ゲーム考古学

音楽、映画、ゲーム、オンライン、カードゲームなどエンタメのグランドスラム達成者。コラム執筆、アドバイザー。黒川塾主宰。プロデュース作品多数。書籍「プロゲーマー eスポーツのすべてがわかる本」を執筆出版

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  • ゲーム考古学 エンタメ異人伝

    音楽、映画、ゲームなどを総称するエンタテインメントは、人類の歴史とともに生まれ、時代に愛され、変化と進化を遂げてきました。 そこには、それらを創り、育て、成熟へ導いた情熱に溢れた人々がいます。この偉人であり、異人たちにフォーカスしインタビュー形式で紹介するエンタメ異人伝。 2017年から「エンタメステーション」に掲載されていたゲーム・エンタテイメント系クリエイター、プロデュサー、経営者へのインタビュー取材を、ここに再掲載しました。時代を反映した貴重なインタビュー集と写真を再び御高覧いただきたいと思います。

最近の記事

竹安佐和記 

以前から気になっていた竹安佐和記さんを取材する機会に恵まれました。その動機は、いわゆる「あの人は何をやっているのだろうか」というものです。それと、私個人の探求癖とでも言えばいいのでしょうか。竹安さんはゲームを作っているのか、それとも彼の興味はすでにほかの何かに向いているのかということ、気になったら聞いてみようと思います。同時に、一般的なメディアではできないインタビューになるといいなと思って仕上げました。実際の取材は、2024年1月15日に、彼の古巣の大手ゲーム会社が入居する高

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    • エンタメ異人伝 VOL.16 原田勝弘

      (※こちらの記事シリーズ「エンタメ異人伝」は2018年にソニーミュージックエンタテインメントの「エンタメステーション」にて公開された記事を再掲しています) 原田勝弘 株式会社バンダイナムコエンターテインメント グローバル事業推進室 グローバルマーケティング部 ゼネラルマネージャー/チーフプロデューサー/ゲームディレクター(当時) (※メガネ姿で現れた原田氏。クリップオン型のサングラスを装着し、いつもの姿になられたところでインタビュー開始となった) 原田さん、もうちょっと

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      • エンタメ異人伝 VOL.15 小口久雄

        取材関連はやめてくれって言っていたんだよ 小口 今日のテーマは「生涯現役」だから。 黒川――こだわってますね(笑)。(昔の写真を見ながら)これ小口さんですか? こんなにやせてました? 小口 やせてたんだよ。見てくれクロちゃん(※)、僕の赤ちゃんの頃の顔 を。(※ 小口さんからはセガ時代から、私はこの呼び名のまま) 黒川――あ、かわいいですねえ~。 小口 かわいいだろ。でも、オッサンにかわいいって言われてもな。 黒川――かわいいのが、こうなるのか(笑)。いやあ、人に

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        • エンタメ異人伝 VOL.14 三上真司

           実際に会うと全然イメージが違うって言われる 三上 僕ってインタビューを読んだ人とかから、実際に会うと全然イメージと違うって言われることが多いんですよ(笑)。 ――やはりホラーとかゴアな部分のイメージを持っている人が多いのでしょうか。 三上 ああいうものを作っている人は、だいたいこうなんだろうなっていう先入観があって、僕はそういうイメージからかけ離れているんでしょうね。でも、ホラー・エンターテインメント系の人って、割とサービス精神旺盛ですよ。 ――確かに。トビー・フー

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        • ゲーム考古学 エンタメ異人伝
          14本

        記事

          エンタメ異人伝 VOL.13 須田剛一

          ええっとね・・・、僕は父親の記憶がないんです。 ――まず、幼少期のお話から聞かせてください。ご出身は長野ということですが、長野のどちらですか? 須田 厳密に言うと上田です。僕は上田で生まれたんですよ。でも、すぐに松本に移ったので上田には1年いなかったと思います。松本には3歳ぐらいまでいたのかなあ。なので、松本の記憶はうっすらあります。そのあとは長野市ですね。 ――松本の記憶はどんなものがありますか。 須田 美ヶ原温泉に父親方のおばあちゃんの家があって、その近くに住んでた

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          エンタメ異人伝 VOL.13 須田剛一

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          エンタメ異人伝 VOL.12 遠藤雅信

          音楽、映画、ゲームなどを総称するエンタテインメントは、人類の歴史とともに生まれ、時代に愛され、変化と進化を遂げてきました。 そこには、それらを創り、育て、成熟へ導いた情熱に溢れた人々がいます。この偉人であり、異人たちにフォーカスしインタビュー形式で紹介するエンタメ異人伝。 「ゼビウス」がもたらしたゲーム性と、そこに秘められたゲームの物語性は、ゲーム黎明期にもたらされたエポックメイキングなコンテンツだったと言えるだろう。それは現代のゲーム用語になぞらえれば、それは「ナラティブ

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          エンタメ異人伝 VOL.12 遠藤雅信

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          エンタメ異人伝 Vol.11 松山洋

          卒業式で感動して泣いたことなんてない ――松山さんはイラストもお上手ですし、シナリオまで手掛ける、そして、マンガやエンタテインメントの知識も豊富ですが、やっぱりプロデューサーや社長になるときの苦労がいろいろあったと思います。今日はそのあたりをより深くうかがえたらと思っています。 松山 はい、よろしくお願いします。 ――では、さっそくですが、まずは幼少期のお話からうかがわせてください。福岡のご出身だと思うんですが、福岡のどのあたりですか? 松山 両親は熊本の八代出身で、

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          エンタメ異人伝 Vol.11 松山洋

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          エンタメ異人伝 Vol.10 上田文人

            映画などで表現できないようなものを表現しないと、ビデオゲームの意味がない 黒川――幼少期のお話からうかがいたいと思います。出身は兵庫県とのことですが。  上田 そうですね。兵庫県のたつの市です。  ――どのような町でしたか?  上田 あんまり特徴がないというか、いたって普通というか。それほど都会でもないし、田舎でもないしっていうような感じです。  ――当時、夢中だったものや、のちの上田さんにクリエイティブの部分で影響を与えたようなものはありましたか?  上田

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          エンタメ異人伝 Vol.10 上田文人

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          エンタメ異人伝 Vol.9 小山順一朗(a.k.aコヤ所長)

          音楽、映画、ゲームなどを総称するエンタテインメントは、人類の歴史とともに生まれ、時代に愛され、変化と進化を遂げてきました。 そこには、それらを創り、育て、成熟へ導いた情熱に溢れた人々がいます。この偉人であり、異人たちにフォーカスしインタビュー形式で紹介するエンタメ異人伝。 今回はバンダイナムコエンターテイメントに於いて、様々なアーケード向けゲームコンテンツをプロデュースし、現在は、8月に新宿ミラノ跡に開業したVR ZONE SHINJUKUでのコンテンツをプロデュースする小

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          エンタメ異人伝 Vol.9 小山順一朗(a.k.aコヤ所長)

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          エンタメ異人伝 Vol.8 水口哲也

          音楽、映画、ゲームなどを総称するエンタテインメントは、人類の歴史とともに生まれ、時代に愛され、変化と進化を遂げてきました。 そこには、それらを創り、育て、成熟へ導いた情熱に溢れた人々がいます。この偉人であり、異人たちにフォーカスしインタビュー形式で紹介するエンタメ異人伝。 今回は水口哲也氏をご紹介します。 このnoteはエンタメステーションにて掲載されていた取材記事を再現したものです。 水口哲也氏を突き動かすその情熱の背景を幼少期から現在に至る心の深淵を覗くインタビューをお届

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          エンタメ異人伝 Vol.8 水口哲也

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          エンタメ異人伝Vol.7 襟川陽一(シブサワコウ)

          2年前の惠子会長のインタビューへの反論…?!襟川 その節は会長がお世話になりました(注1)。 注1:エンタメ異人伝vol.6で、襟川陽一氏の妻であるコーエーテクモゲームスホールディングス代表取締役会長の襟川惠子氏にお話をうかがった。 ――こちらこそありがとうございました。 襟川 あれは何年前でしたっけ。 ――2年前です(※)。この連載の初期の段階で受けていただきました。初めて聞くようなお話も多かったので非常に好評で、そのあたりについて陽一社長にもぜひお聞きしたいなと。

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          エンタメ異人伝Vol.7 襟川陽一(シブサワコウ)

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          エンタメ異人伝Vol.6 襟川惠子

          シブサワ・コウの実妹・襟川クロさんの話題から始まった対談  黒川――今日はお時間いただきありがとうございます。私は以前、ギャガという会社におりまして、シブサワ・コウさんの妹さんである襟川クロさんと映画のお仕事をさせていただいたことがあるんです。 襟川 え!偶然ですね。ギャガということは藤村(哲哉)さんをご存じですか。 ――はい。もちろんです。藤村さんは私の師匠というべき方で、最近、ハリウッド映画版『攻殻機動隊』のプロデュースをされたということもあって、このインタビューの

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          エンタメ異人伝Vol.6 襟川惠子

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          エンタメ異人伝Vol.5 堀井雄二

          音楽、映画、ゲームなどを総称するエンタテインメントは、人類の歴史とともに生まれ、時代に愛され、変化と進化を遂げてきました。 そこには、それらを創り、育て、成熟へ導いた情熱に溢れた人々がいます。この偉人であり、異人たちにフォーカスしインタビュー形式で紹介するエンタメ異人伝。  今回のゲストは、『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親であり、2017年7月29日にPlayStation 4・ニンテンドー3DSにて発売予定の『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』を手掛けるゲ

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          エンタメ異人伝Vol.5 堀井雄二

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          エンタメ異人伝 Vol.4 坂口博信 

          坂口博信 知られざる少年時代 黒川ーーまず、ご出身のお話からうかがっていきたいと思います。ご出身は茨城ですね? 坂口 そうですね、茨城の日立市。両親は九州の出身です。おふくろは鹿児島県の知覧(ちらん)町っていう特攻隊基地があったところ。親父は熊本県の人吉市です。漫画家の井上雄彦さんが人吉の隣町の八代(やつしろ)市出身で、後の仕事でちょっと役に立ちました。やっぱり隣町っていうと、それだけで親近感がわくようなところがありますからね。両親が茨城にいたのは親父が日立製作所に勤めてい

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          エンタメ異人伝 Vol.3 インディペンデント・ゲーム・クリエイター もっぴんa.k.a. 麓 旺二郎(ふもと おうじろう)

          「ゲームをテーマにした小説やテレビ番組は当たらない…」 …と言われてきました。私自身も過去に書き溜めた原稿を基に書籍企画として出版できないかという打診を複数の出版社に打診したことがあります。反ってきた反応は上記のようなものでした。 しかし、このところテレビの番組表を見ると、若干その様相は異なっているようです。テレビ東京系列ではサイバーコネクトツー・松山洋社長の原作コミックから派生したドラマ「チェイサー・ゲーム」、そして伝統あるTBSの日曜劇場では、町のしがない玩具メーカーが

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          エンタメ異人伝 Vol.3 インディペンデント・ゲーム・クリエイター もっぴんa.k.a. 麓 旺二郎(ふもと おうじろう)

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          エンタメ異人伝 Vol.2 藤村哲哉 フィソロフィア株式会社 代表取締役社長 (収録 2017_03_13)

          音楽、映画、ゲームなどを総称するエンタテインメントは、人類の歴史とともに生まれ、時代に愛され、変化と進化を遂げてきました。  そこには、それらを創り、育て、成熟へ導いた情熱に溢れた人々がいます。これらの偉人であり、異人たちにフォーカスしインタビュー形式で紹介する「エンタメ異人伝」。今回のゲストは、株式会社ギャガ・コミュニケーション(現在のギャガ)の創業者であり、現在はフィロソフィア株式会社・代表・藤村哲哉氏です。  日本でのレンタル・ビデオ・ブームに先駆けて、洋画作品のビ

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          エンタメ異人伝 Vol.2 藤村哲哉 フィソロフィア株式会社 代表取締役社長 (収録 2017_03_13)

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