ありのす

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毎日起こるいろんなことを、食欲に変えてお届けします。うちのリアルなごはん「瞬殺飯」と、非日常な「活字で食べる旅ごはん」✳︎Twitter→ @twokari

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  • 活字で食べる旅ごはん

    旅から帰った後も、活字をもぐもぐ食べて余韻に浸りたい

  • 40歳の日記

    心に浮かぶよしなしごとを書き留めておく場所 #39歳の日記 #40歳の日記

  • 平日の瞬殺飯と週末のご馳走

    30分で作って食べる平日と、ちょっとした手間ひまがご馳走の週末(毎週更新の料理メモ)

  • 笑える子育て

    ワーママ的な雑記(19.11月内容に合わせてマガジンタイトルを変更しました)

  • 読み返したいnote

    読み返して元気をもらえるもの

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小3男子と行く大阪ふたり旅_DAY1

とても大袈裟だが、小3息子とのふたり旅に行ったら、まるで人生の良い部分だけを凝縮したような2日間だった。 旅の前、旅の途中で息子が書いていたノートを指差し、「それ、もしママが死んだら棺桶に入れてくれない?」と聞いたら「死んだらだめ」と一蹴された。 小学3年生は、絶妙な歳だ。自分の好きなことがハッキリしてきて好奇心旺盛だが、私の好きなものも「いいよ〜」と受け入れてくれる柔軟さもある。私と同じか、それ以上によく食べる。眠たい時を除いて基本的に機嫌が良く、体力も大人並み。 息

    • 小3男子と行く大阪ふたり旅_DAY2 (おまけのみ有料)

      小3息子と大阪ふたり旅、2日目。 (おまけ漫画を有料設定にしていますが、旅行記は無料で読めます) 1日目はこちら。 朝、まだ寝てる息子に声をかけてから1階へ降り、ホテルの朝食をテイクアウトする。部屋で食べたいと伝えると紙のパックに詰めて部屋へ持ち帰れるのがありがたい。 白いベーグルに生ハムとオニオンスライスをたっぷり挟んだり、チュロスに生クリームを欲望のままに乗せたり、たこ焼きもすこし。旅のカロリーと栄養には目を瞑る。前夜にコンビニで買ったものと合わせて、まだ完全には目

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      • 最近思うこと、誰かの正義にしんどくなる

        争いの元には大抵誰かの正義がある。 これがこうなのはおかしい、あの人はおかしい、本当はこうあるべきなのに、とか。 この年始のように、誰もが不安で落ちつかない時には尚更。どんな意見も正しいようでいて完全ではない。どうしたって1人の視点でしかない。 そして安易に賛同する人こそ、味方ではない。見えていないことが多く、少し視点がずれていたら今度は別の方向を向いて平然と傷つける。でも、傷つけたって開き直って言うんだろう、「自分は正しい、なぜならば」と。 SNSが好きだけど、誰かの

        • 活字で食べるごはん 徳島編

          さあ、年末。義実家での年越しを前に、帰省前の旅行でおいしかったものたちを書き残しておく。家族たちはお昼ごはんどうしよかーの議論中なので私はふんふんと生返事しながらコレを書く。書きたいと思ったら我慢ができない。おいしかった〜という記憶さえ、どんどん薄れてしまうんだもの。 今回は念願の徳島!GWに香川・愛媛・高知を周り、残るは徳島。初の鳴門を楽しんだ。 とりとたい シビカララーメン 鶏白湯と鳴戸鯛のアラから取った出汁のラーメン!まだ歴史の浅い新しいお店のようだけど、小さなお店

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          2023年の終わり、私のおすすめ

          新幹線の待合室でこれを書いている。子供たちはそれぞれのカバンから漫画を取り出して読み、夫はキヨスクで買った菜飯のおむすびを食べている。人はたくさんいるのに静かで、待合室のテレビから軽快な関西弁が聞こえる。年末の空気感がある。 たった1日、冬季休暇に突入しただけで、時間の流れがおだやかだ。少しだけ気にかかる仕事が残ってしまったけれど、数年前までの激務に比べたら、奇跡のようにおだやか。義実家にPCを持参しなくていい。ありがとうありがとうという気持ち。いつもの癖で起きて準備をした

          2023年の終わり、私のおすすめ

          (きょうの瞬殺飯)ささみの海苔チーズ春巻

          急に風が冷たくなって、信じられない気持ちで子どもを迎えに行く。数日前まで、そうでもなかったよね?夫の分厚いダウンを羽織り、車に暖房とシートヒーターもつけて、それでもぶるぶると震えてしまう。 サムイヨー!と声に出る。もしも私がいま事故に遭って、ドライブレコーダーの提出が必要になったら、「サムッ…サムスギ…サムイヨー」とひとりでぶつぶつ言っている映像が誰かに見られてしまう。そう考えるといつもより真剣に、ハンドルを10時10分の位置で持ち、学童までの道のりを急ぐ。 さて、長らく

          (きょうの瞬殺飯)ささみの海苔チーズ春巻

          若い頃ならまあいつかねで済むけれど、40越えたし1個も諦めたく無いわ

          1番書きたかったことを先に書いてしまった。 よく言われる、「40歳から楽しくなるよ」ってこういうことかなと思ったので書いておく。 これまでに数え切れないほどの恥をかいたし、お金は稼げばいいのだし、何かとリカバリも効くし、良いことも悪いこともすぐに忘れてしまう。だからもう、何も諦めなくていい。 やりたいなーと思ったらやればいいし、やりたくないなーと思ったらやめたら良い。なんとかなるし、明日になったら思いがけないことが起こる。考えている時間の大半がムダだとわかる。 この間、

          若い頃ならまあいつかねで済むけれど、40越えたし1個も諦めたく無いわ

          罪と罰のダイエット

          息子が相変わらずとんでもない。 何がとんでもないのかは、彼の個人の問題だし、ここでは書き控える。 問題は、私が阿鼻叫喚し、息子を激しく怒ってしまうことである。理性的な「叱る」ではなく、感情的な「怒り狂う」。百害あって一理もない。自分が嫌になる。でも本当にとんでもないことをするから、我を忘れてしまう。 そこで、昨日は文字通り頭を冷やすため、息子を夫に委ねてひとり、極寒の街をランニングした。息子の罪と私の罰。私は走ることも、寒い冬も大嫌いだ。 冷たいスポーツウェアに着替えて

          罪と罰のダイエット

          思春期はチャプチェ

          思春期には、チャプチェ。 甘辛いタレが染み込んだ牛肉と韓国春雨、歯触りを残したピーマンや玉ねぎ、彩りのにんじん。野菜を食べさせたい・パパッと作りたいという親心と、肉のおかずを食べたい・お腹いっぱい食べたいという思春期の心、融合すると正解はチャプチェになる。 「おなかすいた」が口癖の息子、「痩せたい」が口癖の娘のちょうど真ん中にあるのも、これまたチャプチェである。 韓国春雨は、業務スーパーでお安く売っているし、牛肉は細切れ肉、別に豚肉でも構わない。とにかく適当で良いのに、お

          思春期はチャプチェ

          家族と行く、真夏の台北vol.5(完)

          最終日! 4日目はこちら ついに帰国日になってしまった。 帰りは桃園発、17時の便。15時に空港に着くために、余裕を持って14時前には台北駅を出たい。となると、お昼ごはん食べたら終わりか… よし、最終日の朝ごはんは台湾カステラだけにして、早めの時間からガッツリ食べに行こう!ということになった。正直、私はカステラすら食べられないレベルで食べすぎている。ガッツリ…行けるかな… 9時過ぎにホテルを出て、まずは台北駅へ。インタウンチェックインができるんだって!!知らなかった。便

          家族と行く、真夏の台北vol.5(完)

          家族と行く、真夏の台北vol.4

          そろそろ旅も終盤、台北4日目。 3日目はこちら まずは前日の朝食リベンジ。息子と歩いて楊家早餐店へ。月曜日だからちゃんと開いてた! 店頭の緑のオーブンで胡椒餅や焼餅を焼いている。蛋餅や漢堡は注文してその場で作ってくれて、冷たい豆乳やミルクティーは冷蔵庫から自分で出して渡す仕組みだった。 夫用にセブンでアイスコーヒーも買って、汗だくでホテルに到着。ようやく夫と娘が起床。まー良いご身分ですわ。まだ寝てたから息子とイートインしてきたら良かった。 ※写真がひどいので心眼で見て

          家族と行く、真夏の台北vol.4

          家族と行く、真夏の台北vol.3

          あっというまに、台北3日目。 スケジュールギュンギュンの2日目はこちら 3日目も7時に起床。息子も朝ごはんを買いに行きたい!と言ってくれたので、一緒に朝散歩へ出掛けることに。夫と娘はぐうぐう寝ている。 歩いている途中、はっくしゅん!と息子が大きなくしゃみをして、鼻水がだらり。けれど私は最小限の荷物をパンツのポケットに入れていて、あいにくティッシュは持っていない。ホテルに戻るにもちょっと遠い。しょうがなくセブンに寄って、ポケットティッシュを買った。 ま、これでいっかと思っ

          家族と行く、真夏の台北vol.3

          家族と行く、真夏の台北vol.2

          さて、台北2日目。 初日はこちら。 朝6時。カーテンの隙間から太陽の光が差し込む。 晴れている!目がパチッと覚めて、一瞬でボルテージが上がる。早く外に出たくてたまらない。家族はまだ寝ているので、ひとりで朝ごはんを買いに行くことにした。 ワンピースの大きなポケットにwifi機と携帯、財布だけ入れる。体も心も、とっても軽い。 お目当ての朝ごはん屋さんへに行くにも、まだ時間が早すぎる。少し遠回りして、周辺を散策することにした。これは旧台北北警察署。ググってみたら、昔の牢屋など

          家族と行く、真夏の台北vol.2

          家族と行く、真夏の台北vol.1

          念願の台北に行ってきた。 4年ぶり、子連れでは8年ぶりの台湾。 真夏且つ台風時期とあって蒸し暑く、すべて予定通りとは行かなかったけれど、毎日2万歩ほど歩き、限界まで楽しんだ。足がもげるかと思った。 だから今回は活字ごはんではなく、旅日記を書き残そうと思う。小学生男子と中学生女子、40代夫婦での台北リアル旅程。良いことだけでなく、アクシデントも全部書く。ふらふらと一緒に旅している気持ちで、楽しんでもらえたら嬉しい。 ※注意事項 ・写真が極めて雑です ・今回の為替レートは1

          家族と行く、真夏の台北vol.1

          今週の瞬殺飯(6/5-6/9)

          久しぶりに最終電車に乗っている。まばらに座るひとたち、冷房の効いた車内、ぽつぽつと光る街灯。 おいしいものを食べてワインを空けて、最終電車でゆらゆら揺れる。心が軽く、なんだか家が待ち遠しい。心地が良いので更新します。 今週の瞬殺飯をどうぞ。 *月曜日 ・焼き鮭 ・ゴーヤチャンプル ・ベイクドポテト、ハニーマスタードソース ・トマトサラダ ・あおさの味噌汁 ・ごはん ゴーヤチャンプルがどうしても食べたくなったら夏の始まり。でも子ども達は食べないかなーと思ってポテトも追加

          今週の瞬殺飯(6/5-6/9)

          今週の瞬殺飯(5/29-6/2)

          息子の肌が、確実にジリジリと焼けていく。おいしそうなバゲット色。下校後、ランドセルを放り投げて水筒をぶら下げ遊びに行く、その姿は健全に思える。 中学生の娘は日焼け止めを欠かさず、マスク焼けを忌み嫌う。そのくせ帰り道は公園に寄り道をして、友達とたっぷり1時間も喋ってから帰宅する。 ふたりとも、まじで勉強してなくて震える。でも見てると健全な気がしちゃうんだよな。それぞれ、自分の大切なものを優先している感じがして。 小さい頃は習い事や勉強が生活の中心にあった私。いまは在宅勤務

          今週の瞬殺飯(5/29-6/2)