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今週の瞬殺飯(5/29-6/2)

息子の肌が、確実にジリジリと焼けていく。おいしそうなバゲット色。下校後、ランドセルを放り投げて水筒をぶら下げ遊びに行く、その姿は健全に思える。

中学生の娘は日焼け止めを欠かさず、マスク焼けを忌み嫌う。そのくせ帰り道は公園に寄り道をして、友達とたっぷり1時間も喋ってから帰宅する。

ふたりとも、まじで勉強してなくて震える。でも見てると健全な気がしちゃうんだよな。それぞれ、自分の大切なものを優先している感じがして。

小さい頃は習い事や勉強が生活の中心にあった私。いまは在宅勤務で、太陽の光もろくに浴びずに部屋でPC向かう。自由を追い求める大人、自由を地で行く子ども。ほんとうは何も教えることはないし、むしろ教えてはいけない気がする。

だけど毎日「宿題しなさい」「復習した?」「片付けて」ばっかり言ってて、いやんなっちゃう。

2週間ぶり、今週の瞬殺飯をどうぞ。

✳︎ちなみに瞬殺飯とは…
・作るのが瞬殺(すぐできる)
・食べるのが瞬殺(家族が喜んで食べる)
という2つの瞬殺を叶えるもの。
30分で作って、30分以内に食べ終わることを目指したい

*月曜日
・キンキの煮付け
・焼き餃子
・オクラ納豆
・味噌汁
・ごはん

かわいらしい小さめのキンキか3匹でお値打ちだったので、甘辛く煮付ける。一緒に昆布を煮たら、大変おいしかった。昆布を食べるために魚を煮たい。

餃子は冷凍の市販品を焼いただけ。小麦粉を目分量で溶いたら多すぎて、羽がバリバリ系になり、これまたすごく良かった。冷凍餃子は、バリバリの羽で誤魔化すのが良いかもしれない。
あとはオクラ納豆、玉ねぎとじゃがいもとお豆腐の味噌汁。ほっとする献立。

だが、この日私は階段から盛大に足を滑らせて腰を強く打ち、腰と心が死んでいた。死にものぶるいで晩ごはんを作ったのだ。かがめないから野菜室が開けられなくて、子どもを呼んで助けてもらった。

これを読んでいるあなたは、いま腰が痛くないですか?それなら、幸せです。それ幸せですよ。

*火曜日
・ビピンパ
・かきたまスープ

夫の日。腰が痛すぎて階段から降りたくないが、少しずつ少しずつ降りて夕方病院へ。動かすと痛いので仕事しかできない。強制社畜腰痛だった。

幸い、運転はふつうにできた。やわらかいカーシートに感謝である。問題は階段の登り降りと、席から立つとき、あとくしゃみがとにかく痛い…くしゃみや咳をすると数秒悶えるくらい痛い。ふつうに日常に支障をきたしている。太ももとお尻に大きなアザができて、ずっとお尻の上あたりをさすっている。これからは腰痛持ちに優しくなれる。

そんなふうだから、夫が作ったビピンパが一段とおいしかった。食べて、寝て、ふつうの暮らしがいちばん良い。

*水曜日
・キーマカレーのはずだった
・サラダ

この日も夫が炊事担当。腰が痛すぎたので早めに仕事を切り上げて一緒にごはんを食べる。
夫が一口食べて、「あっ」とこちらを見る。「ハヤシだ」

キーマカレーを作るつもりで、ハヤシライスのルーを使ったらしい。そんなことある?
作るときに匂いで気づかん?しかもキーマならルー使わなくても赤缶のカレー粉があるのに?
責めているのではなく、素朴な疑問が止まらない。前もこんなことあったなぁ。

尚、パッケージを見たら「ゴールデンハヤシライス」と金色でデカデカと書いてあった。夫は「表は見てない」とわけのわからぬことを言い、息子は工作に使うと言って金の「ゴールデン」部分をハサミで切り取っていた。かわいい。

*木曜日
・ビーフシチュー
・ブロッコリーのくたくた
・サーモンマリネ
・きのこのガーリック炒め
・フランスパン

前日がハヤシライスと気づいた時には材料を買っていたため、息子リクエストのビーフシチューを決行。娘も大歓喜。

ビーフシチューさえ仕込んでおけば、ブロッコリーのくたくたはレンチン5分、サーモンはcoopの冷凍刺身(切ってある!)をオリーブオイルとレモンと酢と砂糖と塩でマリネしただけの瞬殺、きのこ炒めも火にかけたままほぼ放置ですぐできる。全体的な彩りもまあまあよい。

労力がかからない割に子ども達の賛辞が大きく、非常に良い献立。疲れた日はコレがベストアンサーかもしれない。赤ワインもぐびぐび飲んだ。

*金曜日
・ひらうちめん(うどん)

台風を言い訳に、co-opの冷凍麺を投入。きしめんよりも麺が太くて、ほうれん草も申し訳程度に入ってて、良い。熱湯の中にタレと冷凍麺を投入して数分でできる。余力無しでも数分で晩ごはん。co-opさんありがとう。

***

昨日の台風が嘘みたいに、きれいに晴れた。
はやくこの腰痛も止みますように。
今週もおつかれさま。

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