おじいちゃんの台所(note創作大賞エッセイ部門応募作品)
『男子厨房に入るべからず』なんて言葉は、もはや死語である。
この語源や意味の解釈は様々だが、一番著名的なのは、そのままの通り『男の人は台所に入るべきではない』という意味である。
『令和』という今の時代は、男女平等であるのは常識といっても過言ではない。
「男の人はこうあるべき」「女の人はこうあるべき」という古い価値観の押しつけはジェンダー問題にもなりかねない。
1975年(昭和50年)、某食品会社のCMで、女性が「私作る人」と言い、男性が「僕食べる人」と言う台詞が使われたのだ