あの素晴らしいモノをもう一度
育児って寄せては引き、引いては押し寄せる波みたいだな、と思うことがある。
気になることだとか、困ったこと、大変なこと、もちろん喜ばしいことや、微笑ましいことも。
それらが次々に目に見える事象として押し寄せ、そして引いていく。
波の下には山があったり穴があったり、絵だとか文字だとかが描かれていたりするのだけど、次の波が来てしまえば砂はあっという間に波にさらわれて、するりと消えてゆく。
本当は砂の下にまだ、そういうものの痕跡は残っているはずなのに、表面的には見えなくなってしまう