【和声を基礎から勉強するよ】調整を覚えよう

和声は和音のつながりの勉強です。
どんな和音がどのようにつながるのか、その法則を伝えられるといいなと思っています。

この内容は作曲の基礎という一面もありますが、管弦楽の演奏者が、和声の機能を知ることで、曲を演奏する際に役立つのではないかと考えています。

内容はダイアトニックと呼ばれる調がハッキリとしているもので、クラシック音楽が中心です。なのでポップスで大丈夫と言われているものでも禁則になる場

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ポピュラー和声学「機能和声とは違ったモードの世界 その2」

普段聞いている音楽の多くは機能和声に従っていて、メジャーかマイナーのものが多いですが、実は旋律とそれに付随する和音の組み合わせのバリエーションにはより多様な世界が存在しています。

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移高と移調と移旋と転旋

移行と移調は同じ世界感の中で、音の高さを変更します。カラオケのキーを変えるようなものです。

移高
相対的な音の関係を変えずに音の高さを変化させることです。

移調
移高の内、

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ジャズとアート思考(2) エモーショナル・ジャーニーを設計せよ

通常、アート思考は現代美術との関連で語られることが多い。一方、ここでは音楽、特にジャズから学ぶアート思考としてシリーズで取り上げている。今回は第2弾として、音楽から学ぶ「エモーショナル・ジャーニー」の重要性について考えてみたい。

エモーショナル・ジャーニーとは何か

エモーショナル・ジャーニー(Emotional Journey)とは私が付けた言葉だが、「感情の旅」というような意味である。これは

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ポピュラー和声学「機能和声とは違ったモードの世界」

我々が良く耳にする機能和声(メジャーやマイナーな世界)とはまた少し違ったモードの世界をご紹介します。

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モードとは?

メジャーキーやマイナーキーは「モード」と呼ばれる体系の中に含まれていたものが、機能和声のために独自発展していったものです。
元々メジャーキーはアイオニアン(Ionian)、マイナーキーはエオリアン(Aeorian)という「旋法」でした。

本来、このモードというの

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ポピュラー和声学「転回形の使い方」

和音の印象を変える転回形と使い方のコツをご紹介します。

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第1転回形とは?

和音の性格を表す3rdがバスにある配置を第1転回形と言います。
バスと根音の間に6度音程が含まれるので、完全5度な基本形とは違った柔らかな感じの響きになります。
男声合唱だとバスの3度がくぐもりやすく(ローインターバルリミットも近くなるので)、和音の色を出す難易度が上がる傾向にあります。

第1転回形の使

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和声課題を実施してみよう2

前回、和声課題を実施してみよう1の、解答編です。

この解答例は、密集配置というものです。
密集配置とは、ピアノで弾く場合、右手で3個の音、左手でバスパートの音を弾ける様な音の置き方です。教科書では、ソプラノとテノールの間が1オクターブより狭いと、密集になります。

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和声課題を実施してみよう1

作曲の基礎勉強、和声の課題を解いてみたい方、教科書が難しそうと思われる方、お気軽に。問題を解くことを、課題を実施すると、言います。和声課題を実施してみましょう。
ルール
・4声体です。上からソプラノ、アルト、テノール、バス、の、パートになっているので、ト音記号の所には、ソプラノが始めから書いてあるので、アルトのパートを書き込んで下さい。ソプラノのパートは、バーが上向きになっているので、アルトのパー

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ポピュラー和声学「三和音の連結」

3和音を連結するための、スケールにおける各和音の役割をご紹介します。

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機能和声的な連結

「倍音とスケ―ル」の記事にて紹介した通り、自然倍音で見られる完全5度から導き出される関係性(ソード)をⅤ-Ⅰとして和音化して強調し、和音の並べ方や前後関係を体系化したものが、西洋音楽の根幹をなす「機能和声」です。

ダイアトニック・コード

オクターブ内に全音5つと半音2つを含むダイアトニ

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ポピュラー和声学「和声学の禁則とは」

和声学を勉強していると「禁則」というものに出会って、こんなに色々と覚えないといけないのか、っとげんなりしたことがあるかもしれません。
しかし現代の曲ではこういった「禁則」が守られていない例が多くあります。どう考えていくべきなのでしょうか。

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禁則とは?

古典様式や書法においては守ったほうが良いとされる和声を組み立てるルールです。
「古典様式や書法においては」というところがポイン

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ポピュラー和声学「倍音とスケール」

自然発生する倍音とスケールには密接な関係性があります。

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自然倍音列とは?

ある音を鳴らすと、その倍数の音(倍音)が自然現象として副次的に生まれます。この倍数の音のセットを「自然倍音列」と言います。

一部の音はピアノにない音程となり、
倍音を追い求めたバーバーショップなんかのジャンルだと、1/6低いシ♭の音を積極的に使用したりします。

倍音から生み出すスケール

倍音でオク

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