後でTVerで観ようと思っていたドラマ「終りに見た街」を結局最後まで視聴。結局、人間は条件さえ揃えば今も昔も変わらない事を忘れないようにせねばとにかく危ない、という事なのだなと思った。クドカン、今年はよくTVの仕事してるなあ。
山田太一さんは、早大教育学部国語国文科卒、代表作品は、「ふぞろいの林檎たち」、倉本聰さんは、東大文学部美術科卒、代表作品は、「北の国から」であり、黒板五郎の野暮で、感情的で、正直な生き方が描きたかった人間の本質。
人間をどのように描いたら良いのか、ふたつの考え方があり、ひとつは、山田太一さん(脚本家)のように、何があっても感情を抑え、冷静に対応すること、もうひとつは、倉本聰さん(脚本家)のように、感情をむき出しに、喜怒哀楽を表現すること、ですから、柔道の選手が負けて号泣して、後者の例。
区の健診に。看護師さんが忙しく働きつつも「去年は?」「さぼりました~」「大事だからさぼらないで~」なんて笑顔で会話して下さる。 山田太一さんが「ふぞろいの林檎たち」の女の子を看護学生にしたのは「ひたむきで献身的、心から尊敬できる職業のひとつ」だからと仰っていたっけ…。ほんとそれ。