いぬ@チケンさん

治験を行う病院やクリニックをお手伝いする会社 (SMO) で治験コーディネーターCRC…

いぬ@チケンさん

治験を行う病院やクリニックをお手伝いする会社 (SMO) で治験コーディネーターCRCとして働くサラリーマンです。専門領域は神経病理、神経科学、精神病理、心理学です。

記事一覧

仕事の楽しさを考える

こんにちは、こんばんは。治験のいぬです。 皆さんは、医療ドラマで白衣を着て、キラキラ輝く医師や看護師の姿に憧れた経験はありますか。 僕はあります。ナースのお仕事…

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仕事って色々あるよね

こんばんは、治験のいぬです。 治験コーディネーターの仕事はとても楽しいもので、 時間があっという間に過ぎていく (忙しいともいう) のですが、 いいことばかり語っても…

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新年度に思う

こんばんは、治験のいぬです。 今日は 4 月 1 日、新年度ですね。桜も少しずつ咲き始めましたが、 ちょっと余りのあるスーツ姿で駅を行き交う新社会人の皆さんを見て、 僕…

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占いと心理療法 2

こんばんは、治験のいぬです。 今日は占いと心理療法と題して書き出した記事の後編です。 やはり長くなりましたが、お付き合いいただけたら嬉しいです。 実際の手技におけ…

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占いと心理療法について 1

こんばんは、治験のいぬです。 今日はタイトルの通り、占いと心理療法についての記事です。 一見するとあまり関係なさそうなのですが、実は・・・と 日頃思っていることを書い…

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治験のプロで居続けること

こんばんは、治験のいぬです。今日は、タグ 「会社員でよかったこと」についての記事です。 僕の仕事は Site Management Organization (SMO) という会社に所属し、治験を…

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まずはここから・医学英語への一歩

こんばんは、治験のいぬです。今日は治験コーディネーターにとって大切な資料の1つである、カルテの英語についてお話しようと思います。 業務の中で見かけるカルテの略語…

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付箋学のすすめ

こんばんは、治験のいぬです。今日は、僕の付箋の選び方に対するこだわりについて語ります。 一流の人間は仕事道具にこだわる・・・という話を聞いて、 とりあえずこだわって…

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治験コーディネーターのおしごと

こんばんは、治験のいぬです。今日は、治験コーディネーターの仕事を、もう少し実務寄りの視点で振り返ってみたいと思います。 治験の「入り口」 長らく病院に通っている…

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付箋職人の朝は早い

こんばんは、治験のいぬです。 今日は、「ちょっとしたコツに気をつけるだけで、仕事は快速で進んでいく」 という視点でお話をしたいと思います。 世の中には本当にいろ…

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臨床開発モニターとのお付き合い

こんばんは、治験のいぬです。 今日は、僕たち治験コーディネーターのバディともいえる、臨床開発モニター (CRA : ※1) について、お話したいと思います。 僕のかつての先…

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内的経験と動機付けについて

こんばんは、治験のいぬです。 今日は、人がなぜ目的や意図をもって日々のお仕事に取り組むことができるのかについてお話しようと思います。 というより、自分で学生時代…

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CRCって、こんなしごと

こんばんは、治験のいぬです。 今日は、僕の仕事である CRC (Clinical Research Coordinator) は どんな仕事なのかについてお話したいと思います。 治験コーディネーター…

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CRCってどんな人?

こんばんは、治験のいぬです。  今日は、CRCのバックグラウンド (どんな人が働いているのか) についてお話したいと思います。  CRCそのものには、求められる医療資格は…

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僕がCRCになったワケ

こんばんは、治験のいぬです。 今日は、僕がなぜCRCになったのかについてお話したいと思います。 CRC全体では、臨床検査技師や生物・医療系の学生、医療機関で働いたあと…

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マネたくが好きすぎる

こんばんは、治験のいぬです。 突然ですが、僕はラランドが大好きです。 今日はコンビのマネージャーである、マネたくさんのハナシ。 ラランドは2014年から活動する男女…

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仕事の楽しさを考える

仕事の楽しさを考える

こんにちは、こんばんは。治験のいぬです。

皆さんは、医療ドラマで白衣を着て、キラキラ輝く医師や看護師の姿に憧れた経験はありますか。
僕はあります。ナースのお仕事とか、医龍とか…最近だとフラジャイルとか。最近でもないか。

実は、医療現場にはドラマのような華やかなイメージとは違う、
地味だけどやりがいのある仕事がたくさんあるんですね。
これに気付いたのは、お恥ずかしながら、治験コーディネーターにな

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仕事って色々あるよね

仕事って色々あるよね

こんばんは、治験のいぬです。
治験コーディネーターの仕事はとても楽しいもので、
時間があっという間に過ぎていく (忙しいともいう) のですが、
いいことばかり語っても仕方がない気がするので、今日はちょっと大変なことを書いてみようと思います。

結局、人間は自分が許容できる範疇のストレスでお仕事をすることになるわけですが、
それだけでは身もふたもない感じがする…。

医薬品開発に貢献する重要な役割を

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新年度に思う

新年度に思う

こんばんは、治験のいぬです。
今日は 4 月 1 日、新年度ですね。桜も少しずつ咲き始めましたが、
ちょっと余りのあるスーツ姿で駅を行き交う新社会人の皆さんを見て、
僕も新入社員時代を思い出しました。

新年度を迎え、多くの企業で新入社員が社会人としての第一歩を踏み出しましたね。
新入社員のみんなが、僕らと会えるのはあと1か月くらい先でしょうか。
導入研修が終わり、OJTに繰り出したとき、あたたか

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占いと心理療法 2

占いと心理療法 2

こんばんは、治験のいぬです。
今日は占いと心理療法と題して書き出した記事の後編です。
やはり長くなりましたが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

実際の手技における対比

問題解決へのアプローチという観点
心理療法は、患者さん自身の内面を理解し、問題解決のための主体性をはぐくむことを目的としています。患者さんの内面をとらえるためのモデル (考え方の枠組み) はいくつかありますが、それはまた今度…

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占いと心理療法について 1

占いと心理療法について 1

こんばんは、治験のいぬです。
今日はタイトルの通り、占いと心理療法についての記事です。
一見するとあまり関係なさそうなのですが、実は・・・と
日頃思っていることを書いてみました。

突然ですが、僕の専門は精神病理と神経心理学です。
人は外界からの刺激を感覚器から受け取り、身体の内側へ走行する感覚神経を通り、感覚器の刺激は大脳へ入力されます。
これは医学の通説ですが、この刺激について意味づけや分類を

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治験のプロで居続けること

治験のプロで居続けること

こんばんは、治験のいぬです。今日は、タグ 「会社員でよかったこと」についての記事です。

僕の仕事は Site Management Organization (SMO) という会社に所属し、治験をやっている病院に出向する治験コーディネーターです。

医療機関に所属する治験コーディネーターとは異なり、ビジネスライクでありながら、医療機関の方のような寄り添う態度も求められる働き方になっています。

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まずはここから・医学英語への一歩

まずはここから・医学英語への一歩

こんばんは、治験のいぬです。今日は治験コーディネーターにとって大切な資料の1つである、カルテの英語についてお話しようと思います。

業務の中で見かけるカルテの略語や英語・・・
馴染むためには、少しコツが要ります。
でも、基本的なことを知っていれば、
あとは基本に沿って応用されているだけなのです。

カルテ判読スキルのひとつ : 医学英語

いわゆる「英語が得意」な方でも、英語で書かれたカルテを読

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付箋学のすすめ

付箋学のすすめ

こんばんは、治験のいぬです。今日は、僕の付箋の選び方に対するこだわりについて語ります。
一流の人間は仕事道具にこだわる・・・という話を聞いて、
とりあえずこだわってみたのが付箋です。
とはいえ付箋なので、それほど書くこともない気がします。

治験コーディネーターの仕事に
最適な付箋を見つけよう・・・!そう思ったのは、僕が OJT 中のときでした。先輩の付箋さばきが、とても洗練されたように見えたので

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治験コーディネーターのおしごと

治験コーディネーターのおしごと

こんばんは、治験のいぬです。今日は、治験コーディネーターの仕事を、もう少し実務寄りの視点で振り返ってみたいと思います。

治験の「入り口」

長らく病院に通っていると、医師から「治験をやってみない?」という声掛けがあったりします。
COVID-19ワクチン関連の話題もあり、最近は「治験」という言葉が市民権を得てきたように思います。
ワクチンでも何でも、人に使うためには治験…
つまり、臨床試験が必須

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付箋職人の朝は早い

付箋職人の朝は早い

こんばんは、治験のいぬです。
今日は、「ちょっとしたコツに気をつけるだけで、仕事は快速で進んでいく」 という視点でお話をしたいと思います。
世の中には本当にいろいろな仕事がありますよね。

僕は色々なアルバイトを経験したものの、
アルバイトが入らない職場も多いので、
自分の想像が及ばない仕事も沢山あるんだろうと思います。
でも、どんな仕事の先にも受け取り手が居るという点は共通しています。
仕事

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臨床開発モニターとのお付き合い

臨床開発モニターとのお付き合い

こんばんは、治験のいぬです。
今日は、僕たち治験コーディネーターのバディともいえる、臨床開発モニター (CRA : ※1) について、お話したいと思います。

僕のかつての先輩は言いました。

・・・血の気が多くて怖いですね。

僕はモニターと言い合いや殴り合いをしたことはなく、
案件が終わったあとも飲みに行く仲になることが多いですが、
モニターと”バトル”するCRCが多いのも事実です。

患者さ

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内的経験と動機付けについて

内的経験と動機付けについて

こんばんは、治験のいぬです。
今日は、人がなぜ目的や意図をもって日々のお仕事に取り組むことができるのかについてお話しようと思います。

というより、自分で学生時代のノートを整理した内容になります。

CRCの仕事はとても大変だと言われており、
離職者も多いです。
正直、自分がなぜここまで長く続けているのか、
よく分かっていない部分も多いです。

学生時代の講義を振り返って、
なんとなく答えに近いも

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CRCって、こんなしごと

CRCって、こんなしごと

こんばんは、治験のいぬです。
今日は、僕の仕事である CRC (Clinical Research Coordinator) は
どんな仕事なのかについてお話したいと思います。

治験コーディネーター(近年では臨床研究コーディネーター)と呼ばれ、ヒトを対象とした化合物や医療機器の安全性・有効性を確認する研究に関わる業務を広くマネジメントする仕事です。

「新薬を試す」というイメージから、いわゆる治

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CRCってどんな人?

CRCってどんな人?

こんばんは、治験のいぬです。
 今日は、CRCのバックグラウンド (どんな人が働いているのか) についてお話したいと思います。

 CRCそのものには、求められる医療資格はありません。
なぜならば、治験を行う医師の医学的判断以外の部分を担う仕事だからです。

しかし、医学は広くて深い学問なので、
就労後に一から知識を身につけることはかなり大変です。
そのため、何かしらの医療知識や、自然科学系の

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僕がCRCになったワケ

僕がCRCになったワケ

こんばんは、治験のいぬです。
今日は、僕がなぜCRCになったのかについてお話したいと思います。

CRC全体では、臨床検査技師や生物・医療系の学生、医療機関で働いたあとの看護師などが多いです。次いで、栄養士や心理士、リハビリテーション職が多いです。

CRCは、治験薬を試すことで患者さんが
快方へ向かうことを喜びとしている方が多いように感じます。

僕自身も、そんな様子を見てやりがいを感じています

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マネたくが好きすぎる

マネたくが好きすぎる

こんばんは、治験のいぬです。
突然ですが、僕はラランドが大好きです。

今日はコンビのマネージャーである、マネたくさんのハナシ。

ラランドは2014年から活動する男女芸人コンビで、
同期にはM1覇者の令和ロマンさんなどがいます。

最近は「お母さんヒス構文」で話題になったのが印象的です。
ああいうお母さん、たまに居ますよね。
僕の母は、昔はヒステリックでしたが、加齢により落ち着きました。

さて

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