私は、ある委員会で、浜岡サイトの見学・調査後、静岡県副知事と相向かいで同席する機会があり、雑談していた時、冗談で、「浜岡の防潮堤は、私が、昔、住んでいた別荘の塀より高く、乗り越えるのは不可能」と言ったところ、生真面目にも、真に受け、「委員には、変わった経歴の人がおり、驚き」と。
東海第二原発の突貫工事の現場で、サイト東側(太平洋側)の防潮堤の特定の部位での施工不具合から、鉄筋変形やコンクリート流れ込み不足などのトラブルが発生し、現場建設関係者から、特定政党へタレコミがあり、発覚しましたが、建設現場では、図面どうり行かず、現場調整することは、良くあること。
既設の避難タワーや防潮堤の高さが、新しい想定基準を満たさないという記事を読んだ。それなら国が移転費用を負担して、生活圏を危険地域から安全地域へ移転するほうが、新しい避難タワーや防潮堤を設置するより安あがりだと思った。危険地域は放棄するしかないだろう。それでも住むなら自己責任。