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好きこそ物の上手にならなかった2021年
私が何かを始めようとするとき、また「楽しい」と思えるものが見つかったとき、「本当に?」と耳元で囁いてくる嫌な奴がいる。その嫌な奴とは、他でもない私自身だ。
奴は、楽しいことの「純度」にとにかくうるさい。私が何かに熱中していると、「それって、人から評価されることが目的になってない?」「将来的に自分の資産にしたいみたいな打算があるんじゃない?」と、何かにつけてジャッジしたがる。そして奴の「アウト」の
「探しものラン」とは、走りながら行う大喜利大会である。
私の所属するPANETSCLUBのランニング部で今月27日に開催される、「探しものラン」というオンラインイベントに参加しようと思っている。
ランニング部所属といっても、私はろくにランニングをしない、言わば「腰かけ部員」だ。ひと月に1キロも走ればいい方で、もっと走らない月もある。日によってやる気の波が激しい性格ということもあり、ランニング部で頻繁に開催されるイベントにも、毎回参加しているわけではな
動く、腹減る、飯を食う
今朝、ランニング仲間が開催する「朝ごはんラン」というオンラインイベントに参加した。
朝起きて好きな時間に走り、午前9時にZoomで集合。各々自宅のキッチンで朝ごはんを作り、9時10分にみんな揃って「いただきます」する、といういい感じにゆるいイベントだ。
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午前7時30分にスマホのアラームで起床した私は、ぐったりしていた。低気圧と、前日の夜に食べた横浜家系ラーメン(味玉トッピング)のせいだろ
夜を駆け、そして紫の夜を越える
2021年3月25日、スピッツの新曲「紫の夜を越えて」が配信された。
私がその情報を入手したのは、配信開始から数日が経った午後だった。いつものようにYouTubeを垂れ流しながら仕事をしようと、ホーム画面を開いたら、淡い紫色をバックに佇む草野マサムネ氏のサムネイル画像が目に留まったのだ。
私にとってスピッツの音楽は、好きとか嫌いとか以前に、ただ自然に体の中に存在しているものだった。90年代半ばに
徒歩3分で、会える幸せ
私は、ケチである。節約のためならどんなことでもする「ドケチ」とまではいかないが、「そこそこのケチ」である。洋服や靴は3~4年に一度買えばいい方だし、スマホは2017年になってようやくガラケーから買い替えたものの、それ以降はずっと同じものを使い続けている。「手に入れたい欲望」もしくは「必要性」が限界に達するまで、私の財布の紐は緩まないのだ。
しかし、「そこそこケチ」な私でも、生きていくためには
心地よい「ひとりぼっち」を、ひと駅分走る【六会日大前~善行】
※方向音痴の意識低い系ランナーが、月に一度、ひと駅分だけ走るエッセイです
ツイてない。今月はとにかくツイてない。
先月末に思い付きでやった「ひと駅ラン」がけっこう面白かったので、今月もやる予定だった。しかし、走ろうと思った日に限って、ことごとくジャマが入る。先々週は体中に世界地図のようなじんましんが出て延期、先週は踏切を渡ろうと小走りしたら足の親指を捻挫して延期。ちなみに、全身のじんましんも足の