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2023/3月に聴いた新譜3選

はじめに

こんにちは。

3月は全部で61枚の新譜を聴きました。
(奇しくも2月と同じ)

こんだけ聴いておいて、
結局スーパーメインストリームの3組が生き残る、という
いかにも自分らしいセレクトになりました。

ではでは、here we go!!


××××××××××××××××××××××××××××××



1.Logic /College Park



昨年リリースの大傑作、「VINYL DAYS」から早一年。

またしても、またしても彼がやってくれました!

「やっぱヒップホップは90年代だよな…」
という俺の中の固定観念をぶち壊す、
超絶クールな楽曲の数々!

間違いなく今一番好きなラッパーです。

客演も当たり前に豪華なんですが、
まさかのノラ姫を招聘したコレなんか、
すっごい気持ちよくないですか??

https://youtu.be/ZFn4TivP-bs


まぁ客演もいいんだけど、
純粋にロジック様のスキルを堪能したい!
そんなアナタの心は、この曲↓↓をもって満たされることでしょう。


トラックが一番クールなのは、
セス・マクファーレンを迎えた(どういうチョイス?)
これでしょうか。



インディリリースをは思えないほどの豪華さと完成度ですが、
ここから始まるか彼の第二章、全力で追っかけたいと思います。

ヒップホップ入門編としても超オススメだぞ、ロジック!




2.Miley Cyrus/Endless Summer Vacation



調べてみると、Spotifyの月間リスナー数、
なんと8,000万人超え(世界4位)
覇者中の覇者、マイリー姫の新譜、
完全にノーマークやったけど、否、やったからこそ
大刺さりしてしまいました。

ことメインストリームど真ん中の作品に
ここまで心震わせられたのは久しぶりちゃうかなと…。

色々とお騒がせな彼女なので、
未だにバイアスがかかってる方もいらっしゃるかも知れませんが、
とりあえず一度深呼吸を挟むなどして、
一旦バカ売れしている先行シングルのコチラを聴いてみませんか??

↓ ↓


これ!これなのよ!!

私、恥ずかしながら今作で初めて
“マイリーの声の良さ”に気が付いてしまいまして。

「あ、この人こんなに声渋かったんや…」と。
とてつもなくソウルフルなボーカル、
もはやブリタニー・ハワードじゃない…。

まさに神様からのギフト、マイリーの歌声を存分に堪能できる今作ですが、
サウンドメイクがマジで秀逸なんです。

というか、このサウンドメイクがあってこそ
活かされし、マイリーの歌声。

モダンとレトロの最大公約数を弾き出したかのような、
聴き心地抜群のサウンド、調べてみて納得しました。
プロデューサーにあのハリー・スタイルズの“As It Was”を手がけた、
キッド・ハープーン&タイラー・ジョンソンが名を連ねてるではありませんか!
超納得、完全に腑に落ちています。
今のポップシーンのまさにトレンドのサウンドだと思います。

他にも、もはやジャーニー的な気持ちよささえあるコチラも最高!
↓ ↓

“ヤンチャ期”を卒業して、
まさにここから、マイリーの快進撃が始まるのでは?
と思わせる大傑作!

これを必聴盤と言わずして、何を必聴盤と言うか!



3.Fall Out Boy/So Much (For) Stardust



毎月言っているような気がするけど、
今回こそ本気も本気、大真面目に。

今年のベストはコレで決まりです!

大切なことなのでもう一度言います。

今年のベストはコレで決まりです!

初めて聴いた時は「ありがとうございます、ありがとうございます、こんな素敵な音楽を生み出してくれて、マジありがとうございます」
と手を合わせながら、電車の中でズルズルに泣いていました。

正直、ここ近年のFOBの作品って、
スタジアムを意識しすぎというか、
余りにも仰々しくって全然好きになれなかったんです。

ハッキリ言います。むしろ苦手でした!

しかし、嬉しすぎる裏切り、
今作は初期の彼らを彷彿とさせる、
爆裂青春ポップパンクアルバムに仕上がっています。

ああ、嬉しい、嬉しすぎる。

昨年、極上のパワーポップアルバムを置き土産に、
パニック・アット・ザ・ディスコがシーンを去り、
ぽっかりと穴が空いていた私の心を、
完璧に埋めてくれました…。

もう10周以上聴いているので、
マジで「全曲人生のベストプレイリスト」に入れたいくらい
大好きで愛着も湧いてきたのですが、
中でもイッチバン好きなのは、、
これかなぁ…

https://songwhip.com/fall-out-boy/the-kintsugi-kid-ten-years


歌詞も覚えてきました。

ヘッドライナー以外のブッキングが迷走しまくっている
今夏のサマーソニックにおいて、
まさに希望の光、最大の楽しみであると言っても過言ではありません。

ベストヒット、みたいなセトリじゃなくて、
このアルバムの完全再現ライブでもいいですよ…。

愛、愛、強い愛!

私はFOBを完全に支持します。




おわりに


アベレージが高すぎた3月、
紹介したアルバム以外のオススメ10選はコチラ!
↓  ↓  ↓
M83/Fantasy
Whose Rules/Hasler
Purling Hiss/Drag on Girard
Swami Sound/Back In The Day
Yazmin Lacey/Voice Notes
Black Honey/A Fistful of Peaches
Hollow Hand/Your Own Adventure
H. Hawkline/Milk For Flowers
Benny Sings/Young Hearts
Unknown Mortal Orchestra/V

振り返ると、
インディビッグネームの新譜が意外と多かったっすね…。

M83あたりは、リアルな来日公演、期待してるゾ。



あっちゅーまに今年もセカンドクウォーターへ突入。
この得体の知れない焦燥感の正体は、
なんなんでしょうか…。

音楽の力を、貸してくれい。

来月はどんな名盤と出会えるのか、楽しみです。

それでは、また。

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