なぜだか3つも

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超時短スパイスカレーを、生活にとりいれてみる

超時短スパイスカレーを、生活にとりいれてみる

スパイスカレーを毎日のように作ることにした。

作れるかなぁ、続くかなぁ、と、年始から試行錯誤をしはじめ、ここ1ヶ月ちょいで15回ほど作ってみた。

うん、なんとか美味しいのを作れるようになったし、それなりに続けられそうだ。

ということで、noteにも書いてみる。

これからも頻繁に作るよ。
朝に15分で作って食べ、それを昼の弁当にもするつもり。

美味しいし、簡単だし、飽きないし、苦しんでラン

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超時短スパイスカレーを、生活に取り入れてみる(2)〜休日にたまねぎを一週間分炒めておく(30分)

超時短スパイスカレーを、生活に取り入れてみる(2)〜休日にたまねぎを一週間分炒めておく(30分)

先週、こんな記事を書いて、まぁまぁ反響をいただいた。

実際に作ってみた方もわりといた。

美味しいでしょ〜?

スパイスカレーって面倒な印象があったみたいなのだけど、実際は10分ちょいで出来るし、失敗もないし、美味しいですw

で、ボクの場合「超時短でできること」がわりと重要なので、これ以上凝っていくことはあんまりしないと思うけど、たまに「スパイスの調合」とか「作ったもの」とか「わかってきたコツ

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6curry渋谷のランチをオープン化。新しいMIX体験を狙う背景と僕らの思い

6curry渋谷のランチをオープン化。新しいMIX体験を狙う背景と僕らの思い

渋谷店店長の一平です。

突然のお知らせに、びっくりされる方もいらっしゃると思うのですが…

2月から6curryKITCHEN渋谷店の「ランチ営業」を「オープン化」し、非会員の方でも入れる場にすることになりました。
このnoteは、その背景と「オープン化による新しいMIX体験」についてのお知らせです。※夜の時間はこれまでと変わらず、会員制です。

6curry渋谷オープン後、初めてのランチ運営

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焼き芋の甘さと香ばしさが融合!種子島産安納芋を使ったエールタイプが登場【FARM to SVB #03】

焼き芋の甘さと香ばしさが融合!種子島産安納芋を使ったエールタイプが登場【FARM to SVB #03】

ビールの造り手が全国の農産地を訪問し、現地での体験を活かした商品を開発していくプロジェクトとして始まった「FARM to SVB」。

第1弾は広島県因島の八朔、第2弾は北海道厚真町のハスカップを使用して、これまでに二つの個性的な商品をリリースしてきました。そんな「FARM to SVB」の第3弾となるのが、鹿児島県種子島産の安納芋(あんのういも)を使ったもの。

一般的なサツマイモよりも甘味が強

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原料生産地からビールの里へ。ホップ畑から始まる遠野のビール造り【FARM to SVB #02】

原料生産地からビールの里へ。ホップ畑から始まる遠野のビール造り【FARM to SVB #02】

日本の地域の魅力を知ってもらいながら、農作物からつくられるビールの多様性を楽しんでいただきたいという想いから始まった「FARM to SVB」プロジェクト。

これまで同プロジェクトでは、全国各地の生産者さんを訪れ、広島の八朔や北海道のハスカップなど、地域で生産されている特徴的な農作物を使用してビールを造ってきました。

▼前回の記事はこちら

ビールは麦芽、ホップ、水を主原料とし、酵母を加えて発

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農家とのコラボで生まれるビールの多様性と新しいビール文化 【FARM to SVB #01】

農家とのコラボで生まれるビールの多様性と新しいビール文化 【FARM to SVB #01】

日本が開国して、まだ間もない1870年。海外からの玄関口になっていた横浜の地に、一人のビール醸造家が降り立ちました。

彼の名は、ウイリアム・コープランド。アメリカからやってきた彼は、さまざまな文化が入り混じる開港都市・横浜に『SPRING VALLEY BREWERY』というビール醸造所を設立しました。

コープランドが造ったビールは、横浜居留地に住む外国人たちの間でたちまち話題となり、やがて日

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「コト始めの街」に賑わいをもう一度。日本橋兜町にブルックリン・ブルワリー世界初のフラッグシップ店「B(ビー)」オープン!

「コト始めの街」に賑わいをもう一度。日本橋兜町にブルックリン・ブルワリー世界初のフラッグシップ店「B(ビー)」オープン!

2020年2月1日(土)、米国の代表的なクラフトビールブルワリーであるブルックリン・ブルワリーの世界初フラッグシップ店(※1)「B(ビー)」がオープンしました。

場所は日本橋兜町の歴史的建造物をリノベーションして造られたマイクロ・コンプレックス(※2)施設「K5」の一角。施設内には他にもデザイナーズホテルやコーヒースタンド、ライブラリーバー、レストランなど多様な店舗が立ち並んでいます。

ブルッ

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月額5000円で毎日飲み放題の“サブスク”型ワインバーがすごかった

月額5000円で毎日飲み放題の“サブスク”型ワインバーがすごかった

なんだか情報量の多いタイトルですが、お店の仕掛けがとにかく盛りだくさんで楽しかったので、詳しく書いておきたいと思います。

前にぐるなびの運営する「みんなのごはん」でこんな記事を書きました。

本格的なワインを置いてるのに、3000円払えば開店から閉店までずっと店内のワインが飲み放題、しかも食べ物は持ち込み自由(そもそもフードを出してない)という、だいぶブッ飛んでるお店を紹介したのです。

赤坂見

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