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意外と簡単、ICTでの意見共有

こんにちは。ぐうぽんです。

一人一台端末が導入され、2年半が経過しましたが、活用はいかがでしょうか?

GoogleのサービスやMicrosoftのサービスなど、導入している会社によって活用方法は異なりますが、一番簡単な一人一台端末の活用は、ふり返りなどの意見共有じゃないかと思います。

ここでは、勤務校で実施した「クラスルーム」と「ムーブノート」の事例を紹介します。

実践した活動のふり返り

Jamboardを使った意見共有

写真は、小学4年「聞き取りメモのくふう」の最後に行ったまとめです。

音声メモを聞き取ったり、聞きながら大切なことをメモするにはどうすればいいのかを考えた単元でしたが、一人一人、様々な思いを綴ってくれました。
この学校はChromebookでしたので、Jamboardの付箋機能を使いました。

クラスルームでの意見共有

1.クラスルームの「授業」を選ぶ
2.授業名、説明などを入力する
3.添付ファイルからJamboardを選ぶ

または、ストリーム上でJamboardを選び、そこからリンクさせる方法もありますし、直にストリーム上で意見を出し合う方法もあります。
ただし後者の場合は掲示板のように多くの意見が流れるため、収拾がつかなくなるのでご注意ください。


長年意見共有ソフトとして稼働しているのが、ベネッセコーポレーションの「ミライシード」内にある「ムーブノート」です。

似たソフトとして、よく「オクリンク」と混同されるのですが、
・ムーブノート ⇒子ども同士の意見共有ができる、同じ意見をグループ化
・オクリンク ⇒プレゼンが作れる、様子がモニタリングできる

と、大きく違うので、場面によっての使い分けが必要になります。

ムーブノートを使った意見共有

今回は開隆堂6年家庭科「クリーン大作戦」で、活動のふり返りに使いました。

ムーブノートでの意見共有

1.カレンダーから日付、時間割、教科単元を選ぶ
2.画面をタップし、カードを作る
3.カードを開き、問題文を作る
4.授業を開始する
ーーーーー
5.子どもたちの端末に作ったカードが送られているので、ここに書いてもらう
6.書いたカードを画面中央下の送信マークにドラッグする
7.広場を選ぶ
8.「みんなの広場」を選ぶと、意見カードが表示される。拍手やコメントを送り合う。先生のみ花丸を付けられる。

ムーブノートは少々取り扱いが難しいソフトですが、Jamboardにはない「拍手」や「コメント」機能があります。
活用に際してはモラル等の配慮も必要ですが、上手に活用するとクラスルームに匹敵する活用効果を引き出せます。
時間があれば色々事例をまとめてみたいと思います。


公立校で一番多く導入されているのがChromebookなので、まずはクラスルームのストリームや授業タブで課題を作って試してみるといいでしょう。

こうした入力による意見共有は、普段挙手をしない子どもの意見が表面化するので、思考判断表現力の評価をするのに適していると思います。

私はいつも指導書で「話し合う」の記述があれば、基本ICTに置き換えることを考えており、そこから児童生徒の実態や展開等を鑑みて実施するか否かを判断しています。

評価も意識したICT活用で、ちょっとレベルアップの授業を目指しましょう!

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