名秀子nahoko

京都暮らし62年。発言記録・音声起稿業。2020年度、京都(造形)芸術大学通信教育部文芸コースを8年かけて卒業。楽しい大学生生活でした。「これからもずっと書き続けてください」という先生方の言葉に背中を押され、noteを始める。日常の小さいことをすくい上げて日記を綴っていきます。

名秀子nahoko

京都暮らし62年。発言記録・音声起稿業。2020年度、京都(造形)芸術大学通信教育部文芸コースを8年かけて卒業。楽しい大学生生活でした。「これからもずっと書き続けてください」という先生方の言葉に背中を押され、noteを始める。日常の小さいことをすくい上げて日記を綴っていきます。

マガジン

  • 2024年わたしのきもち日記

    2024年(令和6年)の日記。日常でこんなことがあって、こんな気持ちになりました。ささいな出来事を綴ります。

  • エッセイ編「思い出だんす」

    これまで生きてきた中で、いろいろな時代のいろいろなことを思い出します。どれも日常のささいな出来事かもしれませんが、私にとっては大切な思い出です。#エッセイ好きな人と繋がりたい

  • 川柳のページ

    2020(令和2)年6月、川柳教室に通い始めました。 脳内をやわらかくするには、どうしたらいいんやろう。そうや川柳やと、ひらめきました。講師の方にとっていただいた句、いいですねと言っていただいた句、投稿して採用された句など、このマガジンのページに載せます。

  • 還暦イヤーの暖色日記【12】

    2023(令和5)年12月の日記。寒いのは苦手だけれども、せわしい12月こそ日常のおもしろみを探したいと思います。

  • 還暦イヤーの暖色日記【10】

    2023(令和5)年10月の日記。秋のいいことを楽しみたいと思います。

最近の記事

  • 固定された記事

60年、生きてきての自己紹介

日頃の淡々とした生活は、同じことの繰り返しのように見える。 でも、同じ日というのは決して存在しない。心の中は常に動いている。嬉しさ、楽しさ、寂しさ、怖さ、憂鬱さ、懐かしさ、いろいろなことを感じている。経験と感情と情報が結びついて、記憶が蓄積されていく。 そんな記憶が増えるにつれて、自分の芯の部分が太く強くなってきたように思う。 これまで、私の人生は平凡でごく普通だと思っていた。 けれども、還暦地点に到達して、私にしか積み重ねられない経験があって、まんざらでもない人生ではな

    • 雲と鳥と(11月20日水)

      朝、ベランダ側のカーテンを開けたら、何だか違う風景に見えた。いつも、西のほうには山が連なっているのが見えて、東のほうは何もない。だけど、今朝は東にも山が連なっているように見えた。よく見たら、それは低く垂れ込めた雲だった。何という名称の雲かな。珍しい雲を見た。 台所に立っていたら、すりガラス窓の外側で、小さなかわいらしい鳥の鳴き声が聞こえた。そんなところにいたの。窓は開けていないので、鳥の姿ははっきり見えない。白っぽい鳥かなと、ちょっと目をやった途端に飛び立っていった。 雲

      • 店員さんの丁寧語(11月19日火)

        街中にたくさんあるカフェチェーン店で、トーストと紅茶を注文した。 紅茶のカップのサイズはS・M・Lとあって、私はSをお願いした。若い女性スタッフさんが「SとMのお値段は一緒ですけど、どうされますか」と言ってくれて、そういうことに初めて気づいた。だから「Mをお願いします」と注文し直した。 ピザトーストが1枚ずつ袋に入ってショーケースに並べてあったので、それを手に取りスタッフさんに渡した。そのとき、彼女は私に何か言ってくれた。1回では聞き取れなくて、えっという顔をしたので、も

        • 喪中はがきが来る季節(11月18日月)

          高校の同級生から喪中はがきが届いた。彼女が結婚して生まれ故郷の京都を離れたのは20代前半だったかな。それ以来、会うことがなかった。ただ、年賀状のやりとりだけは62歳の今も続いている。 お互い、子育ての時期も終わって、久しぶりに会いましょうかと連絡を取り合ったのは7年前。そのときは年賀状を出していた住所しか知らなかったので、まずは手紙を出した。手紙にメールアドレスを書いて、それをきっかけにスマホでのやりとりになった。 会おうとしていたけれど、どうにもタイミングが合わなくて、

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          31本
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          30本

        記事

          お米値引きの日が復活した(11月17日/日)

          近所のスーパー、毎月第3日曜日はお米が10%割り引きになる。 でも、今年の8月、9月、10月は、この企画が中止され、11月になって本日復活した。店内表示本体価格、石川県産コシヒカリ10㎏・5680円。10%の568円引いてもらって5112円。消費税8%・408円をプラスして、5520円の支払い。 1年前に比べれば、多少は値上がりしている。でも、お米自体がないないと騒いでいたときに比べたら、お米がスーパーの棚にあるということだけでありがたい。 8月初旬から、品薄状態が始まった

          お米値引きの日が復活した(11月17日/日)

          「GUCCI COSMOS」日本上陸60周年(11月16日土)

          庶民の中の庶民と思っている私は、ブラントものには全くご縁がなく、これからもないものと思っている。そんな私が、京都市京セラ美術館で開催中の「GUCCI COSMOS」という展覧会へ行くことにした。京セラ美術館のメンバーシップになっていて、この展覧会に招待してくれているし、岡崎いきいき市民活動センターにも行く用件があったので、その近くの美術館にも行ってみた。 本来、予約制で、入場者も制限されている。満員で鑑賞しにくいということもない会場で、順番に整然と各コーナーをめぐる。 グッ

          「GUCCI COSMOS」日本上陸60周年(11月16日土)

          デパートでの文具マルシェ(11月15日金)

          新聞広告を見て、京都高島屋で「文具マルシェ」があると知って、仕事帰りに寄ってきた。 11月上旬には、京都伊勢丹で「文具女子博」が開催されていた。それを知って行きたいと思ったときはもう当日で、会場まで行っても入場できないかもしれない状況だったので、行くのは諦めた。 それから間もなく今度は高島屋。文具展、集客が見込めて大はやりなのでしょうか。 「文具女子博」や手紙社主催の「紙博」や「蚤の市」は入場料が必要。きょうの文具展はminiでもあるからか、入場無料でした。 ついつい、

          デパートでの文具マルシェ(11月15日金)

          1986年のきょう(11月14日木)

          京都新聞の一つの欄に「きょうの歴史」というコーナーがある。 本日・11月14日の記事。 こういうことが新聞に載るとは。この番組、やっぱり歴史なんです。 私が10歳から24歳のときまで、人生で一番テレビを見て、一番影響を受けやすい年頃の14年間、放送していた。 高校の同級生が、やっぱり「太陽にほえろ!」が大好きで、放送の次の日には「よかったな~」と感想を言い合って、楽しい時間を過ごしていた。話が合うというのはいいものだ。 新聞のテレビ欄を切り抜いてノートに貼っていた。脚本

          1986年のきょう(11月14日木)

          花見小路通りのギャラリーで作品鑑賞(11月13日水)

          同じ時期に、同じような場所で、作品展が開催されているので、仕事の帰りにギャラリーへ行ってみた。 東大路通をてくてく歩いていたら、修学旅行の団体さんに交じってしまった。ガイドさんか、先生かわからないけど、「目の前に見えているのが八坂の塔ですよ」と案内していたので、私も望遠で写真を撮ってみた。 交通量も人通りも多い街中から、古い和様建築物がにょきっと顔を出している。 さて花見小路通。 まずは「ライカギャラリー京都」、鉄道写真家・中井精也さんの写真展「ライカと、てつたび」開催

          花見小路通りのギャラリーで作品鑑賞(11月13日水)

          トンカツを揚げてもらう(11月12日火)

          今晩の夕食のおかずにトンカツを食べたいと思って、家族3人分の3枚揚げてもらう。 スーパーに入店しているお肉屋さんに、揚げ物コーナーがあって、注文すればすぐ揚げてくれる。あらかじめ揚げてあって、パックに詰められ、値札が貼られて、用意してあるコロッケやミンチカツもある。 トンカツは1枚だけ用意してあった。それプラス、あと2枚欲しかったので、お願いする。 「ぐるっと回ってきて~」と、顔なじみのスタッフさんが言うので、ほかの食材を見にスーパーを回る。 そうして戻ってきたときに、「3

          トンカツを揚げてもらう(11月12日火)

          大根の葉っぱ(11月11日月)

          近所のスーパーの野菜売場で、大根を見つけた。 大根より葉っぱのほうが倍ぐらいの長さがある。きょう買ったのは、大根部分22㎝、葉っぱ部分45㎝。 元気そうで、おいしそうな葉。大根本体より葉っぱのほうに目が吸い込まれる。 この葉がおいしいんですよ。大根ももちろん好きですが、立派な葉っぱを見ると、つい買ってしまいます。 さっと茹でて、軽く絞って、ごま油で炒める。そこへ、ちりめんじゃこを投入。砂糖としょうゆを絡めて味つけをする。これをごはんにかけて、いただきます。 私はこれしか作

          大根の葉っぱ(11月11日月)

          洗剤を詰め替える(11月10日/日)

          洗濯用、浴室用、台所用など、洗剤本体を一度買ったら、その容器はとことん使う。中身がなくなったら、詰替用の液体洗剤が入った袋を買ってきて、それを容器に注入する。 袋は手で開けられるようになっていたり、注ぎ口は三角で容器に入れやすくなっていたり、メーカーさんの細かい心配りはありがたい。 台所用洗剤がなくなった。何度も詰め替えるのが面倒なので、ぎりぎりいっぱいまで入れておこう。と思って、調子よく液体を流し込んでいたら、勢い余って洗剤をこぼしてしまった。そんなにいっぱいいっぱいま

          洗剤を詰め替える(11月10日/日)

          ブック&カフェ(11月9日土)

          私が高校生ぐらいまでは、本屋さんといったら本ぐらいしか置いてなくて、あとは文房具を少し置いているぐらいだった。 それから何年かして、本棚にソースが置いてあるのを見て、びっくりしたことを覚えている。料理の本のそばに液体ソースが3本ほど置いてあった。 今やカフェも併設されて、そこで本が読めるというのも、よく見かける光景になってきた。食品を売っていたり、ギャラリースペースで催事があったり、本屋さんはどんどん楽しめる空間になっている。 きょうは、ある雑誌の広告を見て、欲しいなと思

          ブック&カフェ(11月9日土)

          「シニアゴールドクラブ」(11月8日金)

          ものすごく豪華な名称のクラブの会員を募集している。近所のクリーニング店の広告チラシに載っていた。60歳以上のカード会員限定らしい。 クリーニング店に行く用事は1年に何回もあるわけではないけれど、この店の会員カードを持っているので、入会資格はある。 「アプリ会員様は不可。詳しくは店頭にて」と書いてあるので、どういうことかと、夏物のパンツ1本を持って行ったときに聞いてみた。 「アプリは面倒とか、わからないと言う人が多いので、会員カードにシールを貼らせてもらいます」とのこと。 う

          「シニアゴールドクラブ」(11月8日金)

          立冬に木枯らし1号(11月7日木)

          10月でも最高気温が25度になる夏日があったので、扇風機を片づけられないでいた。宅トレで、動画をお手本に、えっちらおっちらながらでもヨガやエアロビクスをすると、結構暑くなるもので、まだ部屋に置いていた。 きのう、やっと片づけた。本体から羽根の部分を外して、埃を払ってきれいにして、押し入れにしまった。 ちょっと部屋が広くなったと思ったら、今度は暖房ヒーターを出さないといけないぐらい、急にぐっと冷え込んできた。 きょう、近畿地方に木枯らし1号が吹いたらしい。去年より4日早いそ

          立冬に木枯らし1号(11月7日木)

          懐かしいメロディーが聞こえてきた(11月6日水)

          テレビのバラエティー番組を見ていたら、黒木華さんが出演していた。公開中の映画「アイミタガイ」の広報もあってか、映画のワンシーンが流れた。その映像と一緒に流れてきたメロディーを聞いて、これ、どこかで聞いたことある、どこだ、どこだった~と、思考がぐるぐる回った。 ほんのワンフレーズ聞いただけなのに、とっても懐かしかった。「悲しみをいくつか乗り越えてきました」、この歌詞とメロディーを忘れないように何回も口ずさみながら、スマホをグーグルの画面にする。マイクに向かって「悲しみをいくつ

          懐かしいメロディーが聞こえてきた(11月6日水)