KOKAGE

2018年7月note開始。(同年5月から一つ小説を書いてます。)文章を書くこと、光る…

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2018年7月note開始。(同年5月から一つ小説を書いてます。)文章を書くこと、光る言葉を見つけることが好きです。読書、映画鑑賞、音楽鑑賞が趣味。興味の関心は広いです。noteを通して色んな文に触れる喜びと様々な感情の共有や理解を増やしたい。素直にさらけ出し、たまに毒吐きます。

マガジン

  • 音楽

    ジャンル問わず音楽が好きです✨

  • お気に入り

    色んな人のわたしのお気に入りnoteです。(主に自分用) 素敵なnoteたちです。

  • 小説

    真夏と絵都のものがたり。 とあるカフェで出会った24歳のふたりの女の子。 以前から書いていた小説の中に登場するカフェの名前から、note名をつけました。

  • ただのつぶやき

  • 映画のじかん

    大好きな映画のこと

最近の記事

音楽のこと

「なぜ、このタイミングで?」って感じることってけっこうあるような。 私にとっての最近のそれは、チバユウスケさんのROSSO「シャロン」を聴いたことからだった。 シャロンはもともと聴いて知っていて、歌詞が良いなぁ、好きだなと思っていた曲なんだけど、最近はさらにチバさんの声が好きになってきた。 この歌詞とこの声、素敵だな。 私の知人で西城秀樹さんが旅立った後に、西城秀樹さんのファンになって、それから西城秀樹さん一色になっていった人がいた。 西城秀樹さんの良さをずっと語って

    • まっしろ

      2023年も、もうすぐ終わろうとしている。 今年は色んなことがありすぎて、なんだか濃いなぁって感じる一年だった。 暮らす環境が変わり、生活が変わり、変わらない友が残り、新しい歳の離れた歳上の友も出来た。 一般的に平凡で幸せなのだろう。 だけど、不思議な孤独感も増した。 歳を重ねたからなのかな?なんて思ったり。 作家の友人が詩集を創っていた。 私は印刷されて出来上がるまでの工程をただ眺めて、また何かを書きたいな、なんて思っていた。 友人は出来上がったばかりの詩集を、まるで生

      • 5月とわたし(台湾旅行)

        長らく一緒にいたキャノンの相棒が逝ってしまってから、新しいフィルムカメラはお迎えしていない。 シャッターが切れなくなってしまったから、まちの写真屋さんへ持って行っていつものおじさんに見てもらったが、また少しなおってからすぐにダメになったりを繰り返した。 まるでポンコツの、書いたりまたすぐに手が止まって書けなくなったりする自分のようだった。フィルムカメラの起死回生は果たしてあるのだろうか。 数年前にTwitterで、田舎に引っ越したい…と呟いたが、この5月はやっと念願叶って

        • 春の道を歩いた。

          今年春を一番に感じる瞬間があった。 それは仕事に向かう朝に吹いた一瞬の風だった。 その刹那、ふんわりと風に舞う花の香りを届けられた。 見渡すと花壇に綺麗な赤と黄色とピンク色のチューリップやパンジーが並んでいる。 あたたかな光を体いっぱいに感じた気がした。 この一瞬を久々に言葉にして表現してみたくなった。 けれど、ずっとモタモタして何も書けないまま、あっという間に3月になってしまいました。 去年、わたしはなぜか言葉が出てこなくなり、文章が書けなくなった。 まるで現実という

        音楽のこと

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        • 気まぐれ美術の時間
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        記事

          日々のこと

          最近、何気なくスマホの写真を眺めながら、この一年間の出来事を振り返っていた。 私はふだん写真を撮ることが好きで、なにげない瞬間も写真を撮ってしまうことがある。 でも、ゆっくりじっくりと撮った写真を振り返ることは最近はあまりしてこなかった。 2022年12月、あっという間にまた一年が終わろうとしていて、この一年で得たものがわりと多かったことに気づいた。 それは特に人間関係の面での変化が大きくて、新しい出逢いや、これまでお互いの存在は知っていて言葉や声のみで交流していたけれど

          日々のこと

          ひと夏の海

          (下書きから救済した小説です。) 千秋と孝春の出会いは、ひと夏のあのパソコン教室だった。 千秋は幼子の真夏を連れて、これからどうやってシングルマザーとして育てていくか、そればかりを考えていた。 色々考えた挙句、パソコンを使いこなせる女性になり、資格を取ってパソコン一台があればどこでも逞しく生きていける女性になろうと、そう決めたのだ。 その人を一目見た瞬間、千秋は「あ、この人と将来結婚するかもしれない。」という感覚に落ちた。 それは一目惚れとはどこか違い、直感的に感じ

          ひと夏の海

          香川の旅エッセイ③小豆島

          今回の旅のもう一つの目的は小豆島へ行くことだった。 以前から角田光代さんの小説が原作の映画『八日目の蝉』の舞台にもなった小豆島へ、人生で一度は行ってみたいとずっと思い焦がれていたのだ。 わたしはこの物語のファンだ。 内容は決して明るくはないが、最後には涙がとまらないほど、眩しさと希望で溢れている。 どこか幼い頃の自分と重ねてしまう部分、母という存在や母との関係、母性について考えさせられる作品で、主演の永作博美さんや、渡邉このみさん、井上真央さん、小池栄子さんなど他豪華なキャ

          香川の旅エッセイ③小豆島

          あっという間の日々が過ぎていき、それでもその日々に抗うように流されて、気づけば遠く遠くまで来ていた。 空白のように感じていたものは、本当は色付いて。一度染まって秋になり、また真っ白な冬に戻されて。

          あっという間の日々が過ぎていき、それでもその日々に抗うように流されて、気づけば遠く遠くまで来ていた。 空白のように感じていたものは、本当は色付いて。一度染まって秋になり、また真っ白な冬に戻されて。

          最近のこと 

          この夏はいろいろな出来事があった。 月初めに、例の流行病にかかった。 もともと旅行で仕事はお休みしていたが、家に戻ってきてすぐ発熱したので、バスの中、飛行機の中、国際線ターミナル、思い当たる場所は様々あったし、もう考えても意味のないことだと感じた。 10日間は外出せずに、細々と備蓄してきたツナ缶などの缶詰や、母が玄関越しに置いていってくれた段ボール箱の食べ物をありがたく頂いた。 39度の熱が3回やってきて、平熱まで下がったと思ったら上がってを3度繰り返し、お水やポカリを

          最近のこと 

          夏の雲も、海も

          この夏の言葉を何か自分なりに残しておきたくて。何を書こうか考えている。 今年の夏の日常のこと、まだほとんど書けていない。 私の大好きだったnoteの書き手さんも、たまにスキを残してくれるが、更新頻度はどんどんなくなり、その人特有の視線から紡がれる美しい文章もついに読めなくなってしまった。 わかっている、誰かの為に文章を書いたり、残すわけじゃないってこと。それは少なくとも私に向けられてるものじゃないってことも。 空っぽの白いページを見て私は時々さみしくなる。 それでも、

          夏の雲も、海も

          香川の旅エッセイ②

          香川県に着いた初日、夜にワインバーに寄った。 黄色い扉がかわいくて、吸い寄せられるようにして入っていった。 バーのママは気さくな女性でお綺麗だった。 よそから来たばかりの私たちにも優しく、旅の周り方をちゃんと決めてないことを話したら、こういう乗り物で行くと景色もよく見えるし、旅の途中あの有名なおうどん屋さんもあるから立ち寄ったら良いよ、そうそうゴールドタワーもね、と旅の行程を一緒に考えてくれた。 まだ着いたばかりで香川のかの字も知らない私たち。うどん県くらいは知ってるけど

          香川の旅エッセイ②

          香川の旅エッセイ①

          今年の誕生日、イルカに会いに香川まで旅をした。 ドルフィンスイムの前に、近くのカフェ「ゆるりと」さんに立ち寄る。 静かな雰囲気のそのカフェは、窓から緑の光が差し込み、図書室のように沢山の本が並べられていた。 壁にかけられた美しい絵画や天井から吊るされた沢山のドライフラワーが、私たちの目を楽しませてくれた。 今年はケーキじゃなくて、パフェでお祝いしてもらった。 アプリコットと桃のパフェが瑞々しく新鮮な美味しさだ。 何より、クリームがさっぱりしていて、一口食べると満面の

          香川の旅エッセイ①

          映画『幻の蛍』を鑑賞して。

          7月10日、この日は快晴で、わたしの映画館へ向かう足取りも、吹いていく風もどこか軽やかだった。 映画館に着くと会場には沢山の人が集まり、上映時間を今か今かと楽しみに、皆が心待ちにしているようだった。 わたしもそのうちの一人で、わくわくしながらその時が来るのを待っていた。 指定席に着き、映画が始まるやいなや私はスクリーン越しに見た情景に思わず息を呑んだ。 誰もいないガランとした青のプール。 それは、どこかで見たことのある懐かしい夏の記憶の断片だった。 夏になるとこの青色を見

          映画『幻の蛍』を鑑賞して。

          noteのメッセージboxをさがしてるのですが、どこにも見つからなくて、機械音痴過ぎて初期からほぼ機能が増えても未だ使いこなせてません💦 もしもメッセージBoxにメッセージしてくれた方いたら、気づけてないです😢ごめんなさい。

          noteのメッセージboxをさがしてるのですが、どこにも見つからなくて、機械音痴過ぎて初期からほぼ機能が増えても未だ使いこなせてません💦 もしもメッセージBoxにメッセージしてくれた方いたら、気づけてないです😢ごめんなさい。

          長い旅 (デリーを聴いて)

          荒川ケンタウロスの『デリー』を初めて聴いた日、 いつかのライブハウスでボーカルの一戸さんが 「この世界は遊び場です。」 と言っていたのをふと思い出した。 そうだ、荒川ケンタウロスの音楽と出会ってから、これまでの人生の出来事が急速に変わり始めた。 荒川ケンタウロスの曲は、たまたま遠くの土地で寄ったコンビニでかかっている「君の季節」を聴いて好きになった。 最近の4年間では、4年前のわたしと今のわたしがだいぶ変わったように思う。 出会う人も変わったし、きっと環境によって考え

          長い旅 (デリーを聴いて)

          あるカフェでのこと

          先日、仕事で終電を逃してひさしぶりの朝帰りをした翌日、お気に入りのカフェでまったりしていると、カフェのオーナーさんからご相談があるの…と声をかけて頂いた。 そのカフェはわたしのお気に入りのカフェで、お料理も美味しいし、来るお客さんや店員さんが皆さん優しい。 以前学生時代に仲良くしていた友人に紹介してもらった場所で、よく一緒にランチをしていたけれど、その友人が遠い場所に引っ越してしまってからはなかなか会えなくなってしまった。 けれど、今もそのカフェとのご縁が続いている。 た

          あるカフェでのこと