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また行ける日まで ロシア ウラジオストク訪問記 Vol.01 フライト編
2024年6月の記事公開時点では、日本からロシア極東のウラジオストクに行くのはかなり困難と言えます。最大の問題はエアライン問題とロシアで発行されたクレジットカード以外は使用できないことです。逆に言えば現金を持っていけば問題はないです。現地での行動にもよりますが、それなりの現金を持ち歩くことになるので、やはりリスクがあると思います。
ビザについては、ロシアのビザは案外簡単にオンラインで取得できそうです。
そして問題なのはウラジオストクまでのフライトです。現在ウラジオストクも含めて、日本からロシアへ飛ぶ便は運休中です。渡航方法としては北京などの中国を経由して、中国かロシアの航空会社に乗る方法があります。この際には、フライトによっては中国のトランジットビザまたは事前に観光ビザの取得の必要があります。またアエロフロートやS7航空のようなロシアの航空会社では、前述の通りロシアで発行されたクレジットカード以外は使用できません。
試しにスカイスキャナーで北京ーウラジオストク線を予約しようとすると、そもそも検索ができません。
諦めずにGoogleフライトで検索をすると、海南航空を利用した便などがTrip.comでちゃんと見つかります。
そこで北京からではなく東京ーウラジオストクで検索すると
![](https://assets.st-note.com/img/1718936448825-m2QyoCgNuZ.png?width=1200)
なかなか痺れる乗り継ぎです。復路は50時間かかります。そして運賃はなんと192,720円です。確か私が渡航したときは、成田からのオーロラ航空直行便で2時間位で2万円台だったと記憶しています。
ということで、普通の状況では現在ウラジオストクに行くというのはネタ以外には正直現実的ではありません。
でも、ウラジオストクとてもいいところなんです。街並みは美しいし、食べ物は本当に美味しい。人々はいわゆるツンデレ系ですけどみんな優しいです。
では2018年の10月に訪れたウラジオストクを、何回かに分けてご紹介したいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1718934005832-OzSWQciJcx.jpg?width=1200)
最初に実はあんまりわかっていないウラジオストクの位置です。イメージ的には北方領土側のように感じますが、全然そうではないのです。経度的には山口の北、緯度的には札幌の西です。距離的には東京からだとソウルや奄美と同じくらい。
思ったよりずっと南西にあるということです。そしてずっとずっと近いんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719106071146-B9FOu6pOll.png?width=1200)
着陸の少し前、たぶん下の地図の真ん中あたりです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1719110662730-vmnXXdEiFh.jpg?width=1200)
19時頃に空港到着です。フライトインフォメーションにはロシア極東、韓国、中国からのフライトが並びます。便数は少なめ。
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今回は空港編なのでいきなり帰路です。帰りはS7航空の737です。確かJALとのコードシェアで購入はJALだったと思います。
すると、
![](https://assets.st-note.com/img/1718932766136-PKs7cCbyiq.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1718932768247-LKS6O2EPJa.jpg?width=1200)
搭乗は沖止めのためにバスで機体まで移動しました。向こうにプロペラ機が見えて、「おお、北朝鮮の高麗航空か!」と期待したのですが、なんか違うっぽい。色が赤じゃないし国旗もついていない。
![](https://assets.st-note.com/img/1719107939667-S4OSk6sLAA.png?width=1200)
高麗航空はIL-18を2機保有しているようです。下のリンクは2011年にウラジオストク空港で撮影されたものです。
帰国する日の空港のフライトインフォメーション。よく見ると19時発の高麗航空JS772便平壌行きが。チェックイン時間が表示されていないのが気になって仕方がないです。
![](https://assets.st-note.com/img/1718933795562-HIcqYkaGKD.jpg?width=1200)
こういうのはなんかワクワクします。
行ってみたいと思うし、もう難しいことはともかく、みんな仲良く行き来できるようにして欲しいと、今のロシアもそうですけど、政治的にはあまちゃんな私は思います。
つづく
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