攻殻機動隊シリーズ

ここしばらく攻殻機動隊シリーズを何作か観ていました。

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(監督:押井守)
ゴースト・イン・ザ・シェル(主演:スカーレット・ヨハンソンさん)
攻殻機動隊 ARISE(脚本:冲方丁さん)
攻殻機動隊 新劇場版(脚本:冲方丁さん)
攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争(3DCG)

▼GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊
世界観、キャラクター、映像美が好き。制作当時の年代を鑑みるとどうやってこの品質でこの映像を創り出せたのか、想像したくない、考えたくない。原作のセリフ、原作を制作するにあたり参考にされた資料を入手できる限り集めて再構築したらしい。

▼ゴースト・イン・ザ・シェル
以前、観たことはあったけど「FLY ME TOO THE MOON」を観たあと、スカーレット・ヨハンソンさんが出演されていたから改めて観たくなって観ました。草薙素子だからって無理に黒髪にしなくても、というところ以外は眼福。実写でここまで再現するって大変だ、とか、スカーレット・ヨハンソンさんが美しくて、ほぉっとなります。GHOST IN THE SHELLや原作をリスペクトしていると感じて、ところどころいいなぁっと思って観ていました。

▼攻殻機動隊 ARISE、攻殻機動隊 新劇場版
冲方丁さんは「冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置所」というエッセイで知り「微睡みのセフィロト」を読んでみて、何となく文体が好きな作家さんです。本作は登場人物たち、その関わりあい、セリフ、ストーリー展開と映像がわたしの好みで、楽しく観ていました。

▼攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争
3DCGのビジュアル、わたしの攻殻機動隊に対する世界観・印象と異なるキャラクター江崎プリンへの違和感を感じてしまって、少し没入しづらかった。江崎プリンちゃん、悪い子ではないのです。わたしの好みと相性がよくないだけ、だと思います。世界観の設定や展開は好きなのですが、映像は凄いのにわたくしの好みに合わないのが悲しい。

士郎正宗さんの作品を初めて知ったのは「アップルシード」という、非常にマニアックな作品だったことを思い出します。口コミで教えてもらって買い求めたのですけど、売っているところは少なくて、やっと買えたときはうれしかったなぁ。残念ながら弟が知らない間にお小遣いのために売り払ってしまい、手元にはもうないのが残念…。

アップルシードや士郎正宗さんの作品で映像化されたものって、がっかりすることが多かったことも思い出しました。原作ものを映像化するなどの際には原作をきちんとリスペクトしてもらいたいと、改めて思ったりしていました。

攻殻機動隊シリーズは見応えのある作品が多いので、これからも良作を期待しています。

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