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2022ベストアルバムTOP30

はじめに

こんにちは。koeezerです。

高校サッカーも終わり、
本格的に2023年の日常がキックオフしようとしているそんな中、
あえて昨年のベストアルバムを発表していこうかなと。

(ちなみに先んじてアップしていたベストトラックはこちら)


「え、このタイミングで??」

て思われるかも知れませんが、私からしたら
音楽好きの皆さんや各海外メディアのAOTY発表の方が
「ええ!!? このタイミングで!!!??」
って感じなんです。

アメリカのメディアなんて早いとこでは11月くらいに発表してますけど、
「いやいや、12月もアルバムいっぱいリリースされるし、
もっとちゃんと吟味してから発表したらよろしですやん…」
って毎年思っています。

早けりゃいいってもんじゃあなくねえか(笑)??

って感じで私は年明けに発表していくスタイルを貫いていこうかなと。

あと私はプレイヤーとして音楽に向き合った経験もないですし、
音楽メディアに携わった仕事をしている訳でもありません。

あくまで一端のポップミュージックリスナーなので、
余り批評的な視点では見ないでいただけたらと。
(ただ愛情はモノホンだよ♡)

そのアルバムがシーンではなく自分の心にどう作用したか
に重きを置いた、非常に感覚的なレビューになっています。
どうかどうか、悪しからず。

それでは、よろしくお願いいたします。


××××××××××××××××××××××××

30〜21位


30.Whitney/SPARK

そのセンセーショナルなデビュー以降、
すっかり“インディ愛され番長”的なポジションを確立した
シカゴのポップデュオ、ホイットニー。

カバーアルバムを挟んでのサード、
既に上がりきったハードル、
一聴した感想としては正直「これぞ最高傑作!!」という感じでもなく、
「えらいキャラ変したなあ…」て感じ。

溢れ出る怒涛のメランコリーは影を潜め、
よりヒップホップ的な、ダンサブルなサウンドアプローチ。
(こちらのインタビューではJ・ディラに対する思いなども語っておられます)

どちらが好みかはさておいて、「新しいフォークミュージックのカタチ」
を示したアルバムでは間違いないと思うし
彼らのディスコグラフィにおいても大きな転換点になる作品だと思います。
来日してくれえ!!(ライス関町風)

LISTEN.




29.The 1975/Being Funny In A
Foreign Language


もはや私如きが何かを語ることさえ憚られるような、
2022年を代表する一枚。

洋楽を本格的に聴き始めたのは2010年の終わりくらい、
ニルヴァーナも、オアシスも、ウィーザーも、ピクシーズも
TFCも、ストーン・ローゼズも、ストロークスさえも、
その登場にリアルタイムで立ち会えなかったのは
私のリスナー史における大きなコンプレックスなのだけれど、
それでもこの時代のリスナーで良かったなと思えるのは、
The 1975のデビューを一緒に祝えたから。

それぐらい彼らを愛しているし、とても大切なバンドだ。
もっと高順位でも良かったのだけれど、
あの圧倒的カオスの中に放り込まれたような、
ファンタスティックな前作「Notes On A Conditional Form
が恋しく思えたりもしたので、これくらいで。
春の来日公演が待ちきれません。

LISTEN.



28.The Micronaut/Olympia (Winter Games)


ドイツはライプツィヒより、
知る人ぞ知るプロデューサー、マイクロノート。

2022年は例年にも増して、
ダンスミュージックに傾倒した一年だった気がします。

そのきっかけとなったのがこのアルバム、と言っても差し支えない。

五輪をテーマにした夏と冬の2部作、その2作目。(は?笑)
「アイスホッケー」や「ボブスレー」など、競技がそのまま曲名になっている。
こういうことを平気でしちゃう時点で、多分ちょっとおかしい人なんだと思う。
こちらが前作。

私の貧弱なリスナーレベルでは、
このアルバムから五輪感を紐解くことは全くできなかったけれど、
ミニマルなリズムの反復がとにかく気持ちいい。

やりすぎない、これぐらいのダンスミュージックが一番ええです。

LISTEN.




27.Wilco/Cruel Country


USインディ史に燦然と輝く良心、我らがウィルコの新譜を。

もうアルバムとしては12枚目ですか。

一聴して分かる通り、改めて彼らの、というか
アメリカンロックのルーツである“カントリー音楽”
に向き合った内容になっている。

個人的には初期の彼らや、前身バンド“アンクル・デュペロ”など
“オルタナ・カントリー”を体現していた作品が大好きだったので、
この原点回帰路線は嬉しかった。

ジェフ・トゥウィーディは、
「カントリー・ミュージックは、アメリカの中流階級出身の白人の子供である私にとって、""憂鬱 ""を表現する理想的な場所
なんてことを語っていて

なるほどなと思ったりした。

LISTEN.



26.Julianna Riolino/All Blue


カナダのSSW、ジュリアナ・リオリーノさんの
一応アルバムとしてはデビュー作っつーことらしい。

これ、隠れ名盤なんじゃないかと思う。

スネイル・メイルや、サッカー・マミー、
ルーシー・ダッカスなんかとも共震するような、
アメリカンな下地を感じるのだけれど、
圧倒的にポップ、なんならパワーポップっぽい気がする。

ハーモニーを大切にしてそうなのも好感が持てる。
今後も注視していきた存在です。

LISTEN.




25.paionia/Pre Normal


福島出身の、質実剛健な二人組、パイオニア。
恥ずかしながらその存在を知ったのは昨年で。

twitterのTLに流れてきたこの曲、

を聴いて「え!? めっちゃバイン( GRAPEVINE)っぽい!!」
と一人で感動。

そのあと心斎橋のパンゲアに
このアルバムを引っさげたワンマンも見に行った。

全曲シングルカットできそうなクオリティ。
屈強なグルーヴと圧倒的歌心!
惚れました。

ちなみに色んなインタビューを読んだのだけれど、
あんまりバインからは影響受けてないっぽい…
(あれれ??笑)

LISTEN.




24.Powel/Back To The Beginnings


調べても余り素性がわからず、
参っちゃってるのだけれど、
おそらくドイツのトラックメーカーです。
(ガセだったらごめんね)
詳しくご存知の方いらっしゃったら教えてください。

これはEPなのですが、
心身ともに踊りたくなる
キャッチーなハウスミュージックがズラり。

今年の目標は、ガチ目のクラブに行くことです。
(誰か背中を押してくれ)

LISTEN.




23.Belle and Sebastian/A Bit of Previous


みんな大好きなベルセバが、
みんなの大好きなベルセバを演じきったアルバムだと思う。

この軽やかさ、ポップネス、ハーモニー。

まさにベルセバ印としか言いようのない一枚。

今作はなんと20年以上ぶりに故郷グラスゴーでレコーディングをしたとのこと。
このエネルギッシュでポップな爽快感は、
そんなシチュエーションも影響したのかも知れません。

彼らの音楽を聴くたびに大好きなバンド
オレンジ・ジュースがオーバーラップするのだけれど、
その辺のルーツについて荒野政寿さんが詳しく分析してくれている。

彼らのディスコグラフィでも上位で好きです。

LISTEN.




22.Tourist/Inside Out


フロムUKのエレクトロミュージシャン、
ツーリストことウィリアム・フィリップスの4枚目のアルバム。

一曲一曲が長すぎず、
テンポよく流れて行く感じが好み。

遠出するときに聴きたいなーなんて思ったのだけど、
それはアーティスト名に引っ張られすぎでしょうか?

LISTEN.




21.Young Guv/GUV III & IV


みんな大好き、Run for Cover Records所属、
カナダのパワーポッパー、ヤング・ガヴことベン・クックの新譜は2枚組。

一聴した感想は、

「いや、2枚組じゃなければ…!!」

先んじてリリースされたGUV IIIは年間ベスト級の完成度だったけれど、
続くIVで尻すぼみしてしまった印象。

しかしながら巧みなソングライティングで
2022年の私を彩ってくれた事実には感謝、感謝です。

LISTEN.

××××××××××××××××××××××××

20位〜11位


20.Panda Bear & Sonic Boom/Reset


我々世代のインディロックリスナーにとって、
もはや神的な存在であるパンダ・ベア師匠と、
80年代のカルトヒーロー、ソニック・ブームが奇跡のコラボ!

この言い方が正しいのかは分からないけれど、
アニコレの新譜より心踊ったよ……。

とびきりキャッチーでカラフルなポップソングの数々…

なんならUSインディへの入り口としても機能するのではないか、
と思えるほどの圧巻の内容になっております。

LISTEN.




19.Gold Panda/The Work


UKのエレクトロミュージシャン、
実に6年ぶりの新譜だそうな。

このアルバムは年の瀬、たくさん聴きました。
クリスマスもこのアルバムを聴きながら、
みぞれ降りしきる京都の街を一人闊歩した思い出。

基本ミニマルでキャッチーなダンスミュージック、
かと思いきや急に雰囲気が変わったり、
リズムが変わったり。
飽きずに楽しめるアルバムってこの時代貴重だよな…

LISTEN.





18.Alvvays/Blue Rev


トロントのインディロック、否、ここでは敢えて
ギターポップバンドと言わせてもらいましょう、
オールウェイズの3枚目は、各メディアからも軒並み高評価。

あれ、みんな急じゃない?
前からそんな絶賛モードでしたっけ?

と思って調べてみると、過去2作ともに
ピッチフォークでしっかり7点台を叩き出していました…

プロデューサーは、アラバマ・シェイクスのミックスに携わったり、
ストロークスのジュリアンのソロプロジェクト、
ザ・ヴォイズのプロデュースを手がけた
ショーン・エヴェレット。

彼の手腕なのか、より洗練されたギターポップというか、
“スタジアムでも通用しそうなネオアコ”的な雰囲気。

LISTEN.



17.Say Sue Me/The Last Thing Left


2022年、全てのギターポップファンが涙したと言われている(私調べ)
韓国はフロム釜山のセイ・スー・ミーの新譜。

いい音楽を聴いて育ってきはったんやろな…

としか言えないメロディ&サウンドワークのセンスの良さよ。。

12月、彼女たちの来日公演に行かなかったのは、
2022年最大のミスではなかったのかと、
己に問いかけ続ける、そんな新年です。

LISTEN.




16.Kiwi jr./Chopper


新譜を出すたびに、私たちギターポップファンの心を抉り続ける
トロントの憎きポップバンド、Kiwi jr.の新譜。

元オールウェイズのメンバーが在籍していることでも知られていますが、
トロントとかグラスゴーとかさ、、
なぜこんなにも美しいギターポップが湯水のように湧いてくるのでしょうか。

やっぱり気候なんかね。。
違うか。

ちなみに今作はあの名門サブポップに移籍後初アルバムらしいよ。

LISTEN.




15.Daphni/Cherry


カリブーとしてお馴染み、
カナダのエレクトロミュージシャン、ダン・スナイスのソロプロジェクト。
Daphni名義としては3年ぶり。

彼自身がカリブーとどのように棲み分けているのかは不明ですが、
ずっと部屋でかけ続けていたい、極上のダンスアルバムに仕上がっております。

この稀代の音楽家、ダン・スナイスのディスコグラフィは
こちらの記事でとても丁寧に紐解かれています。

あーがっつり聴き直したくなってきた。

LISTEN.




14.Ezra Collective/Where I'm Meant To Be


現行のUKジャズシーンを牽引する
ロンドンの兄ちゃん達、エズラ・コレクティヴ。

2022年は自分の中でモダンジャズ元年的な立ち位置になったと思っている。

きっかけは職場の先輩に勧められた
サンズ・オブ・ケメットだったのだけれど、
他にもコメット・イズ・カミングやビンカー・アンド・モーゼスなど
狂ったように聴き漁った。

そん中でも、このアルバムはテンション上がったな。
Victory Dance を聴いたとき、
「もうW杯のテーマソング、コレでええがな」と本気で思ったりもした。

来日、行きたかったけど平日は無理ゲーすぎる。

LISTEN.




13.ステレオガール/Spirit & Opportunity


東京を拠点に活動する5人組。
正直、名前は聴いたことある、レベルだったけど
完全にヤられた。

脳天が吹っ飛ぶほどにカッコいい。

俺が中学生だったら今すぐ楽器屋に飛び込んで、
エレキギターを購入してたと思う。

なんつーか、今すぐアリーナで鳴っていい、
いや、鳴らされるべきスケール感。

おそらくルーツ的には
ドミコとかw.o.d.なんかと近い、
90〜00年代のオルタナだと思うんだけど、
(違ったらゴメン)

このスケール感、大物感、それが余りにも素晴らしい。

LISTEN.




12.Danger Mouse & Black Thought/Cheat Codes


音楽家、デンジャー・マウス、
というよりもブライアン・バートンの才能に平伏した
そんな一枚。

ヒップホップはもちろん大好きなジャンルの一つなのだけれど、
まさかデンジャー・マウスの手から
珠玉のラップアルバムが産み落とされるとは…。

今回の相棒はザ・ルーツ(大好き)の共同創設者でもある
ブラック・ソートことタリク・トロッター。

この90年代アングラ感…

改めて自分の好きなヒップホップ観を再確認できた一枚。

LISTEN.




11.Arctic Monkeys/The Car


とてつもない才能に、
たっぷりの予算と時間を与えたらこうなります。
っていう。

そんな王者の特権みたいな、
贅沢すぎる一枚。

運よくアルバム発売に先んじて
試聴会に参加できたのだけど、
映画館の抜群の音響で聴くこの作品は、
今まで聴いてきたどのロックンロールにもカテゴライズされない、
まさに未知との遭遇。

常に新しい音楽を模索し、
カタチにし、届けてくれる彼らには、
感謝しかありません。

来日公演が楽しみですわ。

LISTEN.


××××××××××××××××××××××××

10位〜1位


10.Pale Waves/Unwanted



新世代UKロックバンドの中でも、
異質で、向かう先がちょっと読めない、
ペール・ウェーヴスの3枚目。

いやいや、こちら最高傑作でしょ。

彼女らが元々持ち合わせてたポップネスが
うまーく時代とシンクロしたって感じ。
この辺はプロデューサーのザック・セルヴィーニの手腕がデカいのか。

以下ローリング・ストーンのインタビューでの、
ヘザー嬢、最高に痺れるコメントをどうぞ。

私はイギリスっぽいサウンドがむしろ好きじゃない時ですらあって。時に、インディっぽすぎる時があるでしょう? 私はインディじゃなくて、どちらかといえばオルタナティブ・バンドになりたいから。それに、パラモアだったりアヴリル・ラヴィーンだったり、私たちが好きで聴いてきた曲のほとんどはアメリカの音楽。

Roling Stone japan   

こんなこと言われたら一生ついてくしかないだろ!!


LISTEN.




9.Buzzard Buzzard Buzzard/Backhand Deals


2022年の上半期はコレ!
絶対にコレ!!

ウェールズから爆誕した
時代錯誤のロックンロールヒーロー、デビュー作。

いやはや痛快!
色んな音楽を聴くにつれて失ってしまっていた
“あの感覚”を取り戻してくれるバンドに
ひっさしぶりに出会えた、

レモン・トゥウィッグスなんかとも共震しそうな
70s的レトロポップの応酬!

愛してるぜオブザイヤーを差し上げます。

LISTEN.




8.Melt Yourself Down/Pray For Me I Don’t Fit In



UKのイカレジャズパンク集団、
メルト・ユアセルフ・ダウン。

正直数年前なら、無視していたタイプの音楽だ。

でも、2022年の私のリスナーモードに
バチコーンっとハマってしまった。

やっぱりロック畑出身の私ですから、
ジャズだけだとちょっと物足りない、、
そんなアナタにハイ、コレどーぞ。

この高揚感、迫り来る怒涛のリズム!

私がサッカー選手なら、試合前にこのアルバム聴きたい。

LISTEN.




7.Day Wave/Pastlife


LAの宅録小僧、デイ・ウェーブ、
実に5年ぶりとなるセカンド。

コレは純粋に私の「好き!」がガン詰まりでした…。

いわゆるベッドルーム・ポップの総本山的な。
このドリーミーさ。
掻き鳴らすノスタルジー。

リリースされてしばらく経ったけど、
末長く愛聴して行きたい名盤です。

LISTEN.




6.Logic/Vinyl Days



ああ、、
もうこのジャケットを見るだけで胸がキュッとなってしまう。
それくらい大好きな一枚になりました。

ここ日本での知名度はそこまで高くないものの、
世界的には数十億回のストリーミングを誇るスーパースター
ロジック様。
私も昨年激ハマりしてしまい。

一枚通して「90年代にタイムスリップした?」
っていう“あの頃”のヒップホップ観がコンパイルされていて
涙、涙。。

コレをもってしてタイトルはVinyl Days
ってんだからもうお手上げですよ。。

LISTEN.




5.Sadurn/Radiator


こちらもRun for Cover Recordsより。
さいっこうのインディバンドが登場。

こんな音楽を、こんなポップスを待ってました。

あたたかくて、親密で、
瑞々しくて、キラキラしている。

お金はかかってないし、派手さはない。
決して革命的な音楽でもないけれど
グッドメロディとハーモニーさえあればそれでいい。
そんな自分にとっての当たり前を再確認した作品。

LISTEN.




4.Superchunk/Wild Loneliness



愛され続けて30年以上、
インディロック界の重鎮の最新作は
彼らの戦友やら後輩やら、
超豪華ゲスト陣を客演に迎えた
最高のロックンロールアルバムに仕上がっている。

アルバムや時代によって
サウンド面はもちろん変化しているのだけれど、
“グッドメロディである”というぶっとい幹は
絶対に揺らがない。

70歳になっても、80歳になっても、
こんな感じでいてほしい、スーパーチャンク。
サランヘヨ。

LISTEN.




3.Maggie Rogers/Surrender



デビュー当時から話題にはなっていたから
ユルっと追いかけていたメリーランド出身のSSW
マギー・ロジャースのセカンド。

ぶったまげた。
最初、道を歩きながら聴いていたのだけれど、
あまりの良さに立ち止まってしまった。

もっとメランコリックな感じかと思ってたのに、
全然違う。

なんなら今ロックバンドに一番やって欲しいサウンドを
軽々とやってのけているではないか!
まるでU2を聴いてるかのような…
その辺はプロデューサー、キッド・ハープーンの手腕なのか、、

全曲好きですね。

LISTEN.




2.Panic! At The Disco/Viva Las Vengeance


自分でもこのバンドのアルバムが年間2位だなんて、
正直信じられない。
とびきり嬉しい、最高のサプライズだよ、コレは…

言わずと知れたLAのスパースター、
現在はブレンドン・ユーリーのソロプロジェクトとなった
P!ATD、実に7枚目。

なんなんだ、このドバドバと溢れ出るパワーポップみは!!
聴いた瞬間、高らかにガッツポーズしてしまいました。

それもそのはず、プロデューサーには、
あのマイク・ヴァイオラ師匠が名を連ねているではありませんか!

ひょっとしたら2023年、パワーポップくるんじゃね??

そんな途方もない浪漫すら抱かせる、
珠玉の一枚なのです。

色々あった彼らの歴史、サクッと紐解きたいならこの記事がいいね。


LISTEN.




1.Stereophonics/Oochya!



無視されている。
どの海外のメディアの年間ベストからも、
耳の肥えたリスナーたちの AOTYからも、
このアルバムは完全に無視されている!!笑

でもいいのよ。

試しにピッチフォークを覗いてみたら、
2008年のPull The Pin以降、もはや採点対象にもなっていない、、涙
(そのPull The Pinもなんと3.4点!!)

んなこた、かんっけーーないね!!

このステフォ節。
無骨で男臭いロカビリー、
かと思えばとびきりセンチメンタルなギターポップ。
ケリー・ジョーンズのヴォーカルが堪能できる
ロッカバラードまで、、
全てを愛しています。

なんつーか、サッカーで例えるなら、
典型的な10番タイプなのよね、、
ルイ・コスタとか、リケルメとか、エジルとか、、
それくらい絶滅危惧種のバンドだと思う。

何があっても私は彼らの味方だよ。

LISTEN.



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おわりに


かなりの長文になってしまいました。

最後まで読んでくれた方、
もしいらっしゃいましたら、涙です。

今年はあくまで自分のリズムでですが
note更新増やしていこうかなと思っています。

年間ベスト系だけではなくて。

今年こそ、ステレオフォニックスのグルーヴのような
アツく、たくましい一年になりますように…。




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