佐藤雀@雀組ホエールズ主宰(劇団)

脚本と演出を担当。できればモノカキしながら一生青春をしていたい。 ■台本使用したい方「…

佐藤雀@雀組ホエールズ主宰(劇団)

脚本と演出を担当。できればモノカキしながら一生青春をしていたい。 ■台本使用したい方「上演台本の使用について」を必ず読んでください。 ■舞台出演希望・スタッフ・見学・お客様・スポンサーは大歓迎 ■惜しげなく台本公開中。気に入ったら千円下さい。モチベ上がります。

マガジン

  • 公演台本「稚拙で猥雑な本能寺の変」

    舞台台本です。最重要部分以外は無料で読めます。 (初演:2016年11月) 天正10年6月2日早朝。戦国の流れを一変させた「本能寺の変」 明智光秀が織田信長に謀反を起こしたのは本当なのか。 そこにタイムスリップしてしまった織部と明神のサラリーマンコンビ。 二人が目撃したものは教科書で習ったものとはまったく違っていた。 フィクションは時としてリアルを語る!

  • きっとずっとバタバタした人生(駄文)

    歳を取れば少しは落ち着いた人生を送るのだろうと、子供の頃から思ってたのに、全然落ち着きませんけど!とはいえ人生も8回表くらいになったので、いい加減に何か進化してないものでしょうか。きっと一生「心は青春」。身体は普通に痛いのが当然なんですけど。

  • 雀組ホエールズについて

    佐藤雀が主宰している劇団「雀組ホエールズ」のこと。 佐藤雀のことなどを気付いたときに更新しながら書いていきます。 ホームページ https://satousuzume.wixsite.com/suzumegumi メール satousuzume@gmail.com 公演用台本はお貸しすることは可能ですが必ず事前に連絡をください。 著作権は佐藤雀が所有しております。 お金が欲しいというよりも、同業の知り合いを増やしたいのです。 ●無料公演の場合 無償です。 ●有料公演の場合 有償となります。 ●公演以外での使用(SNS含む)についてはご相談ください。 ●部分使用の場合もご連絡はお忘れなく! 書籍化・ノベライズ化については前向きに検討いたします。 出版社のみなさまのお声がけ、お待ちしております(笑)。

  • ■上演台本の使用について■

    公開されている上演用台本を、公演・ワークショップ・朗読・ネット配信などで使用したいと思ってくれた方は必ずお読みください。

  • 気になる記事たち

    NOTE内を徘徊させていただきながら、僕が気になる記事をあつめさせていただきました。削除してほしいなどありましたらお申し出くださいませ。

最近の記事

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公演台本の使用について

まず、皆様!マガジンの中から公演台本をどれかひとつでも読んでいただけたら幸いです。読むだけであればほぼ無料です。(お気に召したら¥1000を支払ってくれたら幸いです) さて、台本の使用についてです。 公演台本は私が寝る間を惜しんで書いた、それなりに命を削って書いたものですので「誰でも無料で勝手に使っていいですよ」とは言えないのです。ケチだと言われてしまうかもしれませんが、そこだけよろしくお願いします。 最終的に使用しなくても「使用したいな」という時点で一度ご連絡をお願いし

    • 「稚拙で猥雑な本能寺の変」13

      ○シーン13 光秀の屋敷・前 下手から平太、織部。 平太  「ダメだ。どこにもいない」 織部  「みんな探してくれてます。絶対に見つかりますから」 平太  「明智様の領内にはいないのかもしれないな」 上手奥から光秀、秀満、忠興。 忠興  「いたか?」 織部  「いえ」 秀満  「武家衆にも声を掛けてみたが・・・」 平太  「皆さんすんません!」 光秀  「平太、すまんな」 織部  「謝るようなことじゃないでしょう・・・(顔が蒼白になり)あああ!」 上手前から八方斎が

      • 台本を公開している理由

        僕のnoteでは、これまで公演してきた自作の台本をほとんど無料で公開しています。自分の作品を誰でも読める場所に公開することには少し抵抗がありました。それでもメリットとデメリットを考えたとき、メリットのほうが多いのではないかと考えるようになったからです。 メリット1 沢山の人に読んでもらえる 演劇というものは大前提として、公演日にお客さんが合わせて、お金を支払って、交通費も支払って、時間も使って、予定を調整した上でようやく見ることが出来るものです。公演数もそんなに多いわけでは

        • 「稚拙で猥雑な本能寺の変」12

          ●第6幕 ○シーン12 秀吉の館・監禁部屋 しずとたねが捕えられている。 しず  「・・・」 たね  「・・・姉ちゃん」 しず  「ん?」 たね  「また戦になっちゃったのかな」 しず  「え?」 たね  「戦になったからたねたちは捕まったんじゃないか?」 しず  「うーん。でも戦だったら捕まる前に殺されちゃうんじゃないかな」 たね  「そうか。殺されなくて良かった」 しず  「そうだな」 たね  「・・・織部、弱かったな」 しず  「弱かったな」 たね  「でもたねたち

        • 固定された記事

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        • 公演台本「稚拙で猥雑な本能寺の変」
          14本
          ¥1,000
        • きっとずっとバタバタした人生(駄文)
          9本
        • 雀組ホエールズについて
          6本
        • ■上演台本の使用について■
          4本
        • 気になる記事たち
          51本
        • 食べて、活きる
          14本

        記事

          「稚拙で猥雑な本能寺の変」11

          ○シーン11 美濃の里・山奥の沢 山の中の音。沢が流れている。 走って来るたね。沢に来てへたり込む。 そこに追ってきたしず。 しず  「たね!」 たね  「姉ちゃん・・・兄ちゃん本当にたねを嫌いになっちゃったのかな」 しず  「そんなことないよ」 たね  「でも顔も見たくないって」 しず  「私たちは家族だ、そうだろ?」 たね  「そうだけど、じゃあなんで兄ちゃんあんなこと」 しず  「うーん、また戦が起こるからだって」 たね  「なんで戦が起こるとたねのこと嫌いになるん

          「稚拙で猥雑な本能寺の変」11

          「稚拙で猥雑な本能寺の変」10

          ●第5幕 ○シーン10 美濃の里・平太の家 織部に字を教わっているしず、たね。 大きく50音を書いたものが作られそれを参考にして練習している。 それを見ている光秀、秀満、平太。 しず  「出来た」 織部  「お、見せてください」 しず、上手に「しず」と書かれた紙を見せる。 織部  「しずちゃん上手に書けてるじゃないですか」 たね  「出来た」 織部  「たねちゃんも出来ましたか。見せてごらん」 たね、紙に汚い字で「はげ」と書いてある。 織部  「たねちゃん、これは

          「稚拙で猥雑な本能寺の変」10

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          「はま寿司/横浜菊名店

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          シクラメン2024

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          信濃屋(立食そば)/渋谷駅

          信濃屋(立食そば)/渋谷駅

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          「稚拙で猥雑な本能寺の変」9

          ○シーン9 安土城・一室 信長が地球儀をくるくる回しながら現れる。 後ろに蘭丸、明神。 信長  「どんぐり」 明神  「はい」 信長  「世界は広いのよ。御覧なさい」 明神  「はい」 信長  「ここが日本、こんなに小さいの」 明神  「知ってますよ。蘭ちゃんも見てみなよ」 信長  「蘭丸も見てごらん」 蘭丸  「失礼いたします」 蘭丸、地球儀を見て。 蘭丸  「日本はどこですか?」 信長  「ここよ」 蘭丸  「えっ!こんなに小さいんですか?」 信長  「小さいでし

          「稚拙で猥雑な本能寺の変」9

          「稚拙で猥雑な本能寺の変」8

          ●第4幕 ○シーン8 光秀の屋敷・前  平太、一人待っている。  そこへ戻ってくる光秀、秀満、忠興、織部。 平太  「お帰りなさいませ」 忠興  「待たせたな平太」 平太  「とんでもないです」 忠興  「織部様、ありがとうございました」 織部  「はい。生きててよかったです」 忠興  「では、お帰りいただいて結構です」 織部  「帰るってどこにです?」 忠興  「平太のところに決まってるではないですか」 織部  「そうですよね・・・」 平太  「では行こうか」 秀満  

          「稚拙で猥雑な本能寺の変」8

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          今市(居酒屋)/恵比寿

          「稚拙で猥雑な本能寺の変」7

          ○シーン7 安土城内・祈りの間 フロイスがデウスに祈っている。 そこに現れる秀吉、久作、八方斎。 秀吉  「フロイス」 フロイス「秀吉様!」 秀吉  「しっ!」 フロイス「どうしてここに?毛利征伐に向かったのでは?」 久作  「あちらには影武者を立てた」 フロイス「でも信長様の命令なのでは?」 秀吉  「御屋形様は神になると仰せらしいな」 フロイス「はい。しかし神を名乗ることはデウスを冒涜することです」 秀吉  「冒涜。じゃあそれを許したらお前も神を冒涜することになるな」

          「稚拙で猥雑な本能寺の変」7

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          「ふたり~矢部太郎展」/立川

          「ふたり~矢部太郎展」/立川

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          「稚拙で猥雑な本能寺の変」6

          ○シーン6 安土城・廊下 上手から廊下より明神と蘭丸がやってくる。 歩いては止まり振り返り、歩いては止まり振り返り。 明神が蘭丸のマネをしている。 蘭丸  「何故ついてくる?」 明神  「何故ついてくる?」 蘭丸  「あっちへ行ってろ」 明神  「あっちへ行ってろ」 蘭丸  「マネをするな」 明神  「マネをするな」 蘭丸  「(早口言葉)」 明神  「(マネをする)」 蘭丸  「(早口言葉)」 明神  「(マネをする)」 蘭丸  「ああ鬱陶しい!」 明神  「ああ鬱陶し

          「稚拙で猥雑な本能寺の変」6

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          「卵と私」グルメタウン/渋谷

          「卵と私」グルメタウン/渋谷

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