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深夜、急に書きたいことがたくさん。
あれもこれも、今までは書けなかったのに。。
また書こう。
5月とわたし(台湾旅行)
長らく一緒にいたキャノンの相棒が逝ってしまってから、新しいフィルムカメラはお迎えしていない。
シャッターが切れなくなってしまったから、まちの写真屋さんへ持って行っていつものおじさんに見てもらったが、また少しなおってからすぐにダメになったりを繰り返した。
まるでポンコツの、書いたりまたすぐに手が止まって書けなくなったりする自分のようだった。フィルムカメラの起死回生は果たしてあるのだろうか。
数年
香川の旅エッセイ③小豆島
今回の旅のもう一つの目的は小豆島へ行くことだった。
以前から角田光代さんの小説が原作の映画『八日目の蝉』の舞台にもなった小豆島へ、人生で一度は行ってみたいとずっと思い焦がれていたのだ。
わたしはこの物語のファンだ。
内容は決して明るくはないが、最後には涙がとまらないほど、眩しさと希望で溢れている。
どこか幼い頃の自分と重ねてしまう部分、母という存在や母との関係、母性について考えさせられる作品で、
あっという間の日々が過ぎていき、それでもその日々に抗うように流されて、気づけば遠く遠くまで来ていた。
空白のように感じていたものは、本当は色付いて。一度染まって秋になり、また真っ白な冬に戻されて。