ウラジオストク

ほぼ貸切ウラジオストク(企画&潜入編)

2020年3月上旬。じわじわとコロナの足音が忍び寄る中、私はウラジオストクに降り立ちました。

きっかけはとあるツイートから

話は少し遡って、2019年の12月。ツイッターで、有名な旅写真家の方が、「ウラジオストクは、近くて安くて街並みが可愛い!おすすめ!」(要約)というものを写真付きでツイートしていました。

海と空の青がとても美しい、まるで絵葉書のような綺麗な写真。それを見た大学の後輩兼コス

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わーいありがとうございます😊✨

第5話 大航海時代の到来。棄てられた農地が宝の山に

ここウクライナには以前、20以上の国々の企業が、その肥沃な農地を求めて殺到していた。国名を挙げると、アメリカ、イギリス、ドイツ、オランダ、デンマーク、スウェーデン、セルビア、イスラエル、インドなど、欧米の企業が目立っていたのが特徴だ。

外国企業の進出が急激に増加したのが、二〇〇七年から〇八年にかけての世界食料危機のタイミングで、一大食料生産地であるオーストラリアの大干魃やトウモロコシなど穀物を原

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2013年8月 西新宿 ペルシャ絨毯 拾ったものの記録

当時住んでいた新宿の西方面はタワーマンションが乱立し、治安は良かったが不正な金を得ている感じの人も多く、女は娼婦かAV女優、男はみなインテリヤクザに見えた。
歩いている犬も高級な感じで、ゴミ捨て場にはやはり金目のものが投棄されている事が多く、拾ったカーペットもペルシャ絨毯と思い込んでいた。

暮らしていた部屋の面積よりも大きかったのでヤフーのオークションに「ペルシャ絨毯」として出品すると、「ペルシ

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第4話 ジュシュア

国境を越えた農地獲得「ランドラッシュ」と呼ばれる現象で水環境の変化などで世界的な問題となった今回の物語の舞台とは国の反対側となるウクライナについて話そう。

ウクライナは、西はポーランド、ハンガリー、ルーマニアなどと接しており、東はロシアと接する東ヨーロッパの国だ。ソビエト連邦を構成する共和国の一つだったが、一九九一年にソ連が崩壊していくプロセスで独立国家となった。

人口は4198万 (2019

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2019年10月5日(土)

ウラジオストクの海岸沿いにあるブランコで娘と遊んでいたら、隣で遊んでいた少年(未就学児童と思われる)がありえない速さで回転しはじめた。

娘は自分のブランコを漕ぐことを忘れ、唖然としながら高速回転の少年をじっと眺めていたが、しばらくして心配そうに「父ちゃん、あれ大丈夫なのかな?」と聞いてきたので、私が「あれはちょっともう駄目だな」と答えると、娘は「そうだよね!  駄目だよね!」と言って堰を切ったよ

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第3話 ランドラッシュ

前回の記事はコチラ

それは、「穀物市場システム」への信頼が崩壊してしまったからだ。

実は二〇〇七年~〇八年の「世界同時食料危機」のときにはすでに、世界の穀物の流れに異変が起き、世界の流通はマヒし始めていたのだ。

これまでは、小麦や大豆、トウモロコシなどは、「穀物メジャー」と呼ばれる巨大な多国籍商社が生産国から大量に買い集めて、国際市場に供給する仕組みであった。

この流れに異変が起き始めてい

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【ANA搭乗記】ウラジオストクー成田線

今はまだ貴重な路線なのではないでしょうか・・
2020年3月16日に就航したANA成田ーウラジオストク線。
コロナの影響で、就航してすぐに運休となってしまいました。私が乗ったのは第2便というのでしょうか・・・就航して2回目のウラジオストク→成田空港の便でした。今までウラジオストクまでは【s7航空】【ウラル航空】(ロシアの航空会社)を利用していたので、もちろんCAさんもロシアの方です。ロシアの航空会

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わーい!嬉しいです(^O^)
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第2話 世界中で勃発するランドラッシュ

前回の記事はコチラ

 わたしがウラジオストクを訪れた頃は、リーマン・ショックによる、世界金融の低迷による影響から、穀物価格を押し上げる要因のひとつである投機マネーは一気に縮小していた。

 すでに未曾有の高騰を記録した穀物価格も、落ち着きを取り戻していた。

 ところが、外国企業によるウラジオストクにおける農地の囲い込みは、それでも止まるところを知らず、発展途上国を中心に世界各地で活発に動いてい

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2019ウラジオストクの思い出

1年前の話ですが、2019年10月、3連休でウラジオストクに一人旅しました!
1週間前に、3連休なにしよ?と思いたって予約。関空から片道たった2時間、2万円! いちばん近いヨーロッパというのもわかる!

困難は人を繋ぐ

最初の衝撃はタクシー。空港から街には公共交通はなく、タクシーに乗る必要がある。寒い国だからかタクシー乗り場は屋外になく、カウンターで受付が必要。でもそこには長蛇の列!
ほかの手段

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第1話 プロローグ 極東奪還闘争時代の幕開け

私にはロシア人の血が流れている。

祖父がロシア人で日本人の祖母と出会い、日本で子供を産んだ。

それが私の父だ。

私の父は日本人として生活をして、日本人の母と結婚したので、私の家にロシアの文化は一切ない。

しかし、ルーツはロシアにあるので、いつかはロシアの地に自分の足で立ってみたかった。

2009年からNHKで放送の始まった、明治維新を成功させて近代国家として歩み出し、日露戦争勝利に至るま

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