冲方丁

冲方塾 創作講座22 時間と価値

価値とその変化をもたらしているものはなんでしょう? というのが今回の課題です。
 一つずつお話するため、Q&A形式にしてみました。

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冲方塾 創作講座21 講評⑧描写

みなさま今日もよろしくお願いします。
 まずは前回の講義の振り返りです。描写とは何か? 対象を認識するための「五感」を描写すること。これが一般的な描写といわれているものですね。なにかが赤いとか、なにかが光っているとか、音がするとか。
 そうした五感を通して得られる、「価値」を書く。それが描写の本質だとお話しました。
 今回は、その価値を生み出す六つ目の感覚、「時間」についてお話する予定です。
 念

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戦の国:冲方丁:生まれただけでドラマチック

「戦の国」(110/2020年)

織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼。6人の武将の物語。お恥ずかしながら、後半3人に関しては殆ど知識が無かったので、非常に興味深く読めました。

どの物語も、一般的に語られている内容とはチョット違った角度から攻めています。中でも「麒麟」明智に対する解釈は驚き。大河ドラマの明智のイメージとシンクロする所もあり相反する部分もあり、ドキドキして

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わざわざすみません!ありがとうございます。
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冲方塾 創作講座17 講評⑥ゴールデン・サークル

みなさんこんばんは、本日もよろしくお願いします。
 冲方塾出張所第7回、折り返し地点になりました。
 今回のテーマは「解決する」になります。これまで「和解する」と表記してきましたが、どうもみなさん、和解するとは仲良くなることだと解釈されているようなので、「解決する」という言い方に変えました。
 論点を把握し、解決を定義する。それが今回の課題となります。
 さて、その前に復習です。
 命題とは、何度

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冲方塾 創作講座20 描写するとは

では今回の講義に入ります。
文章でヒトやモノを描写をするとはどういうことか?

1) 対象を認識するための、「五感」を描写すること。
2)五感を通して得られる、「価値」を描写すること。
3)価値を生み出している、六つ目の感覚、「時間」を描写すること。

 これらが、いわゆる描写をするということです。一つずつみて参ります。
 まず、五感。
 現代はビジュアル・オーディオ(視聴覚)文化が花盛りですので

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冲方塾 創作講座19 講評⑦解決する

※冲方塾の第八回講座の録音データがマシントラブルで消失したとのことで、今回の講座だけ当時の資料を参考にした書き下ろしとなります。
※サミット勢のデジタル力のなさよ。今後必ずや改善して参ります。

 前回の課題は、「解決」の具体例を探すことでした。
 実際に解決されたことがらを、「命題・反論・解決」の段落に分けて書く。
 当然ながら、「正しい命題」が「正しい反論」を受けて「正しい解決」が導かれる必要

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冲方塾 創作講座18 解決する

解決は、四つの論点に収束していきます。前回、前々回でお話ししたことと同じです。
 感情的な論点、論理的な論点、律法的な論点、そして諧謔的な論点。

 感情的な論点は、許せない、腹が立つ、悲しい、など感情の解決が論点になります。
 論理的な論点は、客観的で科学的な事実による解決。
 律法的な論点は、過去の決めごとを活用した解決。
 諧謔的な論点は、過去の決めごと、律法を逆手に取ったユーモアやジョーク

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冲方塾 創作講座15 講評⑤反論する

ではよろしくお願い致します。
六回目、今回のテーマは、和解する。論点を把握し、和解を定義する……だったんですけれど、みなさんの提出物を拝見してですね、ちょっとまだ和解は遠いなあ、という印象です。
 まず、反論とはなんであるか。命題に対し、NOということです。
 単純に「反対する」のではないことに注意して下さい。賛成か反対かではありません。
 真か偽かを判断できる文章を命題と言います。主語があって断

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冲方塾 創作講座16 対話する

さて。
 的確な反論が、主題を浮かび上がらせます。よく書けた文章とか、人の目を引く文章というのは、もっぱら反論が的確だからです。
 物語において、反論しない登場人物はいてもいなくても一緒です。
 ディズニー映画のキャラクターのセリフを注意深く聞いてみて下さい。命題と反論がきわめて明白です。
 何も反論しないエッセイというのは何も言っていないのと一緒です。新しい物の見方を示さないのに、エッセイ(試論

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冲方塾 創作講座13 講評④ある言葉をその言葉を使わず説明する

みなさま本日もよろしくお願いします。さっそく第5回を始めます。
 
 先にテーマを申し上げると、今回は対話をする。対話をするためにはどうしたらいいかという、その準備をしたいと思います。
 さて前回の課題は定義をすることでした。ある言葉を、その言葉を使わずに説明してみる。
 課題を通して、ものごとを定義する力を身につける。
 定義する力とは、それがなんであり、どういう意味や価値があるかということを定

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