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2023/2月に聴いた新譜3選

はじめに

こんにちは。

もう3月も中旬、日本各地で桜の便りが届いておりますが、
2月の新譜をまとめていきます、、。
(過去にとらわれた男、、)

2月は全部で61枚の新譜を聴きました。
(馬鹿なんじゃないの、、)

ヘッドライナークラスのポップアクトから、
インディロック界の重鎮まで、幅広いラインナップに
毎週末歓喜しておりました。

ではでは、here we go!!



××××××××××××××××××××××××××××××



1.Miniature Tigers/Miniature Tigers



fromブルックリンのインディポップ集団、
4年ぶりとなるセルフタイトルの新作をリリース。

いや、参りました!

降参です!

と諸手を挙げて屈服したくなる、
完膚なきまでのインディポップアルバムに仕上がっております。

このバンド自体、
「名前は聞いたことあるけど音源は、、」
レベルでしか認識していなかったのですが
こんなイケてる音楽を鳴らしていたのか、、。
もっとプッシュしてくれよ!各メディアの皆さんよ!

1曲目のこれから、
↓ ↓

最高じゃないですか?

この脱力感、ヘロヘロ感、
まさに求めしインディポップど真ん中だぜ。

そしてなんと言っても白眉は
先行シングルのコチラ!
↓  ↓


この歪んだギターと
美しいメロディの重なり、、
パワーポップじゃない!
いいじゃない、いいじゃない!

その他、終盤11曲目に収録されている
コレなんかは

80年代風味のサックスソロが超イケてる!

コレは早くも今年の年ベス大本命に躍り出てきました。

ちなみにSpotifyの関連アーティストを見てみると、
VoxtrotJukebox The Ghost
Someone Still Loves You Boris Yeltsin
など、大好きなバンドばかり、、
なぜ無視していたんだ、Miniature Tigers、、




2.Gorillaz/Cracker Island



みんな大好き、
年々ポピュラーになってる気がする
ゴリラズ様の新譜。

こちら、完全なる傑作です。

大・傑・作・!

彼らの輝かしいディスコグラフィに
さらに磨きがかかりました。

あの新世代サイケ界の王者、
テーム・インパラを客演に迎えた先行シングル
↓ ↓


がもう最高で、
コレはひょっとしたら
2020年代版の「ランダム・アクセス・メモリーズ」
になるのでは?

と期待していたのですが、
まさに!まさにその通りの完成度でした、、。

今までのゴリラズのアルバムって、
どこかとっ散らかってる印象があって、
一枚通して聴いてたのって、
Plastic Beachぐらいなもんだったんです。

しかし今作は
とにかく音にまとまりがある!

一枚通してダレずにエンジョイできる、
絶妙のポップアルバムに仕上がっているのです!

事実、回数で言うと今年一番聴いてると思います。

それぐらいのカジュアルさがあって、
ゴリラズ入門編としてもピッタリなのではないでしょうか?

個人的な推し曲はコチラ。
↓ ↓

デーモンのポップセンスが爆発していて、
なんなら調子がいい時のブラー感さえあります。

客演には、
前述のテーム・インパラやサンダーキャットなど
今を時めく奇才たちをはじめ、
御大スティーヴィー・ニックスや、
我らがベック王子を招聘。

そしてまさに今旬真っ盛り、
バッド・バニーのキャスティングからは、
デーモンのアプローチの早さ、
シーンを読むセンスの良さが感じられてgoodです。

とりあえず、夏に会いましょう。
デーモン・アルバーン。



3.Avey Tare/7s



結局みんなの心の中に住み続ける、
インディ・オブ・インディロック。
アニマル・コレクティブの中心人物、Avey Tareのソロプロジェクト。

いや、昨年のパンダ・ベア師匠といい、
アニコレメンバーのサイドワーク。キレありすぎるでしょ、、。

オープニングナンバーのこちら
↓ ↓

で、もう勝負アリでしょうよ、、。

こんなポップでワクワクするイントロあります?
これぞ我々が恋い焦がれてきたUSインディの音像でしょ、、。

最高です。

序盤はポップに始まって、
徐々に幻想的な、ちょっと不穏な世界観へと
移っていく構成も◎です。

7曲入り、44分ってのも、
らしさ全開でニヤけてしまいますね、、。

先行シングルである、
コレもクセになるなぁ、、。
↓ ↓


薄々感づいていたのですが、
いやソロの方がよくね?笑



おわりに


息つく暇もなく名盤がリリースされ、
あっという間に駆け抜けた2月。

気づけば春がやってきました。

ちなみに紹介したアルバム以外のオススメ10選はコチラ!
↓  ↓  ↓
Skrillex/Quest For Fire
Young Fathers/Heavy Heavy
Ron Sexsmith/THE VIVIAN LINE
Andy Shauf/Norm
Yo La Tengo/This Stupid World
Quasi/Breaking the Balls of History
Bilk/Bilk
Orbital/Optical Delusion
Elskavon/Origins
Inhaler/Cuts & Bruises

スクリレックスさんに関しては、、
カンッゼンになめてました、、。

マジでごめんなさい。

むちゃくちゃ聴くから許してください。



2月は度重なる来日ラッシュに酔いしれました、、。

やっぱライブっていいな、、

そしてコロナを経て見る海外勢のライブは
喜びもひとしおだな、と
日々噛み締めております。

来月はどんな名盤と出会えるのか、楽しみです。

それでは、また。

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