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主に積読した本を備忘替わりにメモってます。他のSNSで投稿した原稿の加筆、再掲もありま…

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主に積読した本を備忘替わりにメモってます。他のSNSで投稿した原稿の加筆、再掲もあります。時々お気に入りの音楽やアートの話もするかも。

最近の記事

積読メモ 著作権関連の入門書3冊

仕事で著作権関連を調べることがあったので、3冊ほど図書館から借りて読んだ。 「教育現場と研究者のための著作権ガイド」 → 教材、オンライン講座などの引用や使用許可が必要な状況がまとめられていた。 「60分でわかる!最新著作権超入門」 → 概要知るには充分な感じ。わかりやすくて良かった。 「駆け出しクリエイターのための著作権Q&A」 デザイナー、業者対応考えると読んで良かった本。状況をQ&A形式でまとめている。 読んでみて、検索だけじゃ気付かないこともわかったし、も少しいろい

    • 積読メモ「古道具よろず屋日乗」

      わかつきめぐみさんの漫画。半年ほど前に購入。 叔父から継いだ古道具屋の旦那サマと気の強い女中さんの話。わかつきさんなんでただの古道具屋さんではないw 細やかな線もほどよい不思議で優しいキャラクター描写も変わらず。 あとがき読んでて、手描き派の作家さんはトーンや画材に苦労されているんだなーと。シュルツさんが愛用のペン先の生産中止を聞いて買い溜めした話を思い出した。

      • 積読メモ「ドッグスレッド」

        野田サトルさんの漫画「ドッグスレッド」。 半年ほど前に購入。 試し読みが流れてきて、読んでみたら面白かったので購入。フィギュアからホッケーに転向しようとしている話で、勢いがすごい。迫力ある。これからの展開が楽しみ。 2巻発売時の書店特典のイラストカード見ていたら、ほんとホッケー描きたかったのね…と、思った…。

        • 積読メモ「かゆうま」

          「かゆうま」。TLで流れてきて試し読みしたらおもろかったんで、電書で購入。女子中生がロボ乗って戦うコメディ(雑)防災放送が炎上したり、インターネット老人会が現れたり。一方でハードSFっぽい設定もあり、これからの展開が楽しみだったりする。 https://a.co/3cZcrhZ

        積読メモ 著作権関連の入門書3冊

          積読メモ「トゥーサン版ルバイヤート」

          フランス語散文訳からの邦訳「トゥーサン版ルバイヤート」。 ルバイヤートはルバイーイというペルシア4行詩形式なんだけど、トゥーサンによるフランス語散文詩からの訳ということで4行詩の形式にはなってない。文語調の文体で趣きあって、美しい詩文なのでとても良い。フィッツジェラルド版よりもペルシア語からの訳出に近い印象。 訳者の解説もとても読み応えあって、良かった。フランスでこういう訳が出ていることが日本でも紹介されるとはいい時代になったもの。 トゥーサンはサーディのグリスタンもフランス

          積読メモ「トゥーサン版ルバイヤート」

          積読メモ「マダムたちのルームシェア」

          「マダムたちのルームシェア」現時点で3巻。 SNSで流れてきて、web連載の試し読みも気に入ったので電書購入。学生時代から仲良しのマダムたちの共同生活。ずっと一緒ではなく、パートナーとの別れをきっかけに友を頼り、呼び寄せたイメージかな。3人がそれぞれ気遣い、尊重し、ちょっと気ままに楽しいことや面白いことを共有する生活。オシャレで楽しそうだけど、実際やるには難しいだろなと思う。 マダムたちの生活見ていると楽しいので、続きが心待ちで更新されるとすぐ読んでいる。 a.co/eNN

          積読メモ「マダムたちのルームシェア」

          積読メモ「八月の御所グラウンド」

          「八月の御所グラウンド」。 ずっと追っている作家のひとりで、読みたかったんだけど、直木賞発表後からずっと積んでいた。漸く先日の金沢往復で読んだ。 2作収録。補欠から本番走ることになった高校生の女子駅伝の話と年に1度開催で巻き込まれた草野球の話。京都は不思議な話が似合う街だ。野球できて良かったよね。。。八月のこの時期がほんとに似合う物語だった。とても良かった。

          積読メモ「八月の御所グラウンド」

          積読メモ「成瀬は天下を取りにいく」

          「成瀬は天下を取りにいく」読みたいなーと思っていたら、本屋大賞受賞。成瀬近くにいたら気になるの、めちゃわかる。ということで、続編も読みたくなったんで、買ってしまった。 最近、地元のデパートが閉店になったのだけど、店頭でカウントダウン掲示している様子見て、成瀬のことを思い出した。そういえば、西武池袋店も成瀬が見たものとはかなり変わってしまうね。

          積読メモ「成瀬は天下を取りにいく」

          積読メモ「幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする」

          「幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする」。お気に入りの作家さん作品。理屈っぽい大学生と奇妙な霊媒師の助手をするバイトの日々の不思議な話。 今回の本もとても良かった。最後はちょっと切ないかな?でもそれでいい気がしている。

          積読メモ「幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする」

          積読メモ「月と日の后」

          「月と日の后」。図書館から借りてきた。冲方丁の時代小説はとても好き。 藤原彰子が主人公。今年の大河の「サイド彰子ストーリー」。複雑な人間関係と政治、紫式部との関係などが描かれていて、読み応えあった。これから大河の「サイドまひろ」はどんな感じか楽しみ。

          積読メモ「月と日の后」

          積読メモ「アンマーとぼくら」

          これもコンサート見に行く遠征中に読了。 そういえば、まだ読んでなかったということで、「アンマーとぼくら」書影なしで版元のページリンク。沖縄を主舞台にした義母と夫の連れ子である息子を中心とした家族の物語。(北海道も少し出てくる)ガイドだった義母の3日間の休暇につきあった息子。違和感と不思議現象とともに思い出の地となる観光地を中心に訪れる。沖縄の綺麗な景色の描写とともに巡る温かいけど、切なさもある話だった。 https://bookclub.kodansha.co.jp/prod

          積読メモ「アンマーとぼくら」

          積読メモ「インドの食卓 -そこに「カレー」はない」。

          「インドの食卓 -そこに「カレー」はない」。 新興のハヤカワ新書。結構攻めていて気になる。コンサートを見に行く新幹線の中で読んだ。 インドのスパイス料理ジャンルのまとまりとして、「カレー」という呼称をつけたのは誰か?メジャーなインド料理の系譜、インドの中華料理、日本のインド、ネパール、パキスタン料理店まで網羅。ほんとにインド料理、生活文化史、食生活の読み物として、初見の話もあり、とても面白かった。写真もきれいで美味しそうで良かった。 いわゆるカレー好きの人には勧めたい本。

          積読メモ「インドの食卓 -そこに「カレー」はない」。

          積読メモ「ときどき旅に出るカフェ」

          忘れっぽいので気まぐれに読んだ本のメモを残そうかと思う。 最初のいくつかは別のSNSに投降したものの転載。 「ときどき旅に出るカフェ」。穏やかだけど、少しほろ苦く事件というより、何か行き違いや悩みを解決する優しいコージーミステリ。この作家の作品は読みやすくて最近気に入っている。今回はカフェとその店主が主軸。店主が旅して気に入った様々な地域のメニューとか。こんな店、近くにあったら通っちゃう。まったり友人の待ち合わせ時間の空きにカフェで読みながら羨ましがっていた。

          積読メモ「ときどき旅に出るカフェ」