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#旅エッセイ
シベリア抑留の遺構「日本人の道」 を歩く in カザフスタン
カザフスタン・アルマトイに残るシベリア抑留者が作った山道を実際に歩いた旅行記です。
舞鶴で見たシベリア抑留京都府舞鶴市には「舞鶴引揚記念館」という資料館がある。4年前、私はそこで主に旧満州からの民間人の帰国と軍属を主としたシベリア抑留に関する展示を見ていた。
80年近く前の話であるが故か、はたまた私自身が軍人に対する憧れを持ち合わせていないせいか、やはり民間人の苦悩の方がどこか相対的に心動かさ
おでんをねだる女子高生は「今が一番楽しいとき」らしい
昼も過ぎた15時頃、原付に乗ってたどり着いた高知県・仁淀川町のドライブイン。ドライブインという言葉自体に懐かしさを感じていると、店先でおでんが売られていることに気がついた。
昼食を取りそこねていた私は、逆にもう空腹の峠を超えていたこともあり、おでんくらいで軽く済まそうという気分になった。
店のおばちゃんが言うには、自分で好きな串を自由に取るスタイルらしい。卵やら厚揚げやらを手に取り、ノンアルコ
「よく生きてた、乾杯」〜充電切れ&紙地図で辿り着いたのは酷道439号線の最難関・杓子峠でした in 高知・原付旅②〜
国道という字面に安心したのが、馬鹿だった。
スマホの充電0で迎えた19時前実家付近の国道1号線は、たしか4車線近くあったように思う。だから国道なら大丈夫だろうと、四万十市のTSUTAYAで地図をみていた。
高知の原付旅の二日目。カツオを食ったり、海沿いでブラブラし過ぎたせいたせいで、日が暮れてしまったのだ。9月半ばの19時前は、もうすでに真っ暗で。
それでも私はこれから、今いる四万十市・中村