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【俳句観11】俳句をはじめた理由と思わぬ効果をまとめてみた

俳句をするようになった遠因と個人的な理由がある。

【遠因】📺テレビの刷り込み

遠因としては、毎週親が見ている「プレバト!!」の影響が挙げられる。

プロや上級者がお高くとまらず、裾野を広げる活動をしないと山が痩せ細っていく

自分は俳句に対して何ら関心を持っていなかったのだけれども、番組の積年の刷り込みによって、知らず知らずのうちにスライドの山の裾野の住人(興味・価値を感じた人)になっていたらしい。今思えば、何ら俳句の知識を持っていないバカでも分かるレベルでその面白さや魅力を伝えていたのが大きかったように思う。

【個人的な理由】場・金・体の問題がクリア

中学短歌の大会大賞受賞があると以前に書いたけれど、他の個人的理由も挙げたい。

趣味や創作を始める3大障壁として「場所」と「お金」、「体力」の問題があるが、俳句はすべてクリアしていた。素人が素人レベルで楽しむだけならどこでもできるし、何も道具を必要としないし、思いつけば10秒で出来上がる手っ取り早さが後押しをした。

唯一の難点は、凝りだすと時間がすぐに消し飛ぶことだろうか。傾向としては、できる時は数分の内にパッと頭に浮かんだり、お風呂につかってリラックスしているときに突然降ってきたりする。反対に長考に入ったら良い句ができることはまずない。ともあれ、10分以上唸ったらトイレでも何でも良いから席を立った方が良い気がする。

【思わぬ効果】語彙力・作文力の向上

俳句をはじめたおかげで言葉に対する嗅覚がとても上がった。何か見つけると「これ何て言うんだろうな?」と思うことが増えた。例えば、川の揺らめきによって太陽光がキラキラと乱反射する現象や、夜間のロウソクの灯火にあたる音数の少ない単語はあるのか?などだ。ちなみに、後者は昨日「夜燭やしょく」であることを発見したので、さっそく一句作ってみた。

境内の夜燭ほどよき山眠る

あとは、短い文字数でより多くの内容を盛り込む意識のおかげで、結果的に作文力の向上をもたらしてくれた。スカスカの長ったらしいエッセイしか書けなかったのが、少しずつ要点を絞って簡潔に書けるようになってきたと思う。同じ文章内に「という」を多用する悪癖を治すことができたのも俳句のおかげだ。

まとめ

【 遠 因 】📺テレビによる刷り込み
【個人的理由】場所・お金・体力に対しての問題がクリア
【思わぬ効果】語彙力・作文力が向上

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これから俳句を始めようと言う方、初心者におすすめです。日常会話とは違った言葉の使い方や、何をどう意識すればいいのかを簡単にまとめています。

素人レベルが俳句に対する見方をまとめたエッセイです。個人の勝手な見方ですので、必ずしも正しいとは限りません。

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