【読了】グラスホッパー 著:伊坂幸太郎 3人の殺し屋と、一般人の鈴木が、ある事件をきっかけに交差していくお話。おのおのの視点で繰りひろげられる物語に感情が動かされます。構造はシンプル。でも描写・表現があまりにリアルなんです。自分が物語の一部のように感じる作品📖ぜひ!
3 伊坂幸太郎『グラスホッパー』 安定にハラハラドキドキな生死シリーズ。「バッタは翅が伸びて、遠くへ逃げられるが、人間はできない。ただ、狂暴になるだけだ」。槿が鈴木に話したバッタの例えから人間社会の闇、群衆相について考えさせられる。