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自分ドキュメンタリー

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日々、自分を使った実験をしては、気づきなどをこつこつ記録しています。
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2019年6月の記事一覧

あたらしい月がはじまります

あたらしい月がはじまります

 なんとなく、気持ち的に一区切りついた感のある、6月でした。

 悔いが残ったといえば、せっかく甕を譲ってもらったのに、漬けようと思って追熟させていた梅をうっかりカビさせてしまったことかな……もう出てないよな、梅……。

 そういえば、去年の梅の季節に、文章を書き始めました。
 いえ、書くこと自体はもちろん昔から好きだったのですが、「書きたい」と思わせてくれるような文章に出会って、「読んでもらう」

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今日もひとこと

今日もひとこと

 歌うことが
 言葉を音にのせることが
 それが伝わることが
 その空間の渦にいられることが

 ひさしぶりに、シンプルにすてきだと思えたので。

 やっぱり、歌は歌のことを思い悩んでいるよりも、歌う場所にいてうたっていることが大事で、思い悩むよりも味わって楽しむことがほんとうで、なんか、そんなことに立ち帰れた、この2回のライブだったので。

 忘れないように書き残しておきたい。
 ひとまず、いま

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きのうとあしたがライブで

きのうとあしたがライブで

 なか日、ちょっとへばっております。
 昨日今日と短いな〜。書きたいことはたくさんあるのですが、なかなか体がついていかず。

 アクティブではないなりに、充実しています。
 まいにち、見える景色が変化している気がする。

 6月も終わりますね。
 明日は、長くお世話になったライブバーとお別れ。がんばって行ってきます。
 さみしくなるよ。
#日記 #エッセイ #毎日更新 #毎日note

日常を「スキ」で満たして笑って暮らしたいし、そばにいる人にもそう感じて欲しい。

日常を「スキ」で満たして笑って暮らしたいし、そばにいる人にもそう感じて欲しい。



 昨日で、通算100記事目だったそうですよ!

 たぶん、連続更新は55日くらいだったと思います。
 ということは、うち半分くらいは連続して書いてる。
 下書きは相変わらず40近く。減ったり増えたり。そろそろ、下の方のやつはいい感じに熟成されてきてるな……笑

 いろんなことがあったなあ。

 半分失業もしたし、音楽的な環境もいろいろと変化したし、そんな中なにより、自分自身とちゃんと向き合い始

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ほんとうにすごいのは、人への熱量と愛を表現できる人

ほんとうにすごいのは、人への熱量と愛を表現できる人

 いつもいつも、かっこつけていろいろ書いてますが、なんだかんだ言っても人に見てもらえると舞い上がるし、褒められると嫌なことのひとつやふたつ帳消しになるし、あまりに嬉しい言葉で賞賛されるとニヤニヤが止まらないくらいには、単純です。

 いや、単純なんだけど、ほんとそういうもので、そういうことを素直に喜んでだれかに還元できる自分でいたい。むしろ積極的に単純回帰したい。
 今日はそう思わせてくれるような

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消費する快感

消費する快感

 依存症体質である。いやほんとそう思う。
 薬物やある種の偏執的な犯罪に手を出す人のニュースが他人事ではない。
 依存症=意志が弱いというわけではない、というのが最近の通説のようだけど、それにしたって自分は意志が弱い。

 一度始めてしまったことは意味がないと知りつつもコンプリートしないと気が済まないところがあって、そういえばnote毎日更新も、いざやめようとしてもやめられない、みたいなところがあ

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ちょっとバタバタしてます。(短い)

ちょっとバタバタしてます。(短い)

 なんとなくインプット期がきている感じ。

 まいにち書いていると、やはり、波を感じられるのがいい。
 連続更新、なんとか50日を超えました。
 いつも読みに来てくださる方、ありがとう。私も読ませてもらっています。
#日記 #エッセイ #毎日更新 #毎日note #noteでよかったこと

回遊魚

回遊魚

 むかし、カツオだかマグロだか、そんな魚に喩えられたことがあったことを、そういえば急に思い出した。
 泳ぎ続けていなければ死んでしまう魚の話だ。

 それはもうずいぶん昔のことのような気がする。私は立ち止まったら死ぬ、ほんとうにそう思っていた。それは、頼る人も帰る場所もなくて、どんなにブラックでも当時の仕事にしがみついていないと生き延びていけないという経済的な逃げ場のなさのことでもあったし、また同

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自分を助けるためにはじめたことが、誰かを助けることもある 〜オンライン作業会の話

自分を助けるためにはじめたことが、誰かを助けることもある 〜オンライン作業会の話

 在宅になって一週間としないうちに、危機感をおぼえた6月半ば。

 出社しなくなって良くなったことはタイミング的にはとても助かった。ある種のあたらしい薬を服用し始めなければならなくて、一日ほとんど眠っているかのような日が続いていた。とにかく、身支度して、外に出ることがハードだった。

 そのことは同時に、外に出なくなるということへの危惧も示していた。案の定、人と話さない、一歩も外に出ないような日が

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樹海に魅入られる

樹海に魅入られる

(青木ケ原樹海に行ってきた記事の続きです)

 ものすごく……筋肉痛です。

 少々ランニングしたり長く歩いたりしたくらいで翌日ぷるぷるして、「生まれたての仔鹿」だなんて言っていたけどありゃ嘘だ。
 朝、目が覚めて、オンライン作業会に使う一番遠い部屋まで向かう自分のへっぴり腰に笑いがとまらない。膝の笑いもとまらない。
 これまで経験したことのない部位が痛い。こりゃ愉快だ。

 これが比喩でなくほん

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森林浴というにはあまりにも

森林浴というにはあまりにも

 波打つ大地を体験してきた。

 人の入らない、光の遠い、でも光がないわけじゃない場所。
 空気が澄んでいて、おおきな木に出会って、壁をのぼり谷をこえて、あやしいきのこをみつけたり、苔むした岩を伝って歩いたり。

 体の使い方をおぼえながら研ぎ澄ます。
 天然のアスレチック、天然のボルダリング。

 やがて静けさの中に風の音がざわざわと動いていく音を、気配を感じる。鳥の声が幾種類も混ざって連鎖する

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弟と話していたのは

 実は、娘ちゃんのことでも互いの近況報告でもなく、もっと厄介な事案についてだった。

 欲が絡むと、人ってこんなに変わるのね。いや変わるわけじゃない。最初からそういう人なんだろうけど、繕うことをやめるよね、って驚いている。
 姉弟で、やっかいな家庭のいざこざに巻き込まれている。

「なんでこう、マトモに話もできない人ばかりなのかね、あの家は」
「ほんまになあ」
 なんだか、呆れて笑いあってしまう。

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弟

 弟は血をわけた人間の中でもっとも信頼のおけるやつだ。

 信頼、というと違うのかもしれない。もっと言語化しがたい、自分と近しい存在としての信。性格も性質もちがうのに、なぜだか一番似ている気がする。魂の質感みたいなものが似ている。理屈抜きにそんな感じがする。

 兄弟姉妹とよばれる関係性が、必ずしもそのような通じ方をしているわけではないだろうし、どちらかというと、(まわりを見るに)めずらしいくらい

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悪魔の証明

悪魔の証明

 (心にとって)しずかなよるが、戻ってきた気がする。今日は書ける。
 そういう状態は予感めいてわかるものだ。

 おかえり

 なのか、

 ただいま

 なのか。

 こういう夜は眠るのがもったいなくて。
 そうきっと私は明日をもとめていなくて、明日を待つ夜だけがやさしい世界だと感じている。
 明るみに出なければ、なにもかもは希望のうちに終わる。幸せに暮らしました、めでたし、めでたし。
 明日な

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