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【朝一でこれだけ読もう】日経新聞

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【毎朝9時更新】忙しい皆様のために、日経新聞の主要トピック(主にIT/DX関連)を毎日分かりやすく解説していきます。「朝一でこれだけ読めば大丈夫」が目標です。
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#テクノロジー

店近くの客に情報通知!これどうなの?

店近くの客に情報通知!これどうなの?

タイの通信最大手アドバンスト・インフォ・サービスは、LINEのタイ法人と販促端末を開発したと発表しました。

この販促端末ですが、設置場所は店舗内になります。

そして、Bluetooth通信を活用して半径10〜25メートル以内に入った人のスマートフォンにLINEで店舗の広告通知を送るものです。

端末価格は約1万円程度とかなり安く、10月からは7000円程度で販売していくとしています。

うん、

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中小企業デジタル化応援隊が復活!

中小企業デジタル化応援隊が復活!

経済産業省は、中小企業のデジタル化を支援する「中小企業デジタル化応援隊事業」を再開したと発表しました。

これ、以前にIT専門家を装った不正受給があった事業です。

再開に伴い、IT専門家になれる人材を厳しくするとしており、IT系資格保有者である事が条件として加えられました。

IT系資格証明書を活用して本人確認を厳格化するのでしょう。

ただ問題はそこではなく、IT専門家を装った不正受給だったの

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SCにおけるCO2排出量見える化!

SCにおけるCO2排出量見える化!

東芝やソニー等の50社は、サプライチェーン上のCO2排出量を可視化する取り組みを開始します。

「グリーン✖︎デジタルコンソーシアム」を立ち上げるとしており、非製造業のANAや竹中工務店等の参画も予定されます。

生産〜流通までの一貫した取引において、IoTセンサーを活用したCO2排出量の可視化をおこない、途中で偽造がされないようブロックチェーンによる管理も検討されます。

まあ偽造がされることは

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【SDGs】クラウド環境負荷を可視化!?

【SDGs】クラウド環境負荷を可視化!?

米グーグルは、企業のクラウド利用に伴うCO2の総排出量を定量化して示すサービス「カーボンフットプリント」を開始します。

これによりグーグルクラウドの利用者は、プロジェクトやサービス、地域ごとにクラウド利用に伴うCO2排出量を確認できるようになり、社内外への環境対策アピールに活用できますね。

本サービスのイメージ⬇︎

22年より、金融庁は環境対策に関する取り組みを有価証券報告書に記載するように

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AIがパトロールルートを自動生成!

AIがパトロールルートを自動生成!

名古屋市は、住民主導の地域パトロールにAIを導入しています。

具体的には、AIへ「過去の犯罪データ」、「直近の昼間と夜間の人口密度」を学習させます。

これにより、重点的にパトロールするべきルートを自動生成していきます。

このAIを開発するのに要した費用は600万円程度という事で、まあまあ妥当なラインでしょう。

防犯でのAI活用ですが、私は他に「歩容」による犯人特定の進捗が気になっています。

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AI✖︎サプライチェーンリスク可視化!

AI✖︎サプライチェーンリスク可視化!

多くの「ものづくり企業」において、サプライチェーンの最適化は永遠の課題です。

大震災やパンデミックによって供給停止や調達難が発生、ものづくり企業は大きな被害を受けてしまいました。

そこで、サプライチェーンをDXできないか。

となります。

言語解析技術で先端を走るFronteo社は、「サプライチェーンリスク解析サービス」を開始します。

具体的には、上場企業が提出を義務づけられている「有価証

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新リモートテックがいよいよ普及へ

新リモートテックがいよいよ普及へ

コロナ禍の1年半、多くのITベンダーが考えていたこと:

「リモートワークの課題を解決するITサービスを企画できないか」

そして、いよいよスタートアップを中心に「新しいリモートテック」が普及期に入ろうとしています。

やはり、大企業と比較して動きが早いのがスタートアップの強み。

大企業であれば、まだ「何かできないかなー」の段階。

そして緊急事態宣言が解除され、「まあ、いいか」となるスピード感

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倉庫ロボットによる最短配送へ

倉庫ロボットによる最短配送へ

中国の新興企業において、倉庫ロボットの外販が進んできています。

倉庫ロボットとは、その名のとおり倉庫で働くロボットです。

倉庫において、配達員が配送する商品を探す手間を省けるよう、倉庫ロボットが自動で商品を探して配達員に渡してくれます。

これにより、配達員は倉庫で商品をロボットから受け取るだけとなり、最短でお届け先へ向かうことができます。

この倉庫ロボットですが、既にアマゾン社は導入してい

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AIカメラで買い方分析!

AIカメラで買い方分析!

そごう•西武は、AIカメラを活用して店舗内のお客さんの買い方を分析していきます。

AIカメラを活用した顧客分析ですが、最近は結構一般に知られるようになってきました。

ですが、百貨店でのAIカメラ分析は国内初のようです。

分析ですが、AIカメラを活用して顧客の年齢や性別、店舗内での行動を分析していきます。

まあ、重要なデータは年齢、性別、商品を買う順番、どの売り場を素通りしたか、でしょうか。

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浜銀、本気のベンチャー連携へ!!

浜銀、本気のベンチャー連携へ!!

横浜銀行はNTTデータと連携し、米国の先端ベンチャー企業が保有する技術を国内に持ち込んで展開を図ります。

横浜銀行は当初、米国にあるベンチャーキャピタルへ2020年に出資していました。

しかし、IT先端技術に関わる知見や人材が不足しているのでしょう。

NTTデータと連携し、出資先のVC投資先ベンチャーの技術を日本に持ち帰ります。

横浜銀行はNTTデータと共に先端技術から新たなサービスを開発

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バーチャル展示会ってどうなの?

バーチャル展示会ってどうなの?

バーチャルオフィスの導入がIT企業を中心に進んできています。

そこで、展示会もバーチャルでおこなおう!という流れは当然でしょう。

戸田市は、企業展示会向けにCTCの提供するバーチャル展示会の活用を検討しています。

バーチャル展示会ですが、参加者は3Dのアバターとなり、仮想空間内を自由に歩き回ることができます。

また企業ブースに近づくと企業の製品紹介動画が見れたり、営業担当者のアバターに近づ

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スマートウォッチで血糖値を測定!

スマートウォッチで血糖値を測定!

スマートウォッチで血糖値を測定できるサービスの開発が進みます。

米国Apple社は、1〜2年後にApple Watchで血糖値が測定できるよう検討しています。

スマートウォッチで血糖値の測定できる利点としては、測定が非常にシンプルな点ですね。

現在、測定者は専用の針を刺して血液を採取→チェックしていきます。

ようは、最低でも「血液」を体内から出さないと測定が難しいのです。

それがスマート

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AIによるインサイドセールス!

AIによるインサイドセールス!

wevnal社は、商品の販促から購入後のアフターフォローまでを一括対応するチャットボットの開発を検討しています。

チャットボットは既に多くの企業で導入がされていますが、wevnal社のチャットボットの特徴的な点は以下となります。

■販促(営業支援)→決済(購入)→アフターフォローまでを一貫して対応。AIを活用して会話ログを学習、顧客一人一人に合った最適な提案を実施。

これによって、インサイド

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リーガルテックが価格崩壊!?

リーガルテックが価格崩壊!?

リーガルテックといえば、契約書をAIが自動レビューしてくれるサービスですね。

このサービスを利用することにより、自社に不利な条項を指摘•変更提案してくれます。

また最近では、自社独自にカスタマイズも可能となっており、「自社の経営戦略上不利な文言」もAIで自動抽出して指摘してくれます。

私がリーガルテック企業と初めて打ち合わせしたのは2019年。

当時は法務部に1人雇ったほうが安いな!と言っ

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