インディロック

2020上半期良かったアルバム9選

出た順聞いた順。延期になったりならなかったり、なんだか遠い昔のことのように思えたり、色々あった上半期。

Pet Shimmers − Angel Mad

チープな夢はサイケな癒やし、丁寧で、優しく、感じるままに眼を細め、浮かび続けているうちに気がついたら地面に足がついていたみたいなそんな音楽。どう考えて変でどう考えてもいい。それでいてこのジャケットで、なんだからよくわからなくてとっても素敵。よ

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Interview : Mora Mothaus in june 2020.

インディロックリスナーの間で「ソロシンガー」が発信する音楽の魅力に惹かれる方が多くいるのではないでしょうか。古くはオルタナティブロックを出自に持つCAT POWERやBright Eyesを筆頭に、近年ではAlex G、SNAIL MAIL、Stella Donnelly、Phoebe Bridgers、Japanese Breakfast 等々、ドリームポップ・ローファイ・フォークなど音楽性は様

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感覚と時間と場所と集団〜Group Therapy Vol. 1〜

自分はなんでこんなにデモ音源が好きなのか?結局のところ音楽じゃなくて人の感性や考えが好きなだけなのかもしれない、そんな風に思ったチャリティコンピの65曲。それはお店の隅に置いてあるスケッチブックの落書きのように雑多で、センスに溢れていてページをめくっているだけでワクワクしてくる。

そのスケッチブックのラフな絵は皆がその場に存在したという記録にもなっていて、それがそのまま場所の魅力を証明する。つま

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Sports Team〜バンドとファンとコミュニティ〜

Blur VS Oasis、そして俺たちはOasisだったってわけだ

そんな風にして告げられる敗戦。UKアルバムチャート2位、フォロワー数7000対8千万の戦い、局地戦とはいえどう考えても無理だろって思ったけれど、しかし接戦でめちゃくちゃ盛り上がった。週半ばに首位ターンを決めて途端に色めきだってThe Wombatsみたいな先輩バンドからFEETをはじめとする後輩バンドまでギターミュージックの夢

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Interview : nu in June 2020

ドラムとギターヴォーカルという最小編成でゆっくりじわじわと、物悲しくまとわりつくアルペジオから一転する激情的なディストーションの洪水。90年代以降、世界中でエモバンドが誕生し様々な形に派生し変化していきました。淡々としかし赤裸々に哀しさや焦燥というアンビバレンツな感情を爆発させるnuは激情ハードコア・エモリバイバルの系譜を受け継ぎながらも、沈む夕焼けと夕食のかおりが漂う路地に感じるような日本的叙情

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Interview : Muddy Days in June 2020

Muddy Daysが鳴らすひしゃげたギターリフやどこかレトロなヴォーカルラインには、90年代にDinosaur jrやPavementがもっていたゴーイング・イージーで自然体にロックを楽しむ気分が溢れています。レコードコレクターが大好きな盤を集めることに夢中になるように、彼らのソングメイクにも様々なロックバンドへの憧れや愛と、マニアックな斜めからの視点が満載で聴くほどに味が深まるものがあります。

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Interview : Hazy Sour Cherry in june 2020

The La'sなどネオアコを彷彿とさせる、爽やかで瑞々しい青春群像を奏でる東京のロックバンド。今年3月にはアメリカはオースティンで毎年開催されるインディロックのサーキットフェス「サウス・バイ・サウスウエスト」への出演が予定されていましたが、惜しくもコロナ影響のためフェスは中止となってしまいました。懐かしさとモダンなアレンジワークが同居する不思議な存在感の彼女・彼らのエピソード。ご覧ください!(A

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SHOW INFO : 2020/6/12(ツイキャス有料配信ライブとなります)

Shinjuku NINESPICES pre.

"Beats & Vibes Vol. 1"

PROM
Hazy Sour Cherry
Muddy Days

Date : 2020/6/12
Start : 20:00
Ticket : 1,000 Yen

本公演はツイキャスを利用した有料チケット制配信ライブとなります。下記販売ページURLよりご購入いただけます。ご視聴いただくために、

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Interview : PROM in May 2020.

パンクやハードコア、スケートといったカルチャーをバックボーンにもち、ピーズや忌野清志郎から影響を受けるリリカルな日本語詞で叫び歌う楽曲には彼らのライフスタイルが真空パックされています。生活の中で浮かび沈む様々な情景をささくれた音像で描き出す。そんなPROMのみなさんからお話を伺いました。

▽よろしくお願いします。メンバーみなさんの自己紹介をお願いします。

タンゲ(トップ写真左):ギターとボーカ

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ふたつのプレイリスト 〜So Young Sports Team〜

今お気に入りのふたつのプレイリスト、ひとつはSo Young MagazineのプレイリストでもうひとつはSports Teamの。So Young Magazineは言わずと知れたものだけど、Sports Teamのプレイリストも負けず劣らず良い。バンドのプレイリストでここまで趣味があうのは初めてだって感じのやつ。更新頻度が高いっていうのもあって「ね?あの曲良かったよね?」ってコミュニケーション

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