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文学フリマ初出店してみて実際どうよ?って話
文学フリマに出るまでのことを書いたところ、思いがけなくたくさんのかたにお読み頂けました。ありがとうございます。↓こちらです。
【文学フリマ初挑戦】PhotoshopもInDesignも使えない私がWardと写真切り貼りの超アナログスタイルで白黒コピーZINEを作る話(https://note.com/ichiya_bunko/n/n0335ca179e03)
実際↑これを読んでブースを訪れてく
『戦利品』と呼ばないで
文学フリマ東京38に出店するにあたって、どうしても書いておかなければならないことがござります。なるべく軽い感じで書くので、まぁお読みいただけるかたは流し読みしてくださいまし。
これまで私のZINEを買ってくださったお優しい皆様にはそういうかたはいらっしゃらなかったのだけれど、もしかしたら! ひょっとしたら! 今後私のZINEを間違って買ってくださるかたが現れた際に、お互いにとって不幸な結末になら
前回に懲りず文学フリマ東京38に出店します!
前回の文学フリマ東京37に初めて出店した感想を書いたところ、これまたたくさんのかたにお読み頂けました。恐縮至極にございます誠にありがとうございます!文フリのことを書くと見つけて頂きやすいのですね。
↓こちらです
私めは何をしている者かといいますと、去年から文芸ZINEを作り始めた新参者です。
↓このようなZINEを作っております。
この記事を書いた後も特に何も変わらず、相変わらずキンコーズ
魚は泳ぎ鳥は飛び人は書く
鮭は川を昇る。
鳥は空を渡る。
人はなぜ書くのだろう。
本能のみで生きる動物や植物がうらやましくなることがある。自分の持つ思考や感情が鬱陶しくなることがある。自分の来し方行く末について考えても仕方のないことを悩みうじうじ考え込んでメビウスの輪のような思考回路の迷宮でぐるぐる周り続け疲れ果てた末に、ネイチャー系のドキュメンタリー番組で川を遡上する鮭や大陸を渡る白鳥の姿を見て涙を流したりする。鮭や白
【文学フリマ初挑戦】PhotoshopもInDesignも使えない私がWardと写真切り貼りの超アナログスタイルで白黒コピーZINEを作る話
どういうわけだか衝動のみでZINEを立ち上げてしまった私が、ついに文学フリマ東京に初出店してしまいます。今風にZINEと呼ぶより昭和風に文芸同人誌と呼ぶのがしっくりくるような白黒コピーの冊子をひっさげてアウェイに乗り込むことになりました。私自身はこのようなダサさの塊なわけですが、それでも創作とかしていいんじゃね!? それが文学なんじゃね!? ということを叫びたくてこれを書いています。
なぜ私
本土の普通のひとと沖縄
6月23日は沖縄慰霊の日だった。
テレビをつけたら特集が組まれていた。ほんの数年くらい前までは、東京のキー局で慰霊の日を取り上げることはめったになかったと思う。ここ数年のこのような動きは必要なことだ。遅いという指摘もあるかもしれないが、それでも絶対にやったほうがいいことだ。これからも続けてほしい。
昔、沖縄本島を巡るパッケージツアーに参加した時、沖縄戦の激戦地だった地域をバスで通過したことが忘れ
松ぼっくりのハチミツ漬け
コロナがじわじわはじまりだした頃に行ったウラジオストクのレストランで、いけてる若い女子ガイドさんが「これはぜひ味わっていただきたいです! このお店の名物ですよ!」と教えてくれた珍味があった。
それがこれ。
松ぼっくりのハチミツ漬けだ。
まだ若い生えたての松ぼっくりを採って漬けるのだという。恐る恐るなめてみると、ハチミツの甘さと同時に松のすっきりした匂いが鼻に抜けた。寒く長い冬を過ごすロシアの人達