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新年度に思う

こんばんは、治験のいぬです。
今日は 4 月 1 日、新年度ですね。桜も少しずつ咲き始めましたが、
ちょっと余りのあるスーツ姿で駅を行き交う新社会人の皆さんを見て、
僕も新入社員時代を思い出しました。

新年度を迎え、多くの企業で新入社員が社会人としての第一歩を踏み出しましたね。
新入社員のみんなが、僕らと会えるのはあと1か月くらい先でしょうか。
導入研修が終わり、OJTに繰り出したとき、あたたかく迎えられたら嬉しいなぁと思っています。

自分は完全に新人を脱し、今ではいわゆる「中堅会社員」の立場ですが、
折に触れて新しいことを求める気持ちは忘れないようにしたいなぁと思う日々です。
今日は、僕が治験コーディネーターを志した時は、どんな気持ちだったのかを振り返りたいと思います。

期待と不安、あるよね
正直、これが一番大きかったと思います。
治験コーディネーターという仕事は、大学院で研究をしていた時から知っていました。
しかし、自分が志すとは思っていなかったので、実際の業務内容までは深く想像できていなかったと思います。
まさか自分が数年後に付箋職人になっているとは、当時の僕は思いもしませんでした。

また、病院での仕事とは異なり、ビジネスマナーやシーンに応じた接遇、
パソコンスキルが求められる仕事でした。
病院では病院の接遇をマスターすればよいのですが、社内での同僚に対する距離感と、
支援する医療機関に対する距離感は、同じビジネスシーンでも全く異なります。

当時の僕は、パソコンもワードとパワーポイント、
簡単なエクセルでの統計処理ができるくらいで、
マクロを組んだりすることは (今も) できなかった。
そのような中で、パソコン操作や個人情報の取り扱いについて、シビアに学ぶことになります。

毎日叱られながら、細かいお作法を学び、いぬのように躾けられた時期でした。

自分の成長を振り返る (?) と…
さて、CRCとして働き始めて〇〇年…。
自分も今では立派なおじさんになりました。
納得のいかないことも、うれしいこともたくさんあったけれど、
ここまで元気にやれているのは、本当に何事にも代えがたいことだと思います。
いまだに中身は20歳くらいで止まっているのですが…恐ろしいものです。
周りの30歳くらいの子のほうが、よっぽどしっかりしているもんね。

ただ、新入社員を見ると、「若いなぁ」と思うので、
自分も少しは年を取っているのだなぁとも感じます。

新入社員から「学ぶ」のも楽しみだよね
僕は叱られながら躾けられたけれど、僕自身はそういう指導をするタイプではないので、
これもこれでいいかなぁと思っています。
割と放任し、任せ、問題点があればフォローするタイプです。

人によって、何が響いたりモチベーションになるかは全然違いますからね。
仕事は多要素で構築されているので、何かしら「おもしろいと感じられること」
を見つけてもらえたら、僕の下でのOJT目標はほとんど完了しているとみなしています。
資料作成でも、資材整理でも、書類整理でも、なんでもよいのです。それぞれにおもしろさがあって、むつかしさがあります。
全部を完璧にできる人なんて、いないですからね。

新入社員は、新しい視点や考え方を持ち、僕らにとって刺激的な存在となります。新入社員との交流を通して、新たな学びを得ることができるんじゃないかな。

さいごに、新入社員へのエール
思い切り今を楽しんでほしいし、そのためのサポートは惜しまないつもりです。優しい人ばかりじゃないけど、味方だと分かった人にはとことん甘えて、育ててもらっちゃいましょう。 (恩に感じる必要もないけど、もし後ろめたい気持ちがあるなら) 恩は後でかえそう。

本当にさいごに、中堅会社員へのメッセージ
おじさんはしゃしゃり出ず、新入社員のみんなを徹底的にサポートしよう (自戒)

新人さんが入ってきてくれることは、本当にうれしいですよね。僕らの空気感も変わりますし、新しい発想を得られたりします。
お互いにWin-Winな関係になるよう、基本的な態度には気を付けたいなぁと思いました。

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