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私の日常-About My Days

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私が書いてきた記事のうち「私の日常」にまつわる記事をまとめています。
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2023年8月の記事一覧

大人のダッシュって怖くね?

大人のダッシュって怖くね?

仕事を終えて車を運転していた。

札幌市内を南北につらぬく、通称「石狩街道」を南に向かって車を走らせた。時刻は20時を過ぎている。太陽はとっくに西のはるか向こうに沈んで、夜の闇が札幌を包む。

石狩街道は片側3車線で交通量が多い。当然、信号も多い。

鼻くそをほじくりながらアクセルに右足をのせた私は、前方の信号が赤信号であることを確認した。

ブレーキをゆっくり踏む。

むかし付き合っていた元カノ

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飛行機の中でバスの運転手を思い出す。

飛行機の中でバスの運転手を思い出す。

バスに乗客として乗っていると、バスの運転手がすれ違う車に片手をあげて挨拶する瞬間を見かけることがある。

誰に挨拶しているんだろう? と思ってすれ違った車をよく見れば、同じバス会社のバスで、こちらとしては「なるほど、同じ会社の人間だものね」と気づく。

この光景が全国共通であるのかどうかは分からないが、少なくとも私は過去に何度か見たことがある。

あの挨拶は、仲がいいからなのか、それとも単純に同じ

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ダイエットは永遠に明日から。

ダイエットは永遠に明日から。

鏡にうつる自分の顔は、実際の自分の顔と少し異なる、というのは、ある程度の大人であれば誰もが持っている共通認識かと思う。

飲み会の最後に撮った集合写真に写る自分を見て「ん? この、らっきょみたいな顔の奴はだれだ? あ、私か」となる、あの悲しいやつ。

鏡の中の自分と、現実の自分がなぜ少し異なるように見えるかといえば、左右の非対称性が原因。

おでこからあごの先に1本のラインを引いたときに、目の位置

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同志って言いたいだけの記事。

同志って言いたいだけの記事。

いよいよ病院に来た。
先週の木曜日から痛むこのノド。

もともと扁桃腺を腫らしやすい人間なので、その悪い癖が出た。夏風邪が長引いている。熱は下がったけれども、かわらずノドが焼かれたように痛い。

どれくらい痛いかというと、そうだな。

なんか、まるで、ノドが焼かれたようにノドが痛い。そういう痛み。命に別状はないから、切羽詰まっているわけではない。

だるい身体で20分歩いて、病院にきた。
命の泉。

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キリンは首が長い。

キリンは首が長い。

ノド、痛い。
唾液の飲み込み、つらい。
体温、下がらない。

扁桃腺が腫れやすい。
定期的になる。

そういえばむかし扁桃腺が腫れたときは、すぐに病院に行って、それで点滴をしてもらえば割とすぐにケロリと治った記憶がある。

noteにおいても現実世界においても、扁桃腺を摘出している、という方がいらっしゃって「あ、みんな摘出してるものなんだな」と驚く。

私の妹に言わせると、扁桃腺の摘出は、人生でや

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風邪ひいちゃった。

風邪ひいちゃった。

体温は38.5℃でノドは腫れ、声は出ず。両太ももと腰に気だるさがあり、筋肉痛のような痛みが全身に広がる。

とにかくつらいのはノドで、唾液を飲み込むたびに痛いし、声が枯れているので妻に何かを話しかけても「なんて?」と何度言われたことか。

妻にうつしたらよろしくないので、自宅近くのホテルにチェックインして、クソみたいな日々。

せっかく大川さんが札幌に来ていて、おそらく半径700メートル以内の同じ

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タリーズコーヒーで体験したガチでエグい接客3パターン。

タリーズコーヒーで体験したガチでエグい接客3パターン。

スターバックスとタリーズコーヒー、どちらが好きかと問われると、なんと答えるだろうか?

「どちらでもいい」と答えそうになるものだが、私の場合はスターバックスの方が好きな気がする。

そう思う理由は店員さんのコミュ力だろうか。

スタバは当意即妙のレスポンスができる店員さんが多い気がするのだが、タリーズコーヒーの場合は接客が流れ作業のようになりがちな気がする。

いや、流れ作業で全然いいのだけど、人

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おじいちゃんかおばあちゃんか分からない人。

おじいちゃんかおばあちゃんか分からない人。

いつも通る道に工事現場がある。
マンションの外壁工事をしているようだ。

交通量は多くはなく、1分間に10人が通過するかしないかであるが、工事現場の落下物などから通行人を守るべく、いつも決まって2人の警備員さんがいる。

1人はふくよかな体格の男性。

黒ブチの眼鏡をかけていて、年齢は50歳前後に見える。いつも外にいるからか、日差しを浴びて真っ黒に日焼けをしていて、朝、私が通ると決まって元気に「お

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ギリギリアウトな2人。

ギリギリアウトな2人。

札幌市内中心部に、とあるホテルがある。

そこにはラウンジがあり、椅子とテーブルが並べられ、電源もWi-Fiも使い放題。店員さんの愛想は程よくお手洗いも近い。

そのような素晴らしい環境にも関わらず、利用客は少なく、ほとんど混雑しない。なぜなら、中心部からほんの少しだけ外れた、目立たない場所にあるホテルだから。

私はこのホテルラウンジをよく1人で利用する。電源とWi-Fiは命の泉、ありがとう、ホ

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