芦沢シン

言葉に触れるのが好き、読書が好き 色んな素敵な言葉や作品に出会いたい📖 好きな作家は辻…

芦沢シン

言葉に触れるのが好き、読書が好き 色んな素敵な言葉や作品に出会いたい📖 好きな作家は辻村深月さん、伊坂幸太郎さん、朝井リョウさんなど🐳 日々のよしなしごと、詩や小説などの創作物も発信します Amazon.co.jpアソシエイトに参加しています

マガジン

  • 創作関連(小説、詩、エッセイ、コラムなど)

    僕が創作した小説や詩、エッセイなどです。 稚拙なものではありますが、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

  • 各月で読んだ本まとめ

    各月で僕が読んだ本がまとめてあります。 各作品で印象に残ったフレーズも載っています。

  • 読書その他

    読書をしていて感じていることなど本の感想以外についてです。

  • 読書記録

    僕が読んだ本の感想や印象的なフレーズが書いてある記事です。

  • 日常

    読書以外の僕が普段感じていることなどです。

最近の記事

#103 2024年7月に読んだ本【読書日記】

こんにちは🙂 当記事は、僕が2024年の7月に読んだ本の中から6冊をまとめたものです。 それぞれの本で、感想、印象的なフレーズを書きました。読む本を迷っている方にとって、参考になっていただけたら幸いです。 (感想は一部の作品のみとなっています。一旦感想を書くのをやめた経緯は下記の記事に書きました) 1.『スパルタ婚活塾』(著:水野敬也)📖印象的なフレーズ 2.『生き方』(著:稲盛和夫)📖感想 約10年ぶりに再読。 今改めて読むとすごく響くものがありました。 シンプルで

    • 突然ですが、本の感想を書くのしばらくの間やめます

      SNSが発達した現代では、読書好きの方がXやnote、ブログなどで本の感想を書いている。 感想を書くことによっていいねなどの反応がもらえることから、それは一種のコミュニケーションにもなっている。また、まれに記事や広告にも採用されることもある。 このようなことは読書へのモチベーションにもつながる。 感想を書くだけで様々なことにつながる、それはとても素敵なことだと思う。 学生時代の読書感想文はあまり好きではなかった僕も、SNSに感想を投稿するのは楽しいと感じるようになってい

      • #102 2024年6月に読んだ本【読書日記】

        こんにちは🙂 当記事は、僕が2024年の6月に読んだ本の中から7冊をまとめたものです。 それぞれの本で、感想、印象的なフレーズを書きました。読む本を迷っている方にとって、参考になっていただけたら幸いです。 (感想は一部の作品のみとなっています。一旦感想を書くのをやめた経緯は後日上げる予定の記事に書きます) 1.『Nのために』(著:湊かなえ)📖感想 恋愛小説でよくあるのが互いのすれ違いや盲目さですが、それが見事に表現されていると思いました。 愛する人のためには、良くも悪くも

        • 全身全霊だった20代。30代は半身半霊で生きる。

          僕は本を読んでいる中で、これまで知らなかったことを知ることが多々ある。 また、内面ではうっすらと感じていたことが表面化して、それにより考えるきっかけを与えてくれることもある。 最近読んだ本でもまさにそのような体験をした。 「全身全霊をやめませんか」 その章タイトル、内容にハッとさせられる。 今の自分がうっすらと感じていたこと、心がけていること、過去の苦い経験が表面化された瞬間。 これからの自分について考えるきっかけを与えてくれた本。 それが三宅香帆さんの『なぜ働いて

        #103 2024年7月に読んだ本【読書日記】

        マガジン

        • 創作関連(小説、詩、エッセイ、コラムなど)
          3本
        • 各月で読んだ本まとめ
          19本
        • 読書その他
          14本
        • 日常
          20本
        • 読書記録
          92本
        • 小説
          81本

        記事

          #101 2024年5月に読んだ本【読書日記】

          こんにちは🙂 当記事は、僕が2024年の5月に読んだ本の中から9冊をまとめたものです。 それぞれの本で、感想、印象的なフレーズを書きました。読む本を迷っている方にとって、参考になっていただけたら幸いです。 1.『四畳半神話大系』(著:森見登美彦)📖感想 結末や登場人物が共通している4つの並行世界で繰り広げられる展開は、飽きるどころかむしろ引き込まれました。 それは、笑いをこらえるのが精一杯なくらいの下らなくておかしなやり取り、一文一文が独特な表現で描かれていること、そして

          #101 2024年5月に読んだ本【読書日記】

          これからは「ずんだ色」の手帳とともに

          僕は一昨年の9月から、日々の生活で起こったことや感じたことを箇条書きの形式で書き留めていて、昨年の9月からはしっかりと文章の形式で書く、いわゆる「日記」として書き留めている。 2ヵ月前には、日記を書き続けたことでの変化や感じたことについて書いた。 あれから日記は1日も欠かすことなく書き続けている。 これまでも日記を書こうとして途中で断念したことが何度もあったので、ここまで続いているのは自分自身でも驚きだ。 まさに「習慣」となっている。 いや、「趣味」になりつつあるのかもし

          これからは「ずんだ色」の手帳とともに

          3、4日と仙台へ行きました。 まさに「杜の都」 都会の雰囲気がありながら、緑豊かな自然に溢れていて心が潤いました✨ 緑色がさらに好きになった2日間🌳 現地で読了した伊坂幸太郎さんの『砂漠』 ずっと大切にしたい作品になりました✨

          3、4日と仙台へ行きました。 まさに「杜の都」 都会の雰囲気がありながら、緑豊かな自然に溢れていて心が潤いました✨ 緑色がさらに好きになった2日間🌳 現地で読了した伊坂幸太郎さんの『砂漠』 ずっと大切にしたい作品になりました✨

          #100 2024年4月に読んだ本【読書日記】

          こんにちは🙂 当記事は、僕が2024年の4月に読んだ本13冊をまとめたものです。 それぞれの本で、感想、印象的なフレーズを書きました。読む本を迷っている方にとって、参考になっていただけたら幸いです。 1.『黄色い家』(川上未映子)📖感想 2024年の本屋大賞ノミネート作品。 とにかく、やるせない。 読了後に気持ちのやり場がわからなくて出てきた感情です。 金に翻弄された花が変貌していく様子に、読みながら辛くなりました。 金は人を変えてしまう。金そのものは変わらない、年をとら

          #100 2024年4月に読んだ本【読書日記】

          #99 2024年3月に読んだ本【読書日記】

          こんにちは🙂 当記事は、僕が2024年の3月に読んだ本の中から10冊をまとめたものです。 それぞれの本で、感想と印象的なフレーズを書きました。 読む本を迷っている方にとって、参考になっていただけたら幸いです。 1.『パンとスープとネコ日和』(著:群ようこ)📖感想 このやり方でいいのだろうか。自分がやりたいことをやるのは傲慢ではないのか。今はいいけどこれからどうなるのか不安だ……。 人生、生きている中では色んな悩みが出てきます。特に今の世の中では何か周囲から急かされているよ

          #99 2024年3月に読んだ本【読書日記】

          映画『52ヘルツのクジラたち』を観た感想とその他諸々

          3月1日に公開された映画『52ヘルツのクジラたち』を観た。 観終わった後に頭の中から出てきた言葉は、すごいの一言だった。 すごいって言葉が適切かどうかはわからないけど、とにかくすごかったとあしか言えなかった。 原作(著:町田そのこ)は、2021年に本屋大賞を受賞。 僕は3年前に原作を読んだが、その時以上の衝撃を受けたような感じがする。 気づいたら書店へ行き、文庫本を購入して原作を再読していた。 その後、改めて映画を観に行った。 なるべく冷静な視点で観ようと思い、ある程

          映画『52ヘルツのクジラたち』を観た感想とその他諸々

          日記を半年書き続けたことでの変化や感じたこと

          一日の終わりが迫っている夜。 お気に入りのRollbahnの手帳にペンを走らせる。 喧騒にあふれる日々の中で、自分自身と向き合う特別な時間……。 僕は一昨年の9月から、日々の生活で起こったことや感じたことを箇条書きの形式で書き留めている。 それが昨年の9月からは、しっかりと文章の形式で書くように変わった。 いわゆる「日記」として書き留めるようになった。 (文字数としては100~200字程度) その日記を書き始めていつの間にか半年が経つ。 いつの間にか、と思うくらい今では

          日記を半年書き続けたことでの変化や感じたこと

          #98 2024年2月に読んだ本【読書日記】

          こんにちは🙂 当記事は、僕が2月に読んだ本の中から9冊をまとめたものです。 それぞれの本で、感想と印象的なフレーズを書きました。 読む本を迷っている方にとって、参考になっていただけたら幸いです。 1.『成瀬は信じた道をいく』(著:宮島未奈)📖感想 早くも2024年のベスト本約10冊の候補になりました。 ツッコミどころ満載な成瀬たちのやり取り、そしてどの話も濃くて物語に厚みが増した感じがあります。前作以上に好きかもしれません。 主人公の成瀬に目がいきがちですが、相方の島崎、

          #98 2024年2月に読んだ本【読書日記】

          今その瞬間までわからないワクワクを楽しむ

          先日、図書館に予約していた本を借りに行った時のこと。 借りた本を手に抱えながら歩いていると、面陳されている本が目に留まった。瞬間的にピンとくるものを感じてその本も追加で借りた。 それは、いまがわゆいさんの『コミックエッセイ 本屋図鑑 だから書店員はやめられない!』という本。 書店員のいまがわゆいさんが、書店員の仕事内容や仕事中のあるある、書店や本に関する知識などの書店員のリアルが四コマ漫画形式で描かれている1冊だ。 かわいくて癒されるイラストに、わかりやすくてためになる

          今その瞬間までわからないワクワクを楽しむ

          《出会いは僕の心を動かすきっかけになる》 古本市に行って芽生えた想い

          2月11日に、新潟市で開催された古本市『アカミチフルホンイチ』に行ってきた。 古本市の良さは、書店では購入できないような本やZINEが手に入れられたり、店主たちと直接お話をしながら色んな想いを伺い知れることにあると思う。個性があふれた色とりどりの本棚は、見ているだけでも興味をそそられる。 会場内は、今年の暖冬の気候のような温かな空気で満ちていた。 今回は会場内で行われた読書会にも参加して、本も予定よりも多く購入。 みんなの「好き」の集合体でもあるこの空間が好きだなと改めて

          《出会いは僕の心を動かすきっかけになる》 古本市に行って芽生えた想い

          「辻村ワールドすごろく」のすすめ あなたにとって大切な1冊が、きっとここから見つかります

          辻村深月さんの作品は、基本的にはそれぞれの作品内で物語が完結する構成になっていますが、作品によっては読む順番が存在するシリーズのようなものがあります。 それは「辻村ワールドすごろく」という名称で、順番通りに読むことで面白さが何十倍にも増す仕掛けになっているんです。 当記事では、「辻村ワールドすごろく」の全作品を読んだ僕が、その全作品についての紹介と感想、そして魅力について書きました。 辻村ワールドすごろくとは?辻村深月さんの作品は、登場人物や世界観がつながっていることが

          「辻村ワールドすごろく」のすすめ あなたにとって大切な1冊が、きっとここから見つかります

          #97 2024年1月に読んだ本【読書日記】

          こんにちは🙂 当記事は、僕が2024年の1月に読んだ本の中から10冊をまとめたものです。 それぞれの本で、感想と印象的なフレーズを書きました。 読む本を迷っている方にとって、参考になっていただけたら幸いです。 1.『恋できみが死なない理由』(著:最果タヒ)📖感想 詩人・最果タヒさんのエッセイ集。 読み始めの予定を変更するくらい、引き込まれました。 「共感」が求められているように感じる世の中だけど、本来、人と人は分かり合えないもの。その忘れがちな当たり前のことを最果さんは教

          #97 2024年1月に読んだ本【読書日記】