迷探偵鳥裸族「緋色の研究」 2人がいつもより早く起きると朝食の準備はまだだった。 私が催促のベルを鳴らすと、 ガチャ! 「鳴らしてんじゃねえよ!」 ポカポカ! 「アホソン、気を付けたまえ。あけちゃん夫人は徳島出身。明るく活発で働き者だが、気が強く自分の意見は曲げない」
迷探偵鳥裸族「緋色の研究」 ブリクストンロードにて結婚指輪の取得物。べーカー街「ネット喫茶あけちゃん」部屋番221B、アホソン博士まで。 「指輪の件だが、君の名前を使って新聞広告を出した。すまんね」 ガチャ! 「ウチの店名、勝手に使ってんじゃねえョ!」 ポカポカポカ!
迷探偵鳥裸族「緋色の研究」 逮捕の功績はロンドン警視庁のゲストレード警部とグレッグポン警部にある。 「裸族!この新聞記事、手柄を横取りされてるぞ」 「い、いいんだアホソン。それより警視庁に、この祝いの品を届けてくれないか」 「裸族、このメロンの箱だけど、カチカチ音がする」
迷探偵鳥裸族「緋色の研究」 裸族は御者に手錠を掛け叫んだ。 「ドレバーとスタンガーソン殺害犯のホープ氏を紹介する」 その時、御者の変装が取れ、 「ジーモアティ教授!」 「ワシじゃ!思い知ったか裸族」 「つ〜か、手錠掛かってるし逮捕な」 「裸族、そういうのもあるのか」