シャーロック読みました(毎日更新70日目)
今日は読書感想文です。
シャーロックホームズの「緋色の研究」という作品です。
名探偵シャーロックホームズシリーズの記念すべき第一弾の作品です。
アフガニスタンへの従軍から病み衰えて帰国した元軍医のワトスン博士。ロンドンで下宿を探していたところ、偶然に同居人を探している男を紹介され、共同生活を送ることになった。下宿先はベイカー街221番地B、相手の名はシャーロック・ホームズ――。ホームズとワトスン、永遠の名コンビの誕生であった。ふたりが初めて手がけたのは、空き家でのアメリカ人旅行者の奇妙な殺人事件。いくつもの手がかりから、ホームズの精緻な推理によって浮かびあがった驚きの真相の背景には、長く哀しい物語があった……。ホームズ初登場の記念碑的長編!
読み終わるのになんと一月近くかかってしまった。
感想としては、なるほどこれがシャーロックホームズかーという感じ。
つねづね読んでみたいと思っていましたが、多くの推理作家さんや、名探偵コナンの作者さんもきっと読んでいるんでしょうね。
この「緋色の研究」を読むことで、たくさんの作家さんに影響を与えてきたであろうオリジンにふれることができたことに感動している感じです。
たしかにおもしろい、ホームズのキャラクターが特に。
ですが、特段にここがすごいというのは言えるほどの感動があったわけではない、正直。
もうあらゆるサスペンスものに慣れすぎてしまっているのかもしれない。
ただこの作品が発表されたのが、1887年ということですから、今から140年も前にこんなこと書いていたということを想像すると、すごいなーーとそっちで感動してしまう。
実際に現実の世界では、1888年に世界犯罪史上まれに見る凶悪事件である
ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)の事件がイギリスでは起こっているんですねー。
名探偵ホームズが生まれた翌年にジャック・ザ・リッパーが出現したというのは、なにか縁のようなものが感じられるというか
ホームズに刺激された事件なのか、
それともこの作品がそれほど当時のイギリスの雰囲気をよく反映したものだったということかもしれません。
「出典:Wikipedia」
調べてみたら、1887年は日本は明治20年でした。
日清戦争が始まる少し前です。
まあ、けっこう前ですよね、、、
ぜんぜん歴史がわからないから話ができない(笑)
当時の人々にとってはさぞ、衝撃だったろうな。
それにやっぱり、小説とか書ける人っていうのはすごいなと思います。
どうやってなにもないところから、人の会話を作り出したり、状況や人物設定や、そんなことを考えつくのかなって尊敬です。
小説を書く人って、いっぱい本読んでいるうちに書きたくなって書いたのかな?
ぼくも小説書いてみたいなあなんて考えが最近浮かんできたので、小説家さんの心理はどうなってるのか興味がわいてます。
世の中にはいっぱい読書してるけど、みんなが小説書くわけじゃないですよね。
小説家になった人は小説をいっぱい読んでたから、自分の中から物語があふれてきたのか、それとも最初から物語を作りたいと自然に作り始めたのか知りたい。
noteを書くことにすら苦戦しているぼくには、小説を書き上げるという道のりが想像がつかなくて、とてつもない偉大なことに感じます。
どうしたらこんな壮大な物語が書けるんだろう?
だいぶ話がそれましたが、シャーロックホームズはワトスン君とのちょっと凸凹コンビが楽しい物語でした。
ちょっとカルトチックな恐い話も出てきて楽しかった。
また違う話が読みたいなと思える作品でしたし、コナン・ドイルさんも翻訳している方もすばらしいですね。
とっても読みやすかった。
これからもシャーロックホームズの冒険を追いかけて、空想の海をいっぱい泳いでいきたいと思います。
「緋色の研究」
今日は読書感想文でした。
それでは今日はこのへんで
また、明日。
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