春一番亭🐚乙楽

春一番亭🐚乙楽

最近の記事

【ゲーム思い出話】ファイナルファンタジーX

 乙楽です。  今回は私が過去にプレイしたゲームの思い出や、お勧めポイント等を話していこうかなと思います。採り上げる基準は 「記憶を消してもう一度プレイしたい」 に該当するかどうかです。  ゲーム関連では過去にnoteで「龍が如く」シリーズのレビューを投稿していますが、それとは少し異なるテイストになります。具体的には、当時の時代背景や個人的な思い入れ中心、完全なネタバレ御免でいきます。未プレイの人は一旦読むのをやめるか、覚悟を持って読み進めてください。  思い出話、最初のゲー

    • 実は後天性です

       どーも、乙楽です。  最近公私共にバタついているせいか、noteがなかなか更新できていません。裏ではいくつか書いているのですが、投稿にはまだ練りが足りない状態なので熟成中です。どちらもレビュー物なので、もう少しお待ちください。  今回はここ最近乙楽が言われて、ハッキリさせようかとなっていることについて書きます。  おかげさまで、このnoteや、時折Xのポストでも「言語化が上手い」とお褒めの言葉をいただくことがちらほらあります。これにはフォロワーの方々、そして読者の方々に感

      • 或る男の連休【晩酌もあるよ】

         連休である。  私の職場はいわゆる盆休みが無いのだが、たまさか祝日と振替休日、そして勤務シフトの悪戯でポカンと休みができてしまった。ちなみに妻は仕事の関係で連休後に帰宅予定だ。  これが普段なら、何処かに出かけるか遊びに行くかなのだが、こう暑くてはその気力も萎えてしまう。しかも盆休み前とあっては、行きたい場所は大混雑か休みかの二択になるのは必至だ。泊りがけ?我が家の小さな家族を、この炎天下で放置するなどあり得ない。  ということで、この休みは1日だけ出かけるとして、その他は

        • 【雑記】我が家のこと

           どーも、ここ最近の仕事とプライベートのバタバタで、休みの日は寝たくれて過ごすことの多い人、乙楽です。  何もやる事がないよりはマシですが、もうちょいリラックスタイムが欲しいところですな。  さて、今回は雑記ということで、我が家でのことを少し書いていきましょう。  先だってXスペースでは話しましたが、私のアカウントが妻にバレました。あまりにもアホらしい経緯は長くなるので省きますが、基本的に我が家のことをそこまでポストしていないと判断され、お咎め無しにはなりました。  もっと

        【ゲーム思い出話】ファイナルファンタジーX

          岡目八目はおよしなさい

           はいどーも、乙楽です。  昨日まで名古屋におりました。いやー暑かった!目覚めた時点で30度超えでしたからねぇ…。我が家の熱帯夜が過ごしやすく思えるほどでした。  これが旅行なら楽しめるのですが…おっと、これ以上は愚痴になる。危ない危ない。  そんなわけで、普段のように推しの配信を観る余裕などなく、ここ数日の流れもあまり追えていやかったのですが、FFさんのポストやリプなどを読むかぎり、何かしらの事態が発生し、それがあまりよろしくない方向であることは何となく把握しました。  

          岡目八目はおよしなさい

          楽しいBARタイム【入門編】

           どーも、乙楽です。  先日、久々に都内のBARで楽しいひとときを過ごしました。美味しいお酒を肴に、のんびりと過ごす時間はいいものですね。もちろん、楽しんだ分のお財布は若干薄くなるので、そうそうは行けませんが。  今回に限らず、そんな内容を私がXでポストするたびに「行ってみたいけど…」「カッコよく飲みたい…」などのリプがちらほら散見されます。そういうことなら、ちょっとまとめてみますか、ということで。  今回のテーマは「BARタイム」です。  とはいえ、いきなりディープな話をす

          楽しいBARタイム【入門編】

          或る男の小旅行

           箱根に、やってきた。  ここのところ公私共に厄介な案件に追われていたので、ストレスが溜まりきっていた。その行き場の無いストレスは身体にも及び、正体不明の皮膚炎が数箇所に発生している。  このままでは心身共に自壊しかねないので、ここは浮世の憂さを晴らすべく、一泊二日の一人旅を妻に願い出て、承認されたのだった。  多額の土産を買って帰る、という交換条件がついたことは、言うまでもない。  さぁ、どこへ行くか?  私は脳内会議を開く。小さい私の集団が、総出で言いたい放題を始めた。

          或る男の小旅行

          【短信】「乙楽」になれる時間

           お久しぶりです。いや、そうでもないかな?  前回は或る男シリーズを書いていましたが、あれは割と前に書き上がっていたものを手直ししたものなので、まっさらから書き起こすのは久々です。まぁ執筆と投稿にはズレがある、ということですな。  ここ最近、「乙楽」になれる時間がガッツリ減っています。お読みくださる方々にはピンと来ない言葉なので、少し説明します。  基本的に「乙楽」は、公私の柵から解放された、一人でいる時になれるものです。仮面の一つ、と言えば分かりやすいかな?  浮世に生き

          【短信】「乙楽」になれる時間

          或る男の晩酌【大衆居酒屋編】

           モツ煮が、食べたい。  とある日の昼下がり、報告書を作成中の私は、何故かこの思いに取り憑かれた。  脂フワフワ、噛んだらシャキシャキのホルモンに煮汁が絡んだやつを一味唐辛子を振って食べたい。脂は強くても取り除いてもいい。そしてそれをハイボールで流し込む。  『いいね』  いかん、心の声がキーボードに乗ってしまった。  『現時点での進捗は以上となります。いいね』  何だこりゃ。  定時で上がれたその日の夕方、私は自宅の最寄りから二つ手前の駅で下りた。ホームから眼下に広がる繁

          或る男の晩酌【大衆居酒屋編】

          【レビュー】一夢庵風流記

           毎度どーも、乙楽です。  前回の投稿がクソ重い内容だったので、今回は趣向を変えて好きな小説のレビューをやっていけたらな、と思います。  今回は、我が心のバイブルであり、男の夢の一つを描ききった時代小説の傑作、 『一夢庵風流記』 です!  …あれ?そんな小説聞いたことがない、って?  仕方ない、では皆さまの良く知るタイトルで改めて紹介するとしましょう。 『花の慶次』  はい、お馴染みの方が増えたのではないでしょうか。  そう、漫画からドラマ、パチンコ等にも進出した作

          【レビュー】一夢庵風流記

          様々な別れ

           お久しぶりです。  ここまで間が空くとは思ってもいませんでした。  まぁリアルで色々ありまして、「乙楽」としての時間が作れなかったのが原因です。大きくは2つの別れがありました。  6月14日、義父が亡くなりました。享年80歳。食道がんの末期及びアルツハイマー型認知症でした。日に日に衰弱していく義父を見舞うたび、人の儚さとやりきれなさを感じていました。  奇しくも、亡くなった日は義母の四十九日でした。もしかしたら、義母が寂しがって義父を呼んだのかもしれない、そんなことを妻と

          【短信】そんな日もある

           どーも、乙楽です。  只今、無気力状態です。  まぁ、色々あったし、日常に戻ったら仕事が山積みでアワアワしているし、元の生活に戻すのに苦労している最中だから、仕方ないと言えばそれまでなんですけどね。  どうにも感受性が鈍くなっているのと、喜怒哀楽が上手く出せないので、少し困っています。  ただ、この状態は過去にも何度か経験がありますので焦ってはいません。  ここで無理にテンション上げようとしたりすると、却って悪化、もしくは長期化するのが目に見えていますので、「まぁこんな

          【短信】そんな日もある

          都々逸(永訣)

           荒い呼吸の リズムが途切れ  眉間の皺が 消え去った  昨日聞こえた 「お休みなさい」  今の貴方に 返します  花の祭壇 笑顔の貴方  話の花を 咲かせよう  泣くも笑うも 最後の門出  見上げた空は 涙雨  たなびく煙 見えなくなった  向こうでケンカ するまいぞ  戻る部屋には 貴方の証  お疲れさまと かける声  思いこもごも 写真に向かい  両手合わせて 目を閉じる  お義母さん、お疲れさまでした。  下手な都々逸で恐縮ですが、贈らせて戴きます。  

          【短信】義母との永い別れ

           どうも、乙楽です。長いこと投稿が途絶えて申し訳ありません。  タイトル通り、今回はとても重い話なので、読まれる方は相応の準備をお願いします。  ポストでも告知した通り、義母が病気療養の後に亡くなりました。  83歳という年齢は、今は長寿とは呼べないかもしれません。しかし、何年にも渡って幾度も病魔と戦い続けた義母を、私は誇りに思います。苦しむことなく、安らかな最期を迎えられたことが、悲しい中ながらも一つの救いでした。  私は、39歳で家長と呼ばれる立場になりました。  2

          【短信】義母との永い別れ

          或る男の晩酌【バータイム編】

           ここ数日で、一気に春めいてきた。  若干の花粉症持ちとして、暖かくなるのは鼻炎と表裏になるから複雑な気分だが、桜が咲く頃には鼻炎も治まるので、やっと春を楽しめるようになる。  ちなみに、桜が好きか、と聞かれれば「割と好き」といったところか。満開の姿は立ち止まって見惚れるし、散り切る直前の葉桜も風情があっていい。  何故、一番に推せないのか、って?年に一度、数日しか楽しめないからだ。儚いものは美しいが、心を移すには、いささか辛い。そういうものだ。  話が逸れてしまった。そう

          或る男の晩酌【バータイム編】

          『或る男』シリーズ第一弾、完結

           はいどーも、絶賛忙しない最中の人、乙楽です。  忙しいのに何noteなんぞを書いてるんだ、と思う方、何かと忙しないのは確かなのです。同時に「待ち」の時間も多く、中途半端な時間にチョコチョコ書いています。  まぁ、現実逃避したい気持ちも若干ありますが。それはさておき。  今回は『或る男』シリーズ第一弾がようやく書き上げられたので、軽く触れたいと思います。  以前にも書いたとおり、このシリーズは私小説を書いてみたいという私の思いつきから始まったものです。読み手の皆さんがどう感

          『或る男』シリーズ第一弾、完結