団塊おじさん

私は団塊の世代の一人です。若い頃は貧乏で大学進学を諦めたが当時世界最大だった鉄鋼企業に…

団塊おじさん

私は団塊の世代の一人です。若い頃は貧乏で大学進学を諦めたが当時世界最大だった鉄鋼企業に就職できた。高卒では出世できず、管理職の末席を汚す程度であった。大企業の役員等と平気で付き合う特技を持っています。

最近の記事

久方振りの「願う会」の連絡会開催でした

出席者は平田代表、片桐康子、加藤之久、吉沢、永井の5名で実りある議論や情報共有はほぼ0%でした。2時間もかけて議論をする意味はないに等しい。 代表が花田東海市長に問いかけた質問に対する市長の答えが披露された。 答1:名古屋製鉄所の令和5年度の二酸化炭素の排出量はもうしばらく時間を下さい。市からの報告を待たずに排出量は環境省のHPで公開されている。その値を知った後の行動が読めない。 答2:東海市から大府市に移設した気象データモニタリング装置を東海市に戻すことは考えていない。気象

    • 地球温暖化、気候変動に如何に対処するべきか?

      20年前に愛知県地球温暖化防止活動推進員に応募して、推進員活動(ストップ温暖化教室の授業)を続けています。我々、団塊の世代は日本の発展を目指して必死に働き、先進国の中で驚異的な経済成長を遂げ、1、2位の地位を占めまでに至った。然し、2度の石油危機(⇒エネルギー価格高騰)や公害問題やローマクラブが発行した『成長の限界』にも屈せずに経済成長一途につき進んだ結果、人間の幸福を置き去りにしてしまった。海外ではその姿を「エコノミックアニマル」と称したり、狭い住居は「うさぎ小屋」と言われ

      • 敗戦国の悲劇二題

        昨晩の「映像の世紀」は第二次世界大戦の敗戦国であるドイツの国民が被った悲劇を報道され、次週は我が国の悲劇を報道する。 1.ドイツ国民の悲劇とは ヒットラーが引き起こした欧州戦争とユダヤ人を根絶やしにする暴挙は戦後、罪もないドイツ国民に降りかかった。ドイツ軍に蹂躙されたポーランドの国民がソ連を含む東欧諸国からドイツへ強制移住を余儀なくされたドイツ国民はユダヤ人が強制収容所送りされたルート貨車にぎゅうぎゅう詰めにされて移送された。貨車の乗り切れないドイツ国民は徒歩や馬車でぬかるん

        • NHK・プロジェクトX「オウム地下鉄サリンと科捜研・闘いの真実

          オウム真理教の教祖やその信者が地下鉄でサリン生成物をまき散らした事件から30年になります。その時までは警視庁は容疑者を拘束し自白させることに重点をおいていた。科学捜査研究班の存在はお飾りに過ぎず、研究班のメンバーはやる気を失っていた。🚇サリン事件が発生し、教祖や信者がサリンを生成したという論理構成を遠山の金さんのような頑固頭では無理であったが、科捜研のメンバーの中に論理を組み立てれる人が居て、その人に白羽の矢が立った。サリン合成のプロセスの途中で残留する中間生成物に気付いて、

        久方振りの「願う会」の連絡会開催でした

          少子化問題は今回の衆議院選挙でも問題視されているが

          少子高齢化の問題が提起されて、国会では様々な場当たり的な対策が実施されているので問題の改善は感じられないのは何故か? 今回の衆議院選挙でも各党が勝手気ままな公約(絵に描いた餅、財政的な裏付けなし、効果なし)をぶち上げている。 ある時、一人の女性が子供を保育園に通わせるための手続きをするも「あなたの子供を受け入れる余裕がありません」と断られSNSに投稿したら、SNSで話題沸騰。有権者のの目や耳に敏感な政治家は動き出した。政府や地方自治体は幼児を受け入れる枠を拡大するために変則的

          少子化問題は今回の衆議院選挙でも問題視されているが

          「認知症と食生活」の講演を聴いて

          食の安全を考える大府・東海市民の会が開催した講演会を聞いて、又考えさせられた。同会は3ヶ月に一度のペースで食物や医薬品に潜む害について薬剤師の眼を通して、啓発してくれます。参加している人は食品や薬剤について興味を持って参加していると思われるが、講師の言っていることを冷静に判断しているように見えません。講師は専門家ですから難解な化学式や薬品名を羅列したり、薬害のプロセス等を足早に話す傾向にある。医薬品についての知識が乏しい聴衆に確認を取りながら、説明をすることもお忘れなく。

          「認知症と食生活」の講演を聴いて

          昨晩の「映像の世紀」は中内功と堤清二の生き様でした

          中内氏は大阪府下の小さな薬局を出発点にし、商品を安く消費者に届けることに邁進にしてダイエーの店舗を日本の全都道府県に開設した。その勢いはとどまることを知らず「カリスマ経営者」として一世を風靡した。ダイエーは松下電器産業と家電品の価格競争で優位にあった松下に低価格戦争を仕掛けた。松下電器は創業者の松下幸之助の考えに従いメーカーも販売店も購入者も幸せになると言う家族経営主義を標榜していた。そこに中内氏は「松下の値段が高過ぎる。価格を下げればもっと売れる」と考えて大量仕入れ等で販売

          昨晩の「映像の世紀」は中内功と堤清二の生き様でした

          NHKスペシャル・ジャニー喜多川氏の『明』と『暗』とは?

          昨晩のNHKスペシャルは性加害事件で世間の関心が薄れた頃にジャニー喜多川氏と姉(メリー)が戦後の芸能界で勢いを得た背景について、そして性加害事件が起きた経緯について報じていた。報じていたのが性加害事件の片棒を担いだNHKでは隔靴搔痒の感の報道になっている。 そもそも、戦後の芸能界(興行界)は山口組をはじめとする各種の興行師が興行権や芸能人のごたごたを片付ける汚れ役に新しい人脈(ジャニー喜多川)を起用したことにあった。特に欧米系芸能人を招く手段に飢えていた日本芸能界のプロモー

          NHKスペシャル・ジャニー喜多川氏の『明』と『暗』とは?

          衆議院選挙について党首等の発言に腹が立つ

          党首等の発言の全てについて論評する力がありませんが、石破自民党総裁の地方創成の想いは上滑りです。地方自治体が財源不足で住民サービスが不足していると言う嘆きに、納税者が自分達が応援したい自治体に税金が回らないと言う不満を解消する目的で「ふるさと納税」制度を創設したが、『返礼品競争』に自治体の小賢しい職員が暗躍している。頭の悪い首長はふるさと納税制度の立法精神を無視しているので制度が形骸化している。この姿は小選挙区選挙制度の復活当選制度にも通じるものがある。選挙区の当選者だけでは

          衆議院選挙について党首等の発言に腹が立つ

          関西電力㈱高浜原発1号機が50年超の運転へ

          国のエネルギー基本計画に従って運転開始から50年超の運転が原子力規制委員会が認可した。規制委員会は法律の基準に従って審査し、「改めてデータを再確認したが、技術的論点はなかった」と言う結論でした。それに先立って美浜原発は配管に腐食などが見つかり、改善工事で凌ぐようです。美浜3号は復水循環配管が紙のようにペラペラになっていることに気付かずに復水が噴出して数名の作業員が死傷したことを思い出して欲しいね。 火力発電設備にはない放射線照射によって分厚い鋼板が亀裂を引き起こす危険性がある

          関西電力㈱高浜原発1号機が50年超の運転へ

          今日、第30回衆議院選挙の火ぶたが切られた

          石破総理が総裁選に勝利した勢いが衰えないうちに戦後最短の解散総選挙を強行した。野党は為すすべも無く自民党の策略に乗ってしまった。ここで、日本国の主権者たる国民に「誰に、どの党に投票すべきかの判断材料なし」の選挙で信の仰ぐと言う虚言に惑わされることなく、投票所に向かうべきでしょう。旧民主党末期に自民党の安倍総裁の口車に乗って、解散総選挙を決断したのは野田旧民主党代表でした。 最近は与党、野党を問わず世襲議員が跋扈しており、民主主義の意義が薄れつつある。世襲議員が生まれないように

          今日、第30回衆議院選挙の火ぶたが切られた

          最近、読んだ本を紹介します。

          1冊目は「みんなの熱科学(10分でわかる熱とエネルギーの話)です この本は圓山翠陵東北大教授が著した熱力学の原理を高校生にでも分かるように解説してあります。熱力学の著書には難解な数式が羅列してあり、それを見ただけで頭が痛くなります。 本人の性格紹介で「疑問に感じたことは素直に発言するので講演会の講師に嫌われる」と書いてあり、私と共通する点があります。水素ステーションで働いていた時、愛知県水素エネルギー社会形成研究会に参加して、現場で感じた疑問をぶつけていました。背後には燃料

          最近、読んだ本を紹介します。

          ノーベル賞 平和賞が日本被団協に授与される

          わが国は既に佐藤栄作元総理が受賞しているがこちらはまがい物です。何故ならば、核抜きで沖縄返還を評価しての平和賞であるが、沖縄県民は納得していないし、既知の実態を考えると「弘法も筆の誤り」と言わざるを得ないのは私でしょうか?? 今回の平和賞授与は真のノーベル賞と言えます。両方とも核兵器が絡んでいることに複雑な気持ちになりますね。

          ノーベル賞 平和賞が日本被団協に授与される

          イスラエルとガザの紛争が収まらず、拡大の傾向に

          流浪の民であるユダヤ人が安住の地を切望するのは第2次世界大戦中に起きたナチスドイツの人種撲滅(ホロコースト)に依るところが大きい。英仏の無責任な戦後処理でユダヤの人々はイスラエルの地を追われそうになったが、辛うじて踏みとどまった。第1次、第2次中東戦争でイスラエルの基盤が固まったようですが、今度は故郷を追われたパレスチナの人々の苦難の歴史が始まった。大国間の妥協の産物であるガザ地区とヨルダン川西岸と言うモザイク地域にパレスチナの人々は押し込められてしまった。イスラエルの国民は

          イスラエルとガザの紛争が収まらず、拡大の傾向に

          石破新総理の所信表明演説、東京都のカスハラ防止条例??

          石破新総理が35分にわたって所信表明演説を行ったが総裁選で述べたことに比べてスカスカの内容に変化していた。今後、石破総理の言動や自民・公明党(+維新の会、国民民主党)の国会審議にどのように対応するウォッチングして衆議院選挙に臨まなければならないと思います。、 気になるのは「地方創成なくして、国の活性化なし」と言うフレーズで地方創成を言い出してから20年以上の時間が過ぎていることに自民・公明党は責任を取っていない。酷い例としては自治体にとにかく1億円を渡して、何かをせよと言う乱

          石破新総理の所信表明演説、東京都のカスハラ防止条例??

          パリ協定は京都議定書の二の舞以上か??

          菅義偉元総理が目途無しで発した2050年末までにCO2排出量をゼロにするというカーボンニュートラル宣言で政財界は走り出すも迷走状態が続いています。昨日、山中伸弥京大教授がiPS細胞の研究でノーベル医学・生理学賞を受賞してから12年を経過した今、実用化までの道のりをNHKがインタビューしていたのを聞いて、我が国のカーボンニュートラル政策にも当てはまる気がした。 日本人の縮み思考がイタズラしていると思う 韓国の方の著書に「日本人は自然の風景を小さな箱の中に再現する箱庭思想が強

          パリ協定は京都議定書の二の舞以上か??