追懐

記憶に栞

毎日いろいろなことがあり
オンライン化も進んで、よく言えばフレキシブルだけど、同時並行や細切れのことが連続であると、たまにあれは現実だったのか、ひょっとして夢だったかもと思うことがある

お茶で記憶に栞をするというひとの話を聞いて、いいなと思った

自分の場合はなんだろう
視覚やにおいがトリガーな気がする
自然の森や風の香りが一番好き
記憶の栞は人それぞれだ

自分の世界の構造について

昨日の夜、絵を描き終わって画集を読んでいた、そのあと後に、バッタリと出会ってしまった

ずっとそこにいたんだろう

僕はここ3年くらいそれに意識を向ける事なく突き進んでこれた

お陰様で夜寝付くまでに何時間もかかってしまった。

時計を見ると朝の6時だった

どんだけ眠りに落ちれないのだ!

ずっと頭の中を徘徊されて、最近の僕の全て見回して行った

僕はそれに同行させてもらって自分について改めて考

もっとみる

Happy Halloween & Birthday!

「誕生日はハロウィンの日なんだ。」と、かぼちゃの串揚げをかじりながら彼は笑った。ビール1杯だけ飲んだら帰るぞと言っていたのに、結局これで4杯目。隣でレモンサワーを飲む私もほろ酔いになったから、やっと彼に誕生日を聞くことができた。

 私、23歳、入社2年目。彼、32歳、係長。初対面の印象は「笑わなくて怖い人だな」だった。でも、私がお客様からのクレームの電話にうまく対処できなかった時、あまりに鮮やか

もっとみる
お読みいただけて嬉しいです♪ありがとうございます!
13

NovelJam’ [dash] 2019 著者参加:ポートフォリオ

NovelJam’ [dash] 2019 著者参加となりました。嬉しいです。

今回は著者としてアピールすべく、ポートフォリオを作成しました。

◆noveldays

全部9月に書きました。

テーマ:【嘘】, リベンジ, 茨城県
狂った歯車(4,103文字)
https://novel.daysneo.com/works/616347e022889a583417baff972f9c6a.ht

もっとみる
そろそろ、手相が変わる時期です。
27

くっきりとした、夏

一人で、初の南半球へ旅に出た。

忘れたかった。

祖母は、この夏を越えれなかった。

一気に季節を越えたかった。

お正月、「あんたは誰や?」と聞かれた。

その8ヵ月前には、久し振りに会えたと大喜びして潤んでいた瞳が、警戒の光を宿していた。

祖母は、今年に入ってから急速に人格が崩壊していき、その変化の激しさに、何度も心がふるい落された。

老衰だった。

祖母の部屋を整理していると、今の叔母

もっとみる

透明。

わぁぁ~!と歓声を上げる私を友人は微笑んでみていた

そうでしょう、という口にされなかった言葉が聞こえた気がする

初めて見る北陸の海はどこまでも透明で静かに波が

寄せて返していた

「井上靖の詩に『一枚の紺の大きい布を白いレースが縁どっている。』っていう海を例えた詩があってね...。」

はしゃぎながらいう私のおしゃべりを口数の静かな友人は黙って聞いてくれていた

私は海のそばで生まれ育ったけ

もっとみる

あの頃の旅の記憶

ひとりで飛行機から降り立つ。

親と一緒に乗っていた飛行機もいつからひとりで乗れるようになったんだろう。

出口には、誰もいない。お迎えがいなくても、ひとりで目的地まで着くことができる。

空港からのリムジンバスに乗って中心地に出る。

自分で電車の時間を確認して、切符を買って、ホームへ向かう。

1時間に数本しかない電車。
ボタンを押してドアを開けて乗り込んだ。

電車に乗って、海を眺めていると

もっとみる
うれしい〜〜!はっぴ〜〜〜!!
5

夢は手に入ると思っていた頃、の話

祖父とふたり、旅に出たことがある。

行き先は、祖父の息子ーー叔父の単身赴任先である東京だった。今にして思えば、小学校一年生の孫を連れての上京。普段は信号もない田舎暮らし、なかなかの冒険である。

叔父と、この為に上京していた義叔母と、私たちは夢を売るネズミの王国へ向かった。記憶にないが、おそらく幼い私のわがままだったのだろう。それが私のディズニー初体験であり、祖父にとっては最初で最後のディズニー

もっとみる
嬉しいです!
5

巡る、朝ごはん

人生で初めて、母と2人きりで旅行に行った。

小さな頃は喘息が酷く、あまり出かけられず、小学校に入る頃には妹が生まれた。
そのため、2人で泊まりがけで出かけるという機会がなかった。
23歳にして、初めて母との2人旅だった。

今回の目的地は、鳴子温泉。
澄み切った青空に、まだ夏の香りを残した緑の山々が目に映える。
おびただしい数のトンボが、元気に飛んでいた。
かつては、このような景色が日本各地で見

もっとみる

お城とパンダと母

「あなた、あれすごく好きだったのよ。動物園に行くたび乗ってたわ」

母が目を細める。視線の先には、100円を入れるとゆっくり歩くパンダの乗り物。

「そうだっけ」

観光客で賑わうお城の、お土産物屋の隣にひっそり置かれたパンダ。たしかに、昔はよく見た気がする。

「そうよ。アイス食べながら乗ったら落としちゃって。泣いてたら店員さんが新しいアイスくれたのよ」

何歳のときの話なのか。覚えていないけど

もっとみる
ただ存在するだけでけっこう大変ですよねぇ
23