横道2:レストレードとグレッグソン
【関連作品】
「シャーロック・ホームズシリーズ」:『緋色の研究』(A Study in Scarlet)
「憂国のモリアーティ」2ー3巻
G・レストレードとトバイアス・グレッグソンは「シャーロック・ホームズシリーズ」の中でも有名な警部の2人。1作目の『緋色の研究』から登場し、互いに手柄を競い合うライバル関係にあった。全シリーズの中で、登場回数はレストレードのほうが多い。2人とも捜査ではホームズの後塵を拝し、もったいぶったホームズの言動にイライラを募らせる場面もある。
“グレッグソンとレストレードは、この約束にも警察を見くびった当てつけにも到底納得していないようだった。グレッグソンは亜麻色の髪の生え際まで真っ赤になり、レストレードは好奇心と憤りに、ビーズのような目をギラギラさせていた。”
「憂国のモリアーティ」ではレストレードは警部、グレッグソンは警部補と階級が異なる。階級に違いを付けたのには理由があるのか、グレッグソンは警部に昇進することができるのか原作ファンとしてはグレッグソンの今後も気になるところだ。
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