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笑える子育て

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ワーママ的な雑記(19.11月内容に合わせてマガジンタイトルを変更しました)
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記事一覧

カレーがおいしい1日

カレーがおいしい1日

朝から予定がなんにもなく、あまりに暇だった。
電車を乗り継いで、少し離れた公園まで出かけることにした。

車なら1時間くらいで着くから、よく家族で出かける場所。遊具もあるし児童センターもあるし芝生広場もある。とにかく広い公園。だが、今日は祝日なので夫はいない。世間は4連休…

なんか特別にならんかな…と思って、試しに「電車で遠足する?」と子ども達に聞いてみると、もう撤回できないほどはしゃぎ始めた。

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この気持ちにいちばん近い感情は「恋」

私が想像していたものと、子育てはまるで違う。
小学生にでもなったらば、時に諍い合う関係になるのだと思っていた。殺伐としていて、闘っているような関係。
少なくとも私は、そうだったから。

だが今のこの気持ちを、ただ素直に表すとしたら「恋」だ。気持ち悪い親かもしれない、子ども側から見たら私は毒親かもしれない、そんな不安が胸をかすめて怖くなる。

それでも、この感情に嘘はつけない。
たとえば娘は最近わた

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こんな時こそ、お菓子の家

こんな時こそ、お菓子の家

毎日、不穏な情報ばかりが目の前を通り過ぎる。
真剣に読み込むと深い沼に落ちていきそうで、ただ息を潜めて家の中で暮らしている。学童も保育園も行かせるのをやめて、もう4週間にもなる。

毎年恒例のお花見にも行けないし、子ども達はほとんど軟禁生活。仕事も忙しいから、あまり遊んであげられない。せいぜい、昼休みに小さな庭の周りをぐるぐる走るくらい。

だから少し前から、もう、これはそろそろアレしかないな…と

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休校!世界の昼ごはん🇫🇷

休校!世界の昼ごはん🇫🇷

今日のごはん何?と聞かれるのは苦痛だけど、
今日はどこの国?と聞かれるのは楽しいかも。

ふとそんなことを思いついてしまい、今週はお昼ごはんを「世界のごはん」にしてみた。

きっかけは、先週末に業務スーパーへ足を伸ばしたこと。まとめサイトに載っていた蔥抓餅が食べたくてたまらなくなってしまって。あいにく、ふつうの蔥抓餅は売り切れていたけれど、ほうれん草味は売っていた。それ以外にも、気になるものがたく

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朝を邪魔する船の音

朝を邪魔する船の音

「はい、ぱぱおならした。げーむおーばー」

夫が平気でおならをするようになったのは、いつからだろう。よりによって朝ごはんを食べながら、彼は当たり前のようにおならで返事をする。

付き合った当初は「おならを我慢して腹痛になるかわいいボーイ」だったのに。お腹が痛いとうずくまる彼に、水をたくさん飲ませて、その羞恥心を愛おしく思ったこともあったのに。

一体いつからこうなってしまったんだろう。
「ボッ」「

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仕事はカツ丼、育児はラーメン

仕事はカツ丼、育児はラーメン

「仕事と家庭の両立」なんて、軽々しく言うもんじゃない。

仕事と育児はどちらも炭水化物で、純増したら胃がもたない。若かりし自分に、そう伝えられたらどんなに良いか。

人生はいつだってシェア按分で、友達との時間が増えれば親は疎ましくなるし、恋人ができたら友達はおざなりになる。子どもができてもいままで通りの生活なんて、幻想もいいところ。

万事楽しげなママ雑誌なんかでは、想像などできるはずもない。朝の

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しかくの顔、あたたかい手

「まーくんに、なかまにはいっちゃだめ、っていわれたんだ」
その日、彼は口を尖らせてそう言った。

いわゆる「男の子の遊び」全般が苦手な息子は、いつもブロックや工作をしていて、女の子たちとぬりえをしていることも多い。

まだ年中さんだから、ひとりぼっちの時もさほど気にしていないようだし、変に気を使っていないところが私は好き。

けれど、仲間はずれがはじまると、どうしても心がざわつく。口を

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かが屋にハマる子どもたち

かが屋にハマる子どもたち

お笑い芸人のかが屋に、子どもたちが猛烈にハマっている。

きっかけはキングオブコントらしい。私は見ていなくて、録画を再生しようとしたら途中で切れてしまった。

とにかく、2人がかが屋かが屋とうるさい。小3と園児がそう言うのだから、リズム系とか強烈なキャラとか、そういうのだろうと思っていた。

でも、つい先日チャップリンのスペシャルで見たそれは、演技派だった。うまくて面白くて、どこか温か

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任天堂スイッチの効能

任天堂スイッチの効能

任天堂スイッチを購入して、4ヶ月が経った。
ファミコン世代の私からすれば、相当に画期的なゲームで、とても楽しい。

購入する前は、なんとなく「ゲームばっかりになって、困る」みたいなイメージがあった。目が悪くなるとか、外で遊ばなくなるとか、ゲーム依存になるとか、そういうイメージ。

でも実際のところ、私はいいなと思っている。とてもいい。こんなに良いと思わなかった。ゲーム機を上手に利用すれば、子ども達

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休日のファミレスで、ランチに1杯飲むという幸せ

休日のファミレスで、ランチに1杯飲むという幸せ

子どもが出来て価値が上がったものの代表に、ファミリーレストランがある。

独身の頃は、ファミレスでご飯を食べてもあんまり美味しくないと思っていた。それに煩い。ちょっと汚い。安いだけあって、それ相応のもの。

でも、やっと分かった。ファミレスってすっごい優しい。すべての人を等しく迎え入れてくれるし、疲れた親への労わりサービスが溢れている。

安いのはもちろん最高だし、なんなら煩いのも最高だ。

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王女様のやさしい命令

王女様のやさしい命令

娘が9歳の誕生日を迎えた。
私が言うのもあれだけど、娘は真面目で優しい良い子だ。争いになるとだいたいのことは周りに譲ってしまう。

それ自体は良いことのような気もするけれど、気が強い中間子の私としては、そういう生き方って疲れないかな?と時々心配になる。我慢が積もり積もって、いつか娘が辛くなるくらいなら、少しぐらい我を通したっていいのに。

そう思って、今年の誕生日は「王女様の命令」を実施することに

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80歳

80歳

たとえばの話だ。

私は今80歳で、夫に先立たれ、たった1人で暮らしている。1人で暮らす一軒家は、しーんと静まりかえって、途方もなく広い。娘は市内に家庭を持ち、息子は飛行機に乗らなければ会えないほど、遠く離れて暮らしている。

幸い、体はまだ元気だが、時々ひどく寂しい。この頃は、子ども達がまだ幼かった日を思い出す。ふわふわの頬、私を取り合う声、ぐちゃぐちゃに取り込まれた洗濯物、本読みの丸つけ。

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足るを知れと神に叱られた救急車の日

足るを知れと神に叱られた救急車の日

先週のこと。
息子が突然、顔面蒼白になり救急車で運ばれた。私はちょうど家にいて、すぐ園にかけつけたけれど救急車のほうが先だった。

唇まで白く、目は虚ろ。でも意識はある。担架に乗せられ、簡単な聞き取りを受ける。私は気が動転してしまって、救急隊員に落ちついてと言われてもポーチから保険証と乳幼児医療証をなかなか取り出せなかった。

膝に抱えた息子の靴が転がる。救急車に乗っているということを現実

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湯気とともに去りぬ

私は常々、蒸篭には人を癒す力があると思っている。竹を編んだ丸みを帯びたフォルム、立ち昇る湯気、そこから浮かび上がるふかふかもちもちの何か。大抵の煩悩は、蒸篭を開けると湯気とともに消えるのである。

そんなわけで、無職2日目の心の穴を埋めるべく、鬼まんじゅうを蒸した。
(読み返してみたら、今年の1月にも蒸していた。)大きなさつま芋を角切りにして、塩少しと砂糖をまぶして、汁気が出てきたら小麦粉を加えて

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