hayuna

犬より猫、太陽より月、向日葵より紫陽花がスキ。 シンガーソングライター。

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犬より猫、太陽より月、向日葵より紫陽花がスキ。 シンガーソングライター。

マガジン

  • 日々の中に。

    気持ちはきっと毎日揺れ動いているのに、じんわりと柔らかく、日常の中に溶けてしまう。忘れたくない、些細な気持ちを書き残します。

  • 雑記

    日記、エッセイ、独り言など。

  • 猫と紫陽花と。

    生きづらくて、息苦しくて、ただただ気持ちを吐き出すことをメインに書いていたブログがあります。人にお見せできるようなものではないけれど、noteにお引越しさせるため再掲します。

  • ポジティブは正義ですか?

    私の小さな戦いの健忘録。

記事一覧

淡い恋の余白

18歳の頃に好きだった人に、久々に連絡を取った。 当時、半年間片想いをして、やっと付き合えたものの、3ヶ月くらいで振られてしまったという少し苦い思い出の彼は、今、音…

hayuna
5年前
29

おかえり自尊心

もう少し、自分の感性に自信を持っていいのかもしれないな。 「自分は、こう感じている」というそのこと自体に。 きっと当たり前のことなんだけど、すっかり忘れてしまっ…

hayuna
5年前
21

story

「またね」といつもの調子で別れて、 何年かして、ふと気づく。 あれがきっと、私たちの最後だった。 もうきっと、この人生で、あの人に会う機会はないだろう。 もし最後…

hayuna
5年前
12

sweetie

そっちに行ったら傷つく。きっと。わかってる。 甘いのは一瞬だけで、そのあとは口の中いっぱいに苦い。 しかも、なかなか取れてくれない苦味。

100
hayuna
5年前
10

マインドマップ

今日はマインドマップというものを作っていました。 Xmindっていうアプリを私はつい先日初めて知ったんですが、すごく便利ですね。 マインドマップっていうのは、頭の中に…

hayuna
5年前
8

届かない空

なんだか落ち着かないけどソワソワする程でもない、微妙な心のざわつきと一日を過ごした。 信じる覚悟をしようと思った人のことは、まだ信じられてないし 傷つく前に逃げ…

hayuna
5年前
6

名もなき感情

つい先日、10年くらい一緒に音楽やってるドラムの子から、初めて、歌詞についてダメ出しを受けた。 ダメ出しというのは大げさな言い方だけど、「ハユナって歌詞書くの嫌い…

hayuna
5年前
5

怖がりな一歩を踏み出して。

「人を信じること」は、その人がどうこうじゃなくて、「信じる努力をし続ける覚悟をする」って自分に誓うことだ。 私はあまり人を信じられない。 きっと信じるのが怖いん…

hayuna
6年前
4

新人のメモ帳がもれなくカオスになる理由。

先日、知人から声をかけていただき、週1のPC事務を手伝いに来てくれないかということで、軽い気持ちでOKしてみました。 初出勤日までに、週3でトレーニング(?)に来て…

hayuna
6年前
11

フリーになって1ヶ月と少し。初めて「今日は休み」と決めて休んでみました。

たまにほぼ仕事できなかった日はあったけど、それは結果的に休みになってしまっただけで、休んだ気はしなかったので。

初めての「休み」。
罪悪感はちょっとあるけど、充電できた気がします。
明日から頑張ろう。

hayuna
6年前
2

とまどい

君が簡単にドアを開けて入ってくるから 戸惑った私は、後ろを向いて逃げ出した。 こっちに来ないで。 私を脅かさないで。 君は弱いからキライ。 私の弱さが共鳴してしま…

hayuna
6年前
3

めんどくさい自分が。

生きにくいな。 この性格は昔からだけど。 だんだん生きにくくなってきてるな。 そう思うことが本当に多い。 不安だ。 このままの自分が、一人でこの先ちゃんと生きて…

hayuna
6年前
5

シャロン

午前4時。 この時間に目が覚めてぼーっとしてると 坂道の多い街で一人暮らしをしてた頃を思い出す。 あの頃、色々と、つらかったなぁ。 みんな、若かったなぁ。 どうしよう…

hayuna
6年前
6

ブリグズビー・ベア

観てきました。 もう、全部、大好きな感じでした。 あらすじはざっくりとこんな感じです。 主人公のジェームスは、赤ちゃんの頃に誘拐されて25年間監禁されていた(外の…

hayuna
6年前
5

人生で一番満たされていたとき

手の中に、未来のカケラを握っていた。 曖昧な色のそれは、オーロラのように煌めいて、私の心をいつも躍らせた。時々は揺らめいて不安にさせられることもあったけれど、強…

hayuna
6年前
14

自分の心を上手に扱うために。

在宅ワーク3週間目が終わろうとしています。 まだまだリズムは掴めないけれど、今までより少しだけ自分の扱い方が分かってきた気がしています。 クライアントから電話や…

hayuna
6年前
6
淡い恋の余白

淡い恋の余白

18歳の頃に好きだった人に、久々に連絡を取った。
当時、半年間片想いをして、やっと付き合えたものの、3ヶ月くらいで振られてしまったという少し苦い思い出の彼は、今、音楽業界でちょっとした有名人になっているそうだ。

作詞作曲編曲、そして全ての楽器の演奏をしている彼の動画を見て、これが努力し続けた人、音楽を諦めなかった人なのだなと、納得せざるを得なかった。
だって、一緒にいた頃は、ギターボーカルしかし

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おかえり自尊心

おかえり自尊心

もう少し、自分の感性に自信を持っていいのかもしれないな。
「自分は、こう感じている」というそのこと自体に。

きっと当たり前のことなんだけど、すっかり忘れてしまっていた。

「え?私って少数派なのかな?」
「また間違ってる?」
「なんか変なこと言ってる?」
そんなことばかり感じていた、去年1年間。

ちょうど時期的に、大切な人や場所を失ったことと結びつけて
「そっか、だから失敗したんだ」
「こんな

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story

story

「またね」といつもの調子で別れて、
何年かして、ふと気づく。
あれがきっと、私たちの最後だった。
もうきっと、この人生で、あの人に会う機会はないだろう。

もし最後だと分かっていたら
もっと熱い抱擁と、今までの感謝と、今後の成功を祈って別れたのに。
別れ際はいつも、またすぐ会えると思ってしまう。
いつもと変わらず「またね」って。

それぞれの人生の道は曲がりくねっていて
交わるのなんて、きっとほん

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sweetie

sweetie

そっちに行ったら傷つく。きっと。わかってる。
甘いのは一瞬だけで、そのあとは口の中いっぱいに苦い。
しかも、なかなか取れてくれない苦味。

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マインドマップ

マインドマップ

今日はマインドマップというものを作っていました。

Xmindっていうアプリを私はつい先日初めて知ったんですが、すごく便利ですね。
マインドマップっていうのは、頭の中にあること(計画とか企画とか?)を書き出して関連付けしたり整頓していくことらしいんですが、いつも私はノートに手書きで書いてて、なんだか結局うまくまとまらないまま、まとめた気になって終わって(しかもそれを見返したりはしない)たんですが、

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届かない空

届かない空

なんだか落ち着かないけどソワソワする程でもない、微妙な心のざわつきと一日を過ごした。

信じる覚悟をしようと思った人のことは、まだ信じられてないし
傷つく前に逃げようとすら思う。
ちょっと期待していたのと違う反応が返ってきただけで
「ほらね、やっぱり」「どうせ私なんてさ」と突っぱねる。
絶対にこんな姿は相手には見せないのだけれど。
※20代前半くらいの時は全力で相手にぶつけていた結果、
私には数々

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名もなき感情

名もなき感情

つい先日、10年くらい一緒に音楽やってるドラムの子から、初めて、歌詞についてダメ出しを受けた。
ダメ出しというのは大げさな言い方だけど、「ハユナって歌詞書くの嫌い?」と聞かれたのだ。どういうことか聞くと、「伝えたいことがある歌を歌ってほしい」ということだった。

歌詞を書けること、曲を作れることは、私の唯一の特技であり価値だと思っていたから、なんだかひどくショックだった。
でも最近、確かに、歌いた

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怖がりな一歩を踏み出して。

怖がりな一歩を踏み出して。

「人を信じること」は、その人がどうこうじゃなくて、「信じる努力をし続ける覚悟をする」って自分に誓うことだ。

私はあまり人を信じられない。
きっと信じるのが怖いんだろうな、傷つくの嫌だもんな、臆病者だしな。そう思っていたけれど、本当はそれだけじゃなくて、信じる努力をするのがしんどいんだなということに気が付いた。

「信じていいの?信じるからね?」と言った私は、多分全然信じていなかった。だって、その

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新人のメモ帳がもれなくカオスになる理由。

新人のメモ帳がもれなくカオスになる理由。

先日、知人から声をかけていただき、週1のPC事務を手伝いに来てくれないかということで、軽い気持ちでOKしてみました。
初出勤日までに、週3でトレーニング(?)に来て欲しいって言われた時はめんどくさくて吐くかと思った…んですが、気合いを入れて行って来た謎の「トレーニング」1日目で、新人に業務を教える時の話し方=「何にもわからない人に何かを伝える時の話し方」を発見したので、書いてみたいと思います。割と

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フリーになって1ヶ月と少し。初めて「今日は休み」と決めて休んでみました。

たまにほぼ仕事できなかった日はあったけど、それは結果的に休みになってしまっただけで、休んだ気はしなかったので。

初めての「休み」。
罪悪感はちょっとあるけど、充電できた気がします。
明日から頑張ろう。

とまどい

とまどい

君が簡単にドアを開けて入ってくるから
戸惑った私は、後ろを向いて逃げ出した。

こっちに来ないで。
私を脅かさないで。

君は弱いからキライ。
私の弱さが共鳴してしまうから。

倍音の端と端。
一番低い音と高い音で繋がりあった脆い心。

繋がるのは心の深いところじゃなくて、簡単に掬えそうな上澄み。
そこに浮かんでる、甘ったるい弱さ。
「楽になれるよ、潜ってみたら?」
いやだ、きっと溺れてしまう。

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めんどくさい自分が。

生きにくいな。

この性格は昔からだけど。

だんだん生きにくくなってきてるな。

そう思うことが本当に多い。

不安だ。
このままの自分が、一人でこの先ちゃんと生きていけるのか。

誰にも言えない気持ち。

かっこ悪いから。
迷惑かけちゃうから。
いい大人だから。
気持ちを吐き出せば楽になるぶん、
吐き出された方のしんどさも知ってるから。
言えない。

じゃあどうしよう?

もう一人でこのまま済

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シャロン

午前4時。
この時間に目が覚めてぼーっとしてると
坂道の多い街で一人暮らしをしてた頃を思い出す。
あの頃、色々と、つらかったなぁ。
みんな、若かったなぁ。
どうしようもなく幼くて、必死で、孤独で、くだらなくて、夢があって、
生きるのが辛くて、もがいてた。
今夜はなんだか、あの明け方の空気に似てる。

もう10年以上も前なのに
私は成長してないのかな。

音楽仲間や友達もすぐ近くに住んでた。
家にも

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ブリグズビー・ベア

観てきました。
もう、全部、大好きな感じでした。

あらすじはざっくりとこんな感じです。

主人公のジェームスは、赤ちゃんの頃に誘拐されて25年間監禁されていた(外の世界は毒に汚染されているという風に教えられて、人里離れたシェルターで家族3人だけで生活していた)のですが、唯一娯楽として与えられていたのが教育番組「ブリグズビー・ベア」でした。
「ブリグズビー・ベア」のストーリーに夢中な日々を過してい
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人生で一番満たされていたとき

人生で一番満たされていたとき

手の中に、未来のカケラを握っていた。
曖昧な色のそれは、オーロラのように煌めいて、私の心をいつも躍らせた。時々は揺らめいて不安にさせられることもあったけれど、強い力で希望へ導いてくれるものだった。
あの頃、私は自分を信じていた。
自分の可能性を、信じていた。

私はその時代を、人生の一番満たされていた時だったと思っている。

それから数年が経って、環境は大きく変わった。
旬を過ぎてからは、ひたすら

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自分の心を上手に扱うために。

自分の心を上手に扱うために。

在宅ワーク3週間目が終わろうとしています。
まだまだリズムは掴めないけれど、今までより少しだけ自分の扱い方が分かってきた気がしています。

クライアントから電話やらラインやらはしょっちゅう来るけど、今まで当たり前に毎日を過ごしていた「狭い職場の人間関係」にいちいち心が動くことがなくなったので、落ち込むのも、ゴキゲンに過ごすのも、基本的には自分次第。
長年かけてモンスター化してしまった自分の心を、上

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