家族と行く、真夏の台北vol.4
そろそろ旅も終盤、台北4日目。
3日目はこちら
まずは前日の朝食リベンジ。息子と歩いて楊家早餐店へ。月曜日だからちゃんと開いてた!
店頭の緑のオーブンで胡椒餅や焼餅を焼いている。蛋餅や漢堡は注文してその場で作ってくれて、冷たい豆乳やミルクティーは冷蔵庫から自分で出して渡す仕組みだった。
夫用にセブンでアイスコーヒーも買って、汗だくでホテルに到着。ようやく夫と娘が起床。まー良いご身分ですわ。まだ寝てたから息子とイートインしてきたら良かった。
※写真がひどいので心眼で見て
右中央から時計周りに
・培根蛋餅(ベーコン入り卵クレープ)
・漢堡(ハンバーガー)
・飯糰(油條入りのおにぎり)
・鹹豆漿
・奶茶(ミルクティー)
おいしくて楽しかった!辣油入れた鹹豆漿や冷たい奶茶も良い感じだった。台湾の朝ごはんは本当に楽しい。
さて、4日目。当初の計画では、電車で九份に行く日。しかし前半に歩き過ぎた反動で、足があまりにも疲れている。あの階段の街を楽しめる自信は、ない。家族会議の結果、無理せず近場を散策することになった。
まずは歩いて迪化街へ向かう。初日は雨で断念したので、ちゃんと見るのはこの旅では初めて。10時くらいから少しずつお店が開いてきた。
高建桶店で漁師網バッグやポーチを買い、台北霞海城隍廟で娘が推し運を真剣に祈る。你好我好で子どもたち用のオリジナルグラスを買い、なんだかとっても旅行っぽい!ひとり旅と違い、見て見て〜ができて嬉しい。
しばらく歩いて疲れたので、茶藝をしようと南街得意というお店へ。民芸品店の2階にあり、すっごく良い雰囲気。だが、12歳以下の子どもは入れません…と言われて断念した。まあそうだよね。娘はまだしも落ち着きの無い息子はまだ無理か。素敵なお店だったので、いつか行きたい。
座りたい一心で、かろうじて座れる豆花屋さんを見つけた。正確には布屋さんで、豆花屋を併設している。
仙草ゼリーは手作りだよ!と言いながらおじさんが檸檬をジャッと入れてくれた。こういう甘味はいつどこで食べてもおいしい。
みんながわかりやすく復活したので、今度は中山駅に移動。娘のばらまき土産を買うべく、金興發という雑貨屋さんに行った。台湾っぽい付箋とか、ポンデリングみたいなドーナツ型のセロハンテープとか、色々あって宝探しみたい。娘も無事にお土産が買えてほくほく。
そして…
息子が大興奮、ポケモンぬいぐるみがずらっと並んで大特価だった。大が399元、小199元。えっ?小は1000円しないってこと?日本より安くない?散々迷い、迷い、迷って…
ホゲータくん(大)が我が家にやってきた。なかなかに大きい。まさか台湾でもポケモンとは、旅は自由過ぎて何が起きるかわかりませんね。ホゲータはちょっと息子に似ているもんだから、だんだんかわいく見えてきた。
みんな満足してにっこにこになったので、そのままお昼ごはんを検討する。デパート街だし、前日小籠包も食べちゃったし、食べたいものがなかなか見つからない。ここは?やだ!ここは?あんまり。うーん。
しばらく検索して、道の反対側にある誠品中山店にハンバーガー店を見つけた。カフェっぽい大きなハンバーガー、台湾ぽくはないけどいいじゃん!と、行ってみることに。誠品生活を5階まで上がって…さらに隠し階段みたいなとこを登って…
あった!wakuwaku burger。
名前からして日式ぽい。
おしゃれな店内で、誠品書店の本棚を見下ろせる粋なつくり。
店内はほぼ満席。娘がメニューを翻訳アプリにかけてくれて、すごく便利だった!塔塔醬ってなんだろと思ったらタルタルソースだったりとか。
カウンターで注文して、しばらく待つ。足を投げ出せるから、とっても快適。
息子はチキンのタルタルソースバーガー、私はトマトの辛いバーガー、夫はカリカリのオニオンが挟まった富士山バーガー、娘は黒トリュフバーガー。ぜんぶ当たり。それぞれの好みにぴったりのハンバーガーがあって、運命すら感じる。野菜もたっぷりで、普通に日本でも食べたい。
すごいボリュームなのに、みんな全部食べてしまった。元気になりすぎて、中山駅から雙連駅まで地下街を歩いてホテルへ戻ることに。本屋とかポップアップのボードゲーム屋とか、こちら側の地下街も楽しい。トリックアートで写真を撮ったり、駅のスタンプを押したり。一駅も割とあっという間だった。
ふわふわぷるぷる。明日の朝ごはんにしようか?とノリで購入。写真のフルが600gで120元、ハーフで60元くらいだった。
さらに、この後ホテルで休む前提で、残りわずかなHPを絞り出し、家来福(カルフール)にも立ち寄り。
夫が前日の杏仁を忘れられず、杏仁茶を探す。小さいサイズがなかなか見つからなくて、店員さん2人に聞いて、コレおすすめよ!って言ってくれた1本を購入。
ここから2時間くらいホテルで休憩。未だお腹パンパンだし足もパンパン。しかし台湾最後の夜…!
よし!と気合いを入れ直して、大頭橋駅から1駅移動。
最寄り駅から川を越えて1駅行くと、台北市ではなく新北市。三重区という地域。ここには三和夜市というローカルな夜市あるらしい。
まだ陽が高かったので、男チームはゲームセンターへ、女チームは台湾シャンプー探し。駅前の美容院、399元で軽いマッサージ付きらしい。最高じゃん。
娘とふたり、指名なしで突撃し、座ったままでシャンプーしてもらう。メンソールシャンプーにしたからめちゃくちゃスースーする!シャンプーもブローも価格に見合わぬ丁寧さで、結局1時間くらいかかった。最後に娘は長い髪に編み込みを入れてもらい、大感激して終了。
男チームは待ちくたびれて怒っているかな…と思ったら、ゲーセンで2回(20元)でリザードンぽいぬいぐるみが取れていた!タグを見るに正規品では無さそうだが、これまたなかなかに大きい。息子はドヤ顔、夫に「ごめんアームが強くて」と逆に謝られるなどした。うける。
良い感じに夜になってきた。お腹が減らないので、軽くスイーツ。
ゲームの屋台も多いし、韓国風の安い洋服屋も多い。「昔の士林夜市みたいな雰囲気で、好きだなあ」と夫。規模はそこまで大きくないけど、確かにバラエティ豊か。娘がかわいい服を買ったり、息子は自分で「芒果冰沙1杯」と中国語でお買い物してみたり。そぞろ歩きが楽しい。
しばらく歩いて、やっぱり足が限界なので、おとなしくホテルに帰還。と思いきや、最後の最後に、寧夏夜市!気持ちはもう匍匐前進。
胡椒エビが食べたかったけど残念ながら売り切れていて、円環辺蚵仔煎と豬血糕を購入。夫は唐揚げ、息子は割包も購入。みんなで胃をこじ開ける。
写真撮ってもいい?って聞いたら、じゃーんって持ち上げてくれた。なんかこの写真、運気が上がりそうだわ。
蚵仔煎は、よく牡蠣オムレツと呼ばれるけど、オムレツとは違う。卵は入ってるけど、ぷるぷるの片栗粉みたいなのと牡蠣、野菜、卵が一体となって甘辛いタレがかかってる。卵感はそんなに無い。久しぶりに食べたら、あー、脳内で美化しすぎてた…と思った。おいしいはおいしいけれど。
豬血糕は餅米を豚の血で固めて蒸して、辛いタレを塗り、ピーナッツの粉とパクチーをまぶしてある。五平餅くらい大きかったのに、好きすぎてぜんぶ食べきってしまった。こわい。
お腹も足もパンパンだけど、まだまだ全然帰りたいない。あ〜台湾たのしかったな、と口々に言って眠りについた。
最終日はこちら
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