緋色って表現、なんとなくステキ【読書のキロク・Audible】
こんばんは、"もっちゃん"です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
以前の【読書のキロク】に次いで、今回もホームズシリーズです。
ちなみに、前回のキロクはこの通りです。
第3弾は、ホームズ始まりの作品、『緋色の研究』です。
何度読んだかわかりませんが、何度読んでも(聴いても)良いものです。
◯今回聴いた本:『緋色の研究』 著者:コナン・ドイル 石田文子 訳 角川文庫
Amazonページになってしまって申し訳ありません。今回はAudibleで聴きました。
◯概要
言わずと知れた、ホームズとワトソンが出会う作品です。
出会った当初のワトソンが、良い味を出している感じがして、とても良いです!
◯雑感
この作品に関しては、お読みになった方も多いと思います。
ただ、読んだことのない方にとっては、一番ネタバレがいけない作品とも思います。
ホームズ作品中でもたくさん登場する『緋色の研究』については、ぜひみなさん読んでほしいものです。
何度読んでも、最初のワクワク感が良いですね。
そして、ストーリーも王道をいく感じで、とても読みやすいと思います。
◯回想スタイルの走り?
本作は、犯人逮捕の後に、大々的な犯人の回想シーンが入ります。
犯人の動機を語るうえで、近年ではよくある構成だと思います。
でも、考えてみると、そのベースはこの作品にあるようにも思います。
最近、某マンガを読んでいると、長すぎる回想シーンが少しダルく感じるときがあります。
それに対し、『緋色の研究』の犯人の回想シーンは、むしろドキドキします。
やはり犯人の動機というのは、推理物においては重要な要素となるのでしょうね。
◯ホームズの推理の鮮やかさ
長い犯人の回想に対して、ホームズの推理はやはりあっという間です。
もはや3行くらいで終わるんじゃないか、というほど。
そのスッキリさが魅力かと思います。
「単純なことだがね…」
と言いつつ、鮮やかに解決していくホームズ、素敵です。
ホームズになりたい。
そんなことを考えた1冊でした!
ホームズは読み始めると止まりません。Audibleでも一緒です!
ホームズ始めの1冊にいかがでしょうか?
あのレストレード警部も出てきますよ!
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