破天荒

短編小説・ホームレスの愛人 (2/2)

金持ちだったおっちゃんと、その美しい愛人だった私。私たちは煌びやかな思い出を引きずって今を生きている。
前・後編のその2。

【ホームレスの愛人 (後編)】

次の日、私はパートを休んでおっちゃんに会いにいった。
おっちゃんは私の腫れ上がった顔を見て驚いたみたいだったけれど、何も聞かなかった。
「まずは酒でも入れるか」おっちゃんは言った。
「ねえ、競馬に連れて行って」私は言った。
「けいこちゃん、

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so good!
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どうして社長は火の玉小僧になったのか

写真は庭のつつじですが、本当は蜜を吸いに来ているミツバチを撮ったのでした。ミツバチがいらっしゃる間は人類も大丈夫です。

前回、過激なS社長さんを描いたのですが、彼がああいう風になったのは、持って生まれた素質もそうでしょうが、生い立ちも影響しているのです。

彼の父親は、このあたりの材木商で幅を利かせていた人でした。

しかし、S社長が中学1年生の頃、家業が行き詰まって、父親はどこかへ消えてしまい

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スキ ありがとうございます!!!
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人生の師 ~最後に~

どうも、僕です。
いつも僕が書いている田舎暮らしとか子育てとかのカテゴリーから逸脱して
今回は4回も連続して僕の恩師について書かせてもらいました。

非常に勝手な事を言いますが、この回は今までの3回分を読んでから読んでほしいんです。
別にビュー数を稼ぎたいとかじゃなくて、僕がこの恩師の事を書いたのには僕なりの意地というか、思いが有るからです。
文章も稚拙ですし、読みにくいとも思いますが、もし興味を

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有難うございます!励みになります!
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短編小説・ホームレスの愛人 (1/2)

20年前、おっちゃんは金持ちで、私はハタチの美しいバニーガールだった。
私はおっちゃんの愛人だった。私たちは5年ぶりに再開した。
前・後編のその1。

【ホームレスの愛人 (前編)】

空は灰色だった。
凍えるような冬の日に、私とおっちゃんは再会した。
おっちゃんと会うのは5年ぶりだった。
20年前、私はおっちゃんの愛人だった。
おっちゃんは秋葉原にビルを持つ金持ちで、私はまだハタチの美しいバニー

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happy♡
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人生の師 ~卒業から社会人へ~

どうも僕です。
連続で投稿している僕の恩師ネタですが、今回は担任がただの暴力教師ではない事(質は相変わらず悪いですが)をフォローしていきたいと思います。

暴力を振るった後始末

前から書いている通り、僕の高校の担任はすぐに殴る蹴るの暴力を生徒に振るっていました。
生徒はなすすべなくボコボコに殴られるんですが、誰一人として教育関連の組織等にクレームを言う人はいませんでした。

それは先生が殴る以上

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あー!有難うございます!!
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『破天荒』

日々天荒を探し
花畑を踏み荒らす
チリ紙を辛くも突き破り
念願叶って水を飲んだ

時計を5分早めれば
皆に先駆けることもできよう

今日も未踏の新雪を選び
どん詰まりで春を待つ

人生の師 ~先生の破天荒エピソード~

さて、今回は前回に引き続き僕の高校時代の担任、真壁先生についての仰天エピソードを書いていきます。
前回の話はコチラ

読んでいて気分を害する可能性のある表現が出てきますので、食事の前後はお気をつけて!
※全て真実ですが…
ではでは行きます!

気分で拉致

ある年の夏、学校のイベントの準備で休日を返上して学校に登校していた日の午前中、ある程度の仕事が終わったので男女二人の友人と休んでいると、先生が

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あー!有難うございます!!
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『この世にひとつだけの時計』からの

きのう、娘に買ったプレゼントを受け取りに友人の工房を訪ねました。

目盛りのない時計には、"時間を忘れて愉しんでください"の意味があります。

手作りなので当たり前ですが、この世に1個しかありません。

機械部分はもちろん既製品です。

「電波時計です」とおっしゃるので、「今どきの百均はすごいね」と言うと、「失礼な。百均じゃない」とのことでした。

んなことは、どうでもよくて、ここホントに日本かよ

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生きててよかったです ありがとう
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私を中心にあの世は回る9

エピローグ

「ばあちゃんてどんな人だった?」
マリサは実家で料理をする母に尋ねた。
マリサが10歳の時に死んだ祖母のことは覚えていたが、どんな人格かまでは知らなかった。
「うーん、優しくて綺麗で苦労人で、でもいつも笑ってて…今考えると毒舌かな?」
母は少しづつ思い出を掘り起こす。ばあちゃんが亡くなってから20年以上経つ。
「どんなところが?」
「滅多にお酒呑まないんだけど、お正月とかに呑むと昔の

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