こみこみこ

夏休み読書感想文講座講師(神戸新聞文化センター) その他添削業。校正業。たまに一般企業…

こみこみこ

夏休み読書感想文講座講師(神戸新聞文化センター) その他添削業。校正業。たまに一般企業で勤務。金融、不動産、生命保険とか。FP2級所持。 第10回坊っちゃん文学賞佳作 第1回ぷちトルタ大賞入選 第9回小学館ジュニア文庫小説賞最終選考 趣味は読書、観劇、キックボクシング。

マガジン

最近の記事

「愛の絵」著・中野京子 読書感想文

「怖い絵」シリーズでおなじみ中野京子さんによるわかりやすい絵画の解説文です。 今回のテーマは「愛」。 ギリシャ神話の神様や有名な画家の自由な愛、それに因む絵が紹介されています。 私は絵心もなく、特段知識もありません。 今まで絵を見て感動したのは藤城清治さんの影絵だけです。 それなのになぜこの本を読むに至ったかというと、文学と歴史が好きだからです。 歴史が好きな人ってたぶんミーハーだと思います。 著者の中野京子さんはプロフィールを拝見すると、ドイツ文学者であり西洋文化史家なん

    • 今年初のいちご。こちらの果物とワッフルをいただく時、とても贅沢な気持ちになります。たまには、ね。

      • 再生

        霧 清春

        昨夜の水曜日のダウンタウンで清春さんの新曲「霧」を聞き取れるか?みたいな企画があったようなのに見逃した!TVerで見てみよ。 清さんの歌、しっかり聞き取れるやつもあるんよ。黒夢時代は割と😀。でもこの曲は確かに聞き取りづらいな😀。

        • 以前に化粧品屋の店員さん(同年代女性)が省エネ接客だった事を書いたが、今日はその靴屋バージョンと出会った。もう買い物に出たら同年代女性店員は出来るだけ避けようと思う。嫌な思いしたくないし疲れるし。自分はって?反面教師にして勤務時間に限りがむしゃらと馬車馬です(のつもり)。

        「愛の絵」著・中野京子 読書感想文

        • 今年初のいちご。こちらの果物とワッフルをいただく時、とても贅沢な気持ちになります。たまには、ね。

        • 再生
        • 以前に化粧品屋の店員さん(同年代女性)が省エネ接客だった事を書いたが、今日はその靴屋バージョンと出会った。もう買い物に出たら同年代女性店員は出来るだけ避けようと思う。嫌な思いしたくないし疲れるし。自分はって?反面教師にして勤務時間に限りがむしゃらと馬車馬です(のつもり)。

        マガジン

        • 読書感想文
          こみこみこ
        • 妄想日記
          こみこみこ
        • 宝塚観劇記録
          こみこみこ
        • 映画・ドラマレビュー
          こみこみこ
        • 雑誌の読書感想文
          こみこみこ
        • ドジっ子おばさん日記
          こみこみこ

        記事

          花村萬月さんの記事で妄想日記を書く事が勧められているのを読んで始めたこの挑戦。実は最後の3日分はまとめて書いて当日に見直して投稿。止まらなくなって(笑)。だから最後らへんは妄想未来日記になった。どうも私はアル中恋愛体質で小金持ちなおじさまに憧れがあった模様。楽しそうだもんね。

          花村萬月さんの記事で妄想日記を書く事が勧められているのを読んで始めたこの挑戦。実は最後の3日分はまとめて書いて当日に見直して投稿。止まらなくなって(笑)。だから最後らへんは妄想未来日記になった。どうも私はアル中恋愛体質で小金持ちなおじさまに憧れがあった模様。楽しそうだもんね。

          妄想日記㉚もしも私がおじさまだったら。終

          今朝、おりんさんは一人でお稽古に出かけて行った。藍色の紬を着ていた。叔母が少女時代に着ていたお古らしい。長い髪は1つにまとめて肩に流している。 「おりんさんに見とれてるの?」 窓際に立っておりんさんを見送っていると叔母に話しかけられた。 「いや。あんなに小さいのにお妾さんだったなんて信じられないって思って」 奈緒の華奢な背中が脳裏に蘇る。奈緒も薄っぺらな体をしていたが、身長はあった。 「13歳でお妾さんになったんだって。お父さんの借金のカタにされて」 「昔の人は大変だよね」

          妄想日記㉚もしも私がおじさまだったら。終

          妄想日記㉙もしも私がおじさまだったら。

          「ということで、頼むよ」 「待ちなさいよ」 小奇麗に整えたおりんさんを頼子に任せて応接室を出ようとしたが、やっぱり止められた。 「時間旅行の件はいったんおいておくけど、タダで済むと思ってるの?」 「もちろん、授業料は払うよ。そうそう、久美子おばさんが請求書を送ってほしいって言ってたよ」 「それは当たり前のことよ」 「あ、なるほど。俺に何かしろと」 頼子はソファに座っているおりんさんをチラリと見た。 襟足に指を添えて首をかしげている。 「あなた、この年になったら茶飲み友達がちょ

          妄想日記㉙もしも私がおじさまだったら。

          パスワードわからなくなってご無沙汰のスタエフ。自分のチャンネルを捜したら出てきた。 https://stand.fm/channels/623935117cd2c7432860f342 雑誌の事話しとる。読んでるものが今とあまり変わっていない。

          パスワードわからなくなってご無沙汰のスタエフ。自分のチャンネルを捜したら出てきた。 https://stand.fm/channels/623935117cd2c7432860f342 雑誌の事話しとる。読んでるものが今とあまり変わっていない。

          妄想日記㉘もしも私がおじさまだったら。

          「『「年々に、わが悲しみは深くして、いよよ華やぐいのちなりけり』、か」 岡本かの子の言葉を口にしてみる。 実感としてあるようなないような、やっぱりあるような。 ただ朝を迎えるだけの毎日に、それなりのヒビが入り歪んで、生まれる痛みに耐えながら薄ら笑いを浮かべる。 過去を顧みたとて何がどうなるわけでもなく、ただできることをするのみ。 ひとり時間を持て余していると、そんなふうに特に価値もない自分を掘り下げてしまう。ほかの人にとってはどうでもいいことなのに。 そんなふうに独りよがり

          妄想日記㉘もしも私がおじさまだったら。

          昨夜はBSNHKでの「玉置浩二ショー」鑑賞。玉置さん、声が若返ったような。やっぱり冬のほうがお元気そう。だけにフェスティバルホールのチケットを取れなかったのがね〜。フェスティバルホールといえばMUSICFAIRの観覧ハズレました。最近フェスティバルホールに縁がないなあ。

          昨夜はBSNHKでの「玉置浩二ショー」鑑賞。玉置さん、声が若返ったような。やっぱり冬のほうがお元気そう。だけにフェスティバルホールのチケットを取れなかったのがね〜。フェスティバルホールといえばMUSICFAIRの観覧ハズレました。最近フェスティバルホールに縁がないなあ。

          妄想日記㉗もしも私がおじさまだったら。

          同期の市田誠治から電話があったのは昼過ぎだった。 俺はソファに寝転んでスマホで映画を観ていた。 「久しぶり。元気にしてたか」 やや嗄れた声が懐かしい。 「それなりにね」 「ならいい。話したいことがあって」 「何?」 「足立奈緒が辞めたよ」 思わず起き上がって座り直した。 部下で長年の恋人だった。 俺が離婚に手こずったせいで交際期間がずるずると長引いた。 離婚が成立した頃には関係は冷え切っていたので一度別れ、奈緒は大学時代の同級生と結婚したが、半年もしないうちに俺たちはよりを戻

          妄想日記㉗もしも私がおじさまだったら。

          妄想日記㉖もしも私がおじさまだったら。

          買い物に出た際、書店が目に入った。 やはり気になってしまうのは、小夜が少女小説家になっているかどうかだった。 べつにスマホでネット検索すればわかるのだが、シチュエーション的に書店で見つけたという方がいいような気がしていた。 ライトノベルのコーナーを進むが、「小夜」の名の付く作者がいない。 ペンネームを使っているかもしれないのでわかりようがない。 見つけられないまま、そのコーナーから離れた。 少しは料理を上手になりたい。 旅人に出した料理がカレーにビーフシチューって芸がない。

          妄想日記㉖もしも私がおじさまだったら。

          妄想日記㉕もしも私がおじさまだったら。

          そもそも抜け殻なのにさらに抜け殻になってもはや脱皮した気分だ。 脱皮したとて何も新しくならない。 すり減った、に近い。 なのに満たされた気持ちもある。 次の旅人が来るまでの間、ただの管理人になろう。 いや、そもそもただの管理人なのだ。 たくさん仕事をして体を動かせばさらに酒が進んでしまうだろうけど。 休職期間のリミットが近づいている。 すり減ったけど、俺は大して変わっていない。

          妄想日記㉕もしも私がおじさまだったら。

          再生

          SAINT 清春

          題名を見てセイントフォーを思い出した人は同年代です。 今年は久しぶりにライブに行きたいなあ。セイントフォーじゃなくて清春さんのね。 気づけば、最後に清春さんを見たのは26年前です。時の流れの早さに驚きます。 ライブが始まる前に名前を連呼しまくっていたセクシーなお姉さんたちがいたなあ。あの人たち、元気かな。知らない人たちだったけど。

          再生
          再生

          Eternal 清春

          新曲。清さんにぴったりの良い天気。※他の人にとってはそうではない。

          Eternal 清春

          再生

          妄想日記㉔もしも私がおじさまだったら。

          安心した。 ドアを向こうには若々しい小夜がいた。 前髪をセンターで分けて富士額を見せている。 「おはようございます。ごめんなさい。朝早くに」 「いいよ、どうぞ」 俺は部屋に入るよう促した。 小夜は首を振った。 「昨日、駅へ行ったら今日電車が出るって教えてもらったんです」 「そうか」 ほっとしたような寂しいような。 俺の顔はどんなふうに見えているんだろう。 「聡一郎さんには良くしてもらってばかりで」 小夜はダッフルコートのポケットから何かを取り出した。俺の手を取り、何かを握らせ

          妄想日記㉔もしも私がおじさまだったら。