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マルドゥック・アノニマス 登場人物の紹介①

数が多く複雑なので随時更新していきます。

マルドゥック・アノニマスの登場人物の一覧と簡単な紹介。まえに組織図を作ったが、名前しか分からないので記事を作成しました。

とりあえず次のルールで書いていきます。

所属する組織等の名称

【】→ おおまかなな所属勢力
 〈〉 → 所属組織
  《》 → 組織内でのチーム名

人物について

◆ → 特記事項無し
 ◇ → 組織内のチーム所属
  ▼ → 所属変更により別項目で説明
   ∇ → 所属の変更はないが別項目で説明

これで対応できない場合もあるのでその場合は別途で説明あり。一部ネタバレが含まれますので注意してください。

登場人物に関しては最新話まで含まれています。

ハンターの関係者はこちら↓

用語集はこちら↓




【対抗勢力】

 ハンター達に対抗する勢力。イースターズオフィスを中心に違法エンハンサーの対処を行う。 

〈イースターズオフィス〉

 生命保全プログラムに基づく09法案によって活動する。多数のエンハンサーを抱える委任事件専門で「捜査・保護・交渉・逮捕」の業務を行う。モットーは「殺さない・殺されない・殺させない」

◆ ドクター・イースター
 
科学者でオフィスの事務からメンバーのメンテナンスまで幅広く担当する。万能というわけでもなく法務関係はサムに任せきり。バロットの復帰に関しては複雑な心境。ハンターからはウフコックと同じレベルで評価されている。

◆   エイプリル・ウルフローズ(ザ・ボディメーカー)
    イースターの秘書兼パートナー。手術に関して抜群の腕の持ち主で人体マニア、偽装の死体の作成すら可能。その死体はホスピタルの能力を使用してようやく判別できるレベル。書類上は女性。

◆ ウフコック=ペンティーノ
 
ネズミ姿のしゃべる万能の道具存在ユニバーサルアイテム。あらゆるものに変化ターンしてチームの支援や諜報活動を行う。ブルーのことが苦手。数々の出来事をを経て身分不詳アノニマスであることをやめる決意をする。

◆ ウェイン・ロックシェパード (ザ・ステアー)
 
41歳の元海兵で視覚強化の強化された存在エンハンサー。眼球やその組織を自在に変化させ、あらゆるものを視ることが出来る。ラスティによりウフコックを使用して殺害される。

◆ ダーウィン・ミラートープ(ザ・シェイプシフター)
 
40歳で元々は警官からストリッパーのマネージャーまで幅広い経験がある。樽体型の中年ハゲ。体の9割が特殊なコラーゲンと造血性プロテインで構成されており、自由自在に自身の形状を操作シェイプシフトする。狭い場所に入り込んだり、手足を伸縮させ戦闘や捜査をする。

◆ アレクシス・ブルーゴード(ザ・カクテルシェイカー)
 
32歳の元人質交渉人。体内で様々な薬物カクテルを精製できる。明らかに違法性が認められる効能の薬物を合法的な組成で製造している。その薬物で自身の身体能力向上も可能。化学工場と同等の扱いで精製に上限がある。同じ系統のエンハンサーにはカクテルを突破されることがある。

◆ イーサン・スティールベア(ザ・パウダー)
 
28歳の元保険調査員で現場の調査に長けている。体内で化学物質を精製でき、果物の成分と反応させて爆弾に変えるのが主な使用方法。火薬工場パウダー・ミル扱いでブルー同様に1日の精製量に法的上限がある。

◆ ウォーレン・レザードレイク(ザ・モールト)
 
39歳の元消防士。迷彩柄のトレンチコートを着た大男で獲物は斧。火傷で失った皮膚の代わりに様々な動物の皮膚を脱皮モールトのように切り替える能力を手に入れた。ヤモリの様に壁に張り付いたり、サイの分厚い皮膚で攻撃を弾く。組み合わせも可能。

《ストーム団》

 「ジャック・イン・ザ・ボックス」に対抗して結成された。

 ◇ ウィスパー
    オフィスのセキュリティ管理者。トマトを元にした特殊繊維で構成された電子世界にも根を張るの植物 。名前の由来はヴェロシティで戦死した元09メンバー。

 ◇ トレイン(ザ・コードバスター)
    13歳の金髪でIQ200のホームレスの少年。撃ち抜かれた脳みそ代謝性の金属繊維で補っている。演算能力と並列処理が途方もなく強化され、電子機器への干渉能力スナークと暗号処理が可能。

 ∇ トゥイー・ドルディ
  見出し「楽園」で説明

 ∇ トゥイー・ドルディム
  見出し「楽園」で説明

 ∇ シャークフィーダー 
  見出し「楽園」で説明

〈オフィスの協力者、関係者〉

◆ クレア・エンブリー
 
女性刑事で優秀だが同性愛者。警察署とオフィスのパイプ役を務める。旧カトル・カールとの抗争時からの協力者。クインテッドの包囲作戦失敗後は警察署での肩身が狭い。

◆ ライリー・サンドバード
   
クレア刑事の部下でバロットへのハンター接触後、身辺警護として配属される。

◆ サム・ローズウッド
 
旧カトル・カールに恋人を殺害された過去をもつアルコール中毒のスラム専門の弁護士。エアリスのエアカー事件を担当してフラワー法律事務所にしてやられる。オフィスに物語の発端であるケネスの存在を知らせる。マディソン・ブラッドをライム達の協力のもと誘拐するも、その後バジルにより絞殺される。

◆ レイ・ヒューズ(ロードキーパー)
 
かつてはギャングに身を置き、敵味方問わず尊敬を受けている凄腕ガンマン。現在はノースヒルでレストラン「ステラ」を経営する傍ら、バロットやネイルズファミリーに銃の指南をしたりしている。ベル・ウイングに猛アタック中。ネズミ(ウフコックはセーフ)が嫌い。

◆ エイブラハム・オックス
 マルドゥック市警察委員。史上最年少で委員になった無表情で大柄の人物。クインテット殲滅の為の会議では司会のような役回り。メリルの悪事には気づいており、摘発する機会を伺っていた。レイノルズを利用することを提案したのも彼。シルヴィアによって消し炭にされる。

◆ ローダン・フォックスヘイル
 マルドゥック市警察委員長。一度は解散しかけた対クインテットのチームに参加。ライムとは家族関係で良好とは言えない間柄。

◆ ヴィクター・ネヴィル
 検事補で「マルドゥック・スクランブル」の後にイースターと共にオクトーバー社のマネーロンダリングを摘発した。クインテッドの包囲失敗に伴い離脱。

◆ ベルスター・モーモント
 
マルドゥック市議会議員で代々議員を務める一族の出。中流階級が支持基盤で観光業を推し進める。家族が惨殺されて一時リタイアしたが、ハンターが市議会選挙に立候補したのを期に再び立ち上がる。

◆ ダニー・シルバー
 
ポルノ制作会社シルバーホース社のCEO。合法的でクリーンな活動をしており、違法な契約で働かされている女優を他所から引き抜いたりしている。その恨みを買い、現在は車椅子に乗っている。バロットを一目見てスカウトしようとした。

◆ ビル・シールズ(Dr.ホィール)
 違法エンハンサーを生み出した張本人。そのことで良心の呵責に苛まれている。イースター達に救出された後は楽園に身を置いている。ワイヤー・ワームを基礎にしたエンハンスメント能力を開発した。正規のエンハンサーは個々の状態に合わせて完成済みのワンオフに近い能力であるのに対し、違法エンハンサーは大量生産目的のために最低限の機能が使える状態で移植される。結果、個々に合わせて成長、適応を遂げ様々な発展をすることになる。

《ジャック・イン・ザ・ボックス》

 クインテッド所有のビルの突入に際して結成され、「ビックリ箱」にちなんで命名された。

 ◇ ルーン・バロット
       過去にイースターオフィスによって命を救われた少女。その際に09法案の適用で全身の皮膚移植を受けている。微弱な電磁波を出して一定範囲内の電子機器等に干渉したり周囲を正確に把握できる能力。最強と名高い委任事件担当官を倒した存在として恐れる者もいる。能力が異常に成長していて皮膚を代謝させて銀の鱗粉を作り出し、触れたものに干渉できるようになる。

実際にオーキッド、エリクソン、シルヴィアを一瞬で撃破し、マクスウェルにも真っ向勝負で勝利している。

 ◇ メイヒュー・ストーンホーク(ザ・シャドウ)
  
元はバウンティハンターでマディソンのグループに居たがライムのチームに加入する。アビゲイルの面倒を見るため一緒に行動していていてなにかとアビーを気にかけている。高速で移動することができる能力を持ち流体金属の入った鉄パイプを操る。アビーとバロットからゲイ疑惑を持たれていた。

 ◇ アビゲイル・バニーホワイト(ザ・フライングダガー)
  
背中を数十ヶ所ナイフで刺されてエンハンサーになった。「ファンドマネージャーに逆らっている」という理由でライムのチームに加入した。ワイヤーワームを付着させた物体を操作できる能力だが、対象は刃物に限定されている。全部で88本のナイフを隠しもち「フィッシュタグ」と呼んでいる。物語が進むなかでバロットを姉と慕い、部活に励むようになる

 ◇ トビアス・ソフトライム(ザ・サーキット)
       
元カジノの機器の管理担当兼ディーラーで恨みを買って殺されかけた。物体の熱を自在に移動させ凍結させるを持つが、能力の消滅を条件にイースターに協力する。ゲームに反抗して"殺さないチーム"を作る。女性が振り向くレベルのイケメンでもって回った言い回しが特徴。バジルとの連絡役を務める。

《カジノ協会》

 ◇ アシュレイ・ハーヴェスト  
       
カジノ「エッグノッグブルー」でディーラーを務めていてブラックジャックでバロットと対決した。現在はカジノ協会の幹部で「エッグノッグブルー」の経営を任されている。

 ◇ ベル・ウイイング
 
 カジノ「エッグノックブルー」の元スピナー。現在ではバロットの身元引受人になっており、闘病中の身でもある。レイ・ヒューズのことはまんざらでもない。

 ◇ ミスター・ペリー
     
カジノ協会の幹部で、クインテットの包囲網の最終段階に立ち会う。オーキッドの銃弾によって命を落とす。

 ◇ ミズ・ジョーダン
     
ミスター・ペリー同様にオーキッドの銃弾で命を落としたカジノ協会幹部。

 ∇ ベンジャミン・ネイルズ
  
項目「ネイルズ・ファミリー」で説明

《集団訴訟原告団》

 オクトーバー社が開発、発売する薬品被害に関して訴訟を起こした発起人及び中心人物達。

 ◇ ケネス・C・O
       
生命保全プログラムによってオフィスに保護された青年。内部告発を思い立った結果の軽率な行動であらゆる敵対者に狙われる。リバーサイド・カジノで長期間の軟禁を受けていた。立ち直った後は精力的に集団訴訟に協力している。

 ◇ エアリス・グリフィン
     
 エアカー事故によりお腹の子供失ったケネスの彼女。フラワーの策略で長期間、ケネスと近づくことができずにいた。集団訴訟の原告団のリーダーを務める。

 ▽ ダニー・シルバー
  
項目「オフィスの関係者、協力者」で説明

 ◇ クローバー教授
     
バロットの通う大学の教授でフラワーとケネスの師でもある。集団訴訟のアドバイザーとして協力する。法廷闘争以外にあまり興味が無く、質素な暮らしをしている。

 ◇ オリビア・ロータス
  クローバー教授が呼び寄せた弁護士。最高裁で勝利した経験を持ち、法でもって相手の訴訟を潰す術を熟知している。バロットに法暗殺者ロー・アサシンと評価される。

〈楽園〉

    戦争特需で発展しすぎた科学技術を隔離している施設。エンハンスメント能力やウフコックは楽園由来。現在は民生技術と徐々に科学技術の差が埋まりつつあり、外部との接触がないことで一部研究が袋小路に陥っている。管轄は市ではなく連邦。

◆ プロフェッサー・フェイスマン
     
楽園の管理者。鳥かごに入った首だけの男性で、癌に侵された身体は研究材料として培養している。技術の進化に貪欲であり、倫理観は当に失われている。能力殺しギフトキラーの開発を進めオフィスとは協力関係。

◆ トゥイー・ドルディ
     
楽園で育った青年。呼吸や食事の必要もなく痛覚も任意で遮断できる。現在は額に角のような器官ができており、癌化細胞を利用して驚異的な再生能力を獲得している。頭部に穴が開いても再生可能。シャークフィーダーの命令権を持っている。

◆ トゥイー・ドルディム
     
頭部に電子部品を移植された雄のイルカ。電子処理が専門分野で楽園内の液体コンピューターのプールからオフィスに協力する。ドルディの彼氏。

◆ シャークフィーダー
 
疑似重力フロートを操り空を飛ぶサメ。09法案の適用のもとで特例的に市内を飛び回れるようになりオフィスメンバーには人気の模様。楽園の防衛機構の一部で個々が意思を持っているようす。

〈ネイルズ・ファミリー〉

 前作ヴェロシティにてオフィスと争った元麻薬販売を生業としたグループ。現在はある程度健全化したガンファイター集団となった。ミッドタウンで「ルーズベルト・カジノ」を経営している。

◆ アダム・ネイルズ
 ファミリーのボスを務める若きガンマン。白髪で色素が薄く「アルバイノ(アルビノ)」の二つ名がある。致死性の極めて低い弾丸を込めた2丁拳銃を扱う。

◆ ラファエル・ネイルズ
 巨体を持つアダムの弟。馬鹿でかいサーベルが武器を扱い筋力も相当のもの。バルーンの再生能力を突破して殺害した。シルヴィアに頭蓋骨を粉砕されて意識不明になる。

◆ ベンジャミン・ネイルズ
 アダムを補佐でもありカジノ協会の幹部でもある。

【シザース】

暗躍する人格共有が可能な集団で身体能力の強化ではないがエンハンサー。イースター達にはヴェロシティの一件により既に存在していないと思われている。

◆ ヴィクトル・メーソン
 
ヴェロシティの頃に市長に就任した。過去、植物状態からの覚醒の為の手術によりシザースになった。"総和の無ゼロサム"の思想に基づき暗躍している。ハンドと呼ばれるシザース内での地位を持っている。

◆ スクリュウ・ワン
     
市外や休眠状態のシザーズを繋ぎ止める役割がある。浮浪者の見た目をして普段はマルドゥック市でホームレスをしている。

◆ ナタリア・ボイルド
 
現在、シザースの揺らぎを司る中心的存在。母親のナタリア・ネイルズの共感覚が関係していると思われる。シザースの精神空間にて両親(の記憶?)に守られている。

◆ ディムズデイル・ボイルド(ラスティポンプ)
 
前作スクランブルで死亡したウフコックの元パートナー。シザースの精神空間に現れるがどの程度の人格を有しているかは不明だが64口径のリボルバーウフコックの脱け殻を未だに使用している。

◆ クリストファー・R・O
 
前作ヴェロシティにて死亡している。クーラーボックスのような幻影としてハンターの精神に干渉しているが同じ人格なのか名を騙っているかは不明。ウフコックもその幻影を見ている。

◆ サラノイ・ウェンディ
 
シザース開発者の1人。現在は脳を摘出されてノーマによりエンジェルズの母体として利用されている。ニューフォレスト保険福祉施設の地下にある分娩室デリバリーと呼ばれる一室でレディ・グース達と一緒に横たわる。

◆ レディ・グース
     
シザースと判断された植物状態の女性達。サラノイ同様にエンジェルズの生産施設のように扱われる。

◆ ネルソン・フリート
     
次期市長に立候補予定の議員。市長選挙の対立票操作のために活躍する予定だった。

◆ マルコム・アクセルロッド
     
連邦検察局の主任捜査官。当初はマルドゥック市の被害を増やすために事件に介入する。目的はカジノ協会とカジノ運営にあるようだが詳細は不明。イースター達を指揮下に置いて状況のコントロールを目論む。

【その他の組織】

マルドゥック市で活動するギャングや集団や組織。

〈マディソン・ファミリー〉

ウエストサイドで活動するヤクの密売グループで当初はファンドマネージャーの行うゲームで幅を利かせていたが、クインテッドの離反により急速に力を失う。

◆ マディソン・ブラッド
 ファミリーのボスだが、すでに老人。エンハンサーではないがゲームについてある程度の情報を知っていた。他のグループに優位に立てるようにエルズバーク刑事とトレヴァーに命じてクインテッドを作った。

◆ ペイリー・ロウリー(ザ・ブレイズ)
 年老いたマディソンに代わりファミリーを仕切っている。黄色く染めたドレッドヘアと過剰な装飾品を身に付ける。体内で化学物質を高温化させ火を操る。セメタリーラインの戦闘で消える犬によって殺害される。もとはクインテッドのリーダーになる予定だった

◆ レイク・ドーソン
 ウエストサイドにあるポートヒル証拠保管庫の管理をしている元刑事。

◆ ドナルド・ブラッド
 ウエストサイドのスラムにあるごみ処理場を管理している。

〈クォーツ一家〉

 マルドゥック市の外れにある「居留地(リザベーション)」を取り仕切る少数民族「コルチ族」の一家。「リバーサイドカジノ」を経営しているがカジノ協会には未加入。居留地という特殊な地区を利用してさまざまな違法行為に手を染めている

◆ ロミオ・クォーツ
 
ヴェンボリオの長男。できるだけ穏便に問題の対処に当たり、カジノ協会への加入を目指す。ハンターを見定めるまでは握手を交わさなかった。問題を起こす父親をよく思っておらず、クインテットにその処理を頼む。結果として父親の怒りを買い射殺される。

◆ ベンヴェリオ・クォーツ
 
血気盛んな一家のボス。性格が災いして各方面と衝突して問題を多く抱えているが、その圧倒的な支配力で有無を言わさず一族をまとめ上げる。シザース疑惑が向けられた。

〈チルドレン・オブ・M / Mの子達〉

カウンセルから離反したマクスウェルを中心とした宗教集団。マルセル島を占拠して、クインテットに反乱を起こした

◆ サディアス・ガッター
     
「Mの子達」のリーダーであり、マクスウェルには隠れ蓑として利用されている。対象の睡眠を阻害することで暗示が通りやすい状態を作り、大量の信徒を操る。

 ◆   リック・トゥーム    
  バリーを目の敵にしているもう1人のトランストラッカー。電子操作のスペシャリストでバリーより優れていることを喧伝したいがために対立した節がある。電子の呪いなる能力で、追跡対象は何らかの事故で命を落とす。半自動で作用する電子妨害のような能力。

◆ マクスウェル・ウィーバー
     
元は十七番署に務めていたがレイ・ヒューズによって右手を破壊された過去をもつ。スポーツマン(後の制約の銃)をまとめあげて独自の戒律にそって行動する。男尊女卑の傾向が激しく、野心家で当初からクインテットの面々と衝突していた。離反後はクインテットと正面から抗争を仕掛ける。バロットに一騎討ちで敗北し、その後は新たなスクリュウとしてシザースに回収される。脳卒中から復帰した経緯から当初からシザースだった。

《ガンズ・オブ・オウス / 制約の銃》

 元は「スポーツマン」と呼ばれていたが、クインテット設立後に改編、改名。マクスウェルをリーダーとしたマンハント集団。標的の首を「トロフィー」と称して保管する。独自の戒律にしたがって行動する。ブルーの首をトロフィーとして持ち帰った。

 ◇ ペルナップ・ザ・ガンスリング
  脇から腰にかけて複数対の腕を生やしたムカデ男。現在は4対8本の腕を生やしているが、身体中にどこでも何本でも生やすことが出来る。腕を減らすのには約一日かかる。

 ◇ ダグラス・ザ・マシンガンビートル
  体内に大口径のマシンガンを保管して、四つん這い状態で口から銃口を出して攻撃する。身体の間接や骨を変形させて射撃に適した形状に変えている。

 ◇ イライジャ・ザ・フライシューター
  体内からハエを吐き出す。そのハエの感覚器官を共有しており、場所の把握も可能でそれを活かして銃撃を行う。ハエは自分の肺で作り出された人工生物であり動くセンサーの役割もかねる。

 ◇ パラサイト・ジョニー
  別の人間に張り付いてその体を操作する。身体を極限まで縮ませることができ、神経レベルで対象と同化する。安全な場所から撃ちまくりたいという願いを体現する能力。痛覚は同期していない模様。

《ウォッチャー》

     クインテットにより設立されたが、後にマクスウェルと共に離反。ミートワゴンとポイズンスカッドのチームに分けられる。

《ミートワゴン》

 ◇ パーシー・スカム(噛み噛みニブル・ダブル
  
32歳の女性ダンサー。人をまんべんなく噛む事を信奉している。全身に牙をともなう顎をもっている。

 ◇ ジョン・ダンプ(消化魔ダイジェスター
  45歳の男性。体表に腸壁のような器官を作り出して消化性の酸を出すことが出来る全身消化器人間。

 ◇ カーチス・ツェリンガー(串刺し魔スパイカー
       
より自分らしい姿を追い求めた結果、槍のように尖った手足と鋭い器官を身体中に生やす形状変化を遂げた19歳の少年。家族に暴行されており兄の誤射で腹に穴が開いたことから何かを貫通させることに執着する。

 ◇ タウンリー・ジョナサン  (縮かみ屋カワード
   
本名はカリラ・メイで16歳の女の子。里親に虐待され逃げた先で彼女を助けて死亡したホームレスの名を名乗っている。彼が鎧のように彼女を守ったことで「彼のようになりたい」という願望を持つ。肉体の表面を分厚い甲皮で覆う能力。熱も毒も全てを遮る鉄壁の守り。

   

《ポイズンスカッド》

 ◇ ノルビ・トラッシュ
   
毒ガスを操る。その毒は皮膚が爛れ、喉が塞がり呼吸困難に陥る。

 ◇ ベン・ドーム(|蟻塚《アントヒル》)
   
胴体に無数の穴が空いていてヒアリを飼っている。

 ◇ クライル・コヒー(蜂の巣ビーハイブ
   
腹部がスズメバチの巣になっている。

   

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