ちひろの読書記録

社会人3年目。

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101 東野圭吾『分身』 初めての東野圭吾作品。ちょっとハードルを感じてたけど、全然そんなことなかったしめちゃめちゃ面白くて一気読み。先端科学、発生工学がテーマ。やっぱり体外受精と代理母、認知のところは、大学で勉強した民法を思い起こさせた。東野圭吾さんって理系だったんだなあ。

    • 100 道尾秀介『向日葵の咲かない夏』 叙述トリックの嵐。ミチオが級友S君の首吊り目撃後、死体が行方不明、蜘蛛に姿を変えたS君が現れる。序盤から違和感だらけ。蜘蛛S君をミチオが殺した後で妹のミカが食べるシーンがあって疑問だったけど、まさかトカゲだったとは…!ラストまで衝撃の連続。

      • 99 貴志祐介『黒い家』 いーや怖すぎ過去最高に怖かったかも、!!狂気。やっぱり怖いのは幽霊やお化けより人間と思った。菰田幸子との対決シーンが本当に怖くて、先が気になるけどページを捲る勇気が出ず、10ページ程先をぺらっと見て「若槻」の文字を見て、安否確認しながら読んじゃった。。

        • 98 奥田英朗『イン・ザ・プール』 ぶっ飛んだ名医、伊良部先生。運動依存症、陰茎強直症、妄想癖、ケータイ依存症、強迫神経症の患者を、ユニークに対応して、気付けば快方に向かってる。1話目のプール依存症患者に対して、先生も一緒にハマってくれるのクスリと笑ってしまった。

        101 東野圭吾『分身』 初めての東野圭吾作品。ちょっとハードルを感じてたけど、全然そんなことなかったしめちゃめちゃ面白くて一気読み。先端科学、発生工学がテーマ。やっぱり体外受精と代理母、認知のところは、大学で勉強した民法を思い起こさせた。東野圭吾さんって理系だったんだなあ。

        • 100 道尾秀介『向日葵の咲かない夏』 叙述トリックの嵐。ミチオが級友S君の首吊り目撃後、死体が行方不明、蜘蛛に姿を変えたS君が現れる。序盤から違和感だらけ。蜘蛛S君をミチオが殺した後で妹のミカが食べるシーンがあって疑問だったけど、まさかトカゲだったとは…!ラストまで衝撃の連続。

        • 99 貴志祐介『黒い家』 いーや怖すぎ過去最高に怖かったかも、!!狂気。やっぱり怖いのは幽霊やお化けより人間と思った。菰田幸子との対決シーンが本当に怖くて、先が気になるけどページを捲る勇気が出ず、10ページ程先をぺらっと見て「若槻」の文字を見て、安否確認しながら読んじゃった。。

        • 98 奥田英朗『イン・ザ・プール』 ぶっ飛んだ名医、伊良部先生。運動依存症、陰茎強直症、妄想癖、ケータイ依存症、強迫神経症の患者を、ユニークに対応して、気付けば快方に向かってる。1話目のプール依存症患者に対して、先生も一緒にハマってくれるのクスリと笑ってしまった。

          97 宿野かほる『ルビンの壺が割れた』 節々からどことない違和感を抱きながら読み進め、ラストに本性が明らかに。展開が急というか、唐突すぎる感じが正直微妙だった。Facebookで特定の誰かを探し出せることの怖さを改めて感じた。

          97 宿野かほる『ルビンの壺が割れた』 節々からどことない違和感を抱きながら読み進め、ラストに本性が明らかに。展開が急というか、唐突すぎる感じが正直微妙だった。Facebookで特定の誰かを探し出せることの怖さを改めて感じた。

          96 貴志祐介『悪の教典(下)』 怖かったーーーーーーーーー。1クラスまるごと惨殺とか、イカれすぎだろ!大量殺人鬼の恐ろしさ。映画も気になるけど観る勇気が。。

          96 貴志祐介『悪の教典(下)』 怖かったーーーーーーーーー。1クラスまるごと惨殺とか、イカれすぎだろ!大量殺人鬼の恐ろしさ。映画も気になるけど観る勇気が。。

          95 貴志祐介『悪の教典(上)』 怖いけどスリリングで思わず読み進めたくなる1冊!サイコパスってこういう考え方なんか、共感能力とか感情がないとか、ここまでないと人間味がなくてほんと怖いと思った。下巻も楽しみ!

          95 貴志祐介『悪の教典(上)』 怖いけどスリリングで思わず読み進めたくなる1冊!サイコパスってこういう考え方なんか、共感能力とか感情がないとか、ここまでないと人間味がなくてほんと怖いと思った。下巻も楽しみ!

          94 原田マハ『ギフト』 究極のほっこり短編集。毎日が荒んでいるときに読むとほんと沁みる。

          94 原田マハ『ギフト』 究極のほっこり短編集。毎日が荒んでいるときに読むとほんと沁みる。

          93 川上未映子『黄色い家』

          いろんな感情が渦巻いた作品。読んでて終始重々しかった……。辛くて、苦しくて、でもどうしようもなくて。生まれた環境や時代背景でその人の幸せは大きく左右されてしまうことを突きつけられた。花が闇バイトに手を染めてしまったのも、花自身というよりも、相当な家族事情があったり、スナック「れもん」が火事に遭ったり、お金に困っている人ばかりが周りにいて、でも誰もまともな仕事ができる状況になくて、誰もが騙されたり詐欺に遭ったり暴行を受けたりしてて、頼れる人もお金もないような諸々の状況がそうさせ

          93 川上未映子『黄色い家』

          92 貴志祐介『新世界より(下)』 ついに完結。想定の展開だったこともあって、中編が特に面白かったかも、。外観の美しさ、醜さで攻撃・敵意のハードルが変わってしまう部分、人間の嫌なところだと思った。

          92 貴志祐介『新世界より(下)』 ついに完結。想定の展開だったこともあって、中編が特に面白かったかも、。外観の美しさ、醜さで攻撃・敵意のハードルが変わってしまう部分、人間の嫌なところだと思った。

          91 貴志祐介『新世界より(中)』 先が読みたくて、真理が気になって、ページを捲る手が止まらなかった。冒頭、瞬のことを覚えていない記述に寒気がし、記憶改竄の事実にぞっとし、ほんと辛い…。教育委員会、バケネズミは何者なのか、どうやって社会は作られたのか…、、下巻気になる!

          91 貴志祐介『新世界より(中)』 先が読みたくて、真理が気になって、ページを捲る手が止まらなかった。冒頭、瞬のことを覚えていない記述に寒気がし、記憶改竄の事実にぞっとし、ほんと辛い…。教育委員会、バケネズミは何者なのか、どうやって社会は作られたのか…、、下巻気になる!

          90 貴志祐介『新世界より(上)』 注連縄(しめなわ)で囲まれた町から出てはならない、という舞台設定が、『進撃の巨人』や『約束のネバーランド』を彷彿とさせた。奇妙な動物、社会ルール、教育体制、呪力、法…、、絶対単純な話ではなくて、裏の裏があるはず。中編が気になる!

          90 貴志祐介『新世界より(上)』 注連縄(しめなわ)で囲まれた町から出てはならない、という舞台設定が、『進撃の巨人』や『約束のネバーランド』を彷彿とさせた。奇妙な動物、社会ルール、教育体制、呪力、法…、、絶対単純な話ではなくて、裏の裏があるはず。中編が気になる!

          89 百田尚樹『プリズム』 解離性同一性障害について考えさせられる。聡子が多重人格の1人に恋するお話。卓也が消えて広志の中に統合される瞬間、融合された後に卓也の表情や仕草が垣間見える場面は、とても切なかった。聡子が我儘すぎるのと、医者が口軽すぎるのはどうにも引っかかる…。

          89 百田尚樹『プリズム』 解離性同一性障害について考えさせられる。聡子が多重人格の1人に恋するお話。卓也が消えて広志の中に統合される瞬間、融合された後に卓也の表情や仕草が垣間見える場面は、とても切なかった。聡子が我儘すぎるのと、医者が口軽すぎるのはどうにも引っかかる…。

          88 町田そのこ『ぎょらん』 噛み潰せば死者の願いがわかる、死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。実は生きている人の自責の念、後悔、罪悪感等による勝手な思い込み。『糸を渡す』には思わず涙。死後は何をどうしたって生きている者の自己満足でしかないと思いつつ、最期の願いを叶えれば再び繋がれる。

          88 町田そのこ『ぎょらん』 噛み潰せば死者の願いがわかる、死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。実は生きている人の自責の念、後悔、罪悪感等による勝手な思い込み。『糸を渡す』には思わず涙。死後は何をどうしたって生きている者の自己満足でしかないと思いつつ、最期の願いを叶えれば再び繋がれる。

          87 原田マハ『本日は、お日柄もよく』 スピーチライターという仕事、言葉の重み、抱擁が持つ言葉以上の力。心に染みた。”困難に向かい合ったとき想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している

          87 原田マハ『本日は、お日柄もよく』 スピーチライターという仕事、言葉の重み、抱擁が持つ言葉以上の力。心に染みた。”困難に向かい合ったとき想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している

          86 森下典子『日々是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』 心に響くものがあって思わず映画まで観ちゃった。黒木華さんぴったり。亡くなられた樹木希林さんが演じられていることもあり、日々を大切に、思ったことはその場で実現するのを大事にしたいと思わされる。茶道習ってみたいなあ…。

          86 森下典子『日々是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』 心に響くものがあって思わず映画まで観ちゃった。黒木華さんぴったり。亡くなられた樹木希林さんが演じられていることもあり、日々を大切に、思ったことはその場で実現するのを大事にしたいと思わされる。茶道習ってみたいなあ…。